新御三家時代からコロッケまで。野口五郎の魅力と生き残りの秘訣を振り返る!
2016年10月6日 更新

新御三家時代からコロッケまで。野口五郎の魅力と生き残りの秘訣を振り返る!

70年代、郷ひろみや西城秀樹とともに新御三家とし て一世を風靡した野口五郎。時代に応じて様々な才能を発揮しながら芸能界で活躍しつづける野口五郎の魅力と、生き残りの秘訣を振り返ります!

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新御三家

新御三家

新御三家(しんごさんけ)とは、1970年代にトップアイドル歌手として人気を得て活躍した、郷ひろみ・西城秀樹・野口五郎[1]の3人(ビッグスリー)を指す総称。それ以前に橋幸夫・舟木一夫・西郷輝彦が『御三家』と呼ばれていた事に倣った名称であり、略して『御三家』と呼ばれることもある。
女の子のような可愛らしさが魅力の郷ひろみ、ワイルドな男らしさのと秘めたセクシーさが売りの西城秀樹に対して、野口はその端正で気品のある顔立ちと雰囲気から放つ大人の優しさで、全国の若い女性の人気を三分しました。
ファンの熱狂ぶりも凄まじく、会場で送る声援にも様々な創意工夫を凝らすようになります。その後、アイドルの応援につきものの『親衛隊』のはしりは新御三家であったと言われています。

数々の音楽賞を受賞

1970年代、新御三家の三人は、競うようにレコード大賞など、数々の音楽賞を受賞します。野口五郎は、1975年、実兄の佐藤寛作曲による「私鉄沿線」が大ヒット、レコード大賞・歌唱賞、歌謡大賞・放送音楽賞、有線大賞・大賞を受賞を皮切りに、1976年のレコード大賞・歌唱賞、歌謡大賞・放送音楽賞、有線大賞・有線功労賞、1977年、歌謡大賞・放送音楽賞など、70年代の日本の歌謡シーンをリードしました。
1977「甘い生活」

1977「甘い生活」

初のオリコン週間チャートの第1位を獲得したこの曲は、野口五郎の最大のヒットソングでもあります。累計売上は95万枚、この曲の大ヒットにより、新御三家の一人として、その地位が決定づけられました。
1975年「私鉄沿線」

1975年「私鉄沿線」

レコード大賞・歌唱賞、歌謡大賞・放送音楽賞、有線大賞・大賞を受賞。
1976年「きらめき」

1976年「きらめき」

日本テレビ音楽祭・グランプリ、第5回東京音楽祭・ゴールデンスター賞を受賞。
1977年「むさし野詩人」

1977年「むさし野詩人」

有線大賞・有線功労賞受賞。

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ギタリストとして

アイドル歌手として突っ走った70年代から、80年代以降はギタリストとしての活動に軸足を移していきます。野口はデビューする以前の中学生のときからキャバレーなどの「ハコバン」として演奏したり、「エレキギターコンテスト」などにも多数出演しており、実は歌手としてよりも、ギタリストとしてのほうが長く活動しています。
野口五郎、抜群のギターテクニック披露「百恵さんにも連絡」 (2) - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ) (1759798)

GORO NOGUCHI "Victory Is Won~Smooth"

野口五郎 真夏の夜の夢 (1979)

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「カックラキン大放送!!」でも活躍

歌手、ギタリストと音楽面以外でもマルチな才能を発揮した野口五郎ですが、特に強いイメージを残したのが、1975年から1983年にかけて放送された「カックラキン大放送!!」です。
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