最後の台詞は、『おもちゃ屋ケンちゃん』までは(ケンちゃんと妹)「バイバーイ、また見てねぇ!」
『肝っ玉かあさん』(1968年から1972年まで・TBS系)
『肝っ玉かあさん』
『肝っ玉かあさん』(きもったまかあさん)は、1968年から1972年までTBS系で全3シリーズにわたって放送されたテレビドラマ。通算放送回数は全117回。石井ふく子プロデューサーが主役に抜擢した京塚昌子が、太った体を生かし、少しおっちょこちょいだがしっかり者の母親を演じて大好評だった。30%前後の視聴率を誇った。また、後の『ありがとう』や『渡る世間は鬼ばかり』に通じる人気路線の先駆けとなった。
大正五三子(京塚昌子)は、女手一つで蕎麦屋「大正庵」を切り盛りしている。長男・一(山口崇)はすでに銀行員・清田保文(千秋実)の娘・綾(長山藍子)と結婚し、長女・三三子(沢田雅美)は看護学校に通っている(後に梅本病院へ就職)。清田家や大正庵の従業員たちも巻き込み、様々な騒動が起きるが、明るく前向きに解決していく姿を描いた。
(出典:wikipedia/肝っ玉かあさん)
大正五三子(京塚昌子)は、女手一つで蕎麦屋「大正庵」を切り盛りしている。長男・一(山口崇)はすでに銀行員・清田保文(千秋実)の娘・綾(長山藍子)と結婚し、長女・三三子(沢田雅美)は看護学校に通っている(後に梅本病院へ就職)。清田家や大正庵の従業員たちも巻き込み、様々な騒動が起きるが、明るく前向きに解決していく姿を描いた。
(出典:wikipedia/肝っ玉かあさん)
大正家
大正五三子(京塚昌子)…五三子は「いさこ」と読む。女手ひとつで一と三三子の二人を育てながら、東京・原宿にある蕎麦店「大正庵」を切り盛りしていることから「肝っ玉かあさん」の異名をとる。人柄も良く、大正庵の従業員からも、「女将さん」と慕われている。生きがいは仕事と孫。夫とは戦後まもなく死別している。
大正一(山口崇)…五三子の長男。会社員だったが、第3シリーズに同居するようになり、後に「大正庵」を継ごうとする。子煩悩である。
大正綾(長山藍子)…一の妻。旧姓清田。女性雑誌の編集者だったが後に編集長に昇進。娘・九子のことでは五三子ともめることが多いが、お互いに信頼しており五三子のことを頼りにしている。一を慕っている節がある葉麻のことは快く思っていない。
大正三三子(沢田雅美)…五三子の長女。(一の妹)三三子は「みみこ」と読む。難関を突破し大学試験に合格するが、看護師へ憧れ、専門学校へ。のちに「梅本病院」に就職する。
大正九子(細川美恵)…九子は「ひさこ」と読む。一・綾夫婦のひとり娘。第3シリーズから市丸幼稚園に通う。
大正一(山口崇)…五三子の長男。会社員だったが、第3シリーズに同居するようになり、後に「大正庵」を継ごうとする。子煩悩である。
大正綾(長山藍子)…一の妻。旧姓清田。女性雑誌の編集者だったが後に編集長に昇進。娘・九子のことでは五三子ともめることが多いが、お互いに信頼しており五三子のことを頼りにしている。一を慕っている節がある葉麻のことは快く思っていない。
大正三三子(沢田雅美)…五三子の長女。(一の妹)三三子は「みみこ」と読む。難関を突破し大学試験に合格するが、看護師へ憧れ、専門学校へ。のちに「梅本病院」に就職する。
大正九子(細川美恵)…九子は「ひさこ」と読む。一・綾夫婦のひとり娘。第3シリーズから市丸幼稚園に通う。
カルピスがスポンサーで、劇中ではカルピスが頻繁に登場した。梅本院長が蕎麦を食べながらカルピスを飲むという場面だけでなく九子がカルピスの包装紙を幼稚園に持っていったり、どの家にもカルピスのカレンダーがかかっていた。
『肝っ玉かあさん』では、 親と子の会話の名シーンが数多くありました。
三三子「やっぱり断絶かね。」
母さん「断絶?」
三三子「流行っているじゃない。親子の断絶って。」
母さん「三三子!お母さん、そういうの嫌いなんです。親子の断絶なんてね。誰が言い出したか知りませんけどね。昔だってね。親の気持ちのわからないバカな子供がいたんですよ。
親子で心の通い合わないのもいたし。通い合うのもいた。親孝行もいれば、親不幸もいたの。それが世の中なんですよ。
若い人と年取った人の気持ちが違うのは今も昔も同じことなの。
ただね、昔はね、偉い人が出てきて、さもわかった様に『親子の断絶』なんてそんな変な理屈は言いませんでした。
若い人とね、歳取った人の考え方や気持ちが違うっていうのは当たり前なのよ。
だけどね。そのために言葉があんのよ。話合いがあるのよ。
思いやりの心があるんですよ。
間違った考え方を若い人の主張だなんて押し付けたり、間違っているって大人の考え方を断絶だなんて片付けたりそういうの、おかしいですよ。
お母さん、そう思います。あんた違いますか?」
三三子「母さんね~。」
母さん「なんですか。母さんの言うことになんか文句があるんですか。」
三三子「母さん、いやになっちゃうな、すぐ、戦闘的になっちゃうんだから。私だってわかってますよ。そのくらい。いいじゃないですか。それぐらい。言葉の弾みで『断絶』なんていっちゃったんだから」
母さん「いやなんです。母さん。」
三三子「ひつこいね母さん。」
母さん「三三子。。。」
母さん「断絶?」
三三子「流行っているじゃない。親子の断絶って。」
母さん「三三子!お母さん、そういうの嫌いなんです。親子の断絶なんてね。誰が言い出したか知りませんけどね。昔だってね。親の気持ちのわからないバカな子供がいたんですよ。
親子で心の通い合わないのもいたし。通い合うのもいた。親孝行もいれば、親不幸もいたの。それが世の中なんですよ。
若い人と年取った人の気持ちが違うのは今も昔も同じことなの。
ただね、昔はね、偉い人が出てきて、さもわかった様に『親子の断絶』なんてそんな変な理屈は言いませんでした。
若い人とね、歳取った人の考え方や気持ちが違うっていうのは当たり前なのよ。
だけどね。そのために言葉があんのよ。話合いがあるのよ。
思いやりの心があるんですよ。
間違った考え方を若い人の主張だなんて押し付けたり、間違っているって大人の考え方を断絶だなんて片付けたりそういうの、おかしいですよ。
お母さん、そう思います。あんた違いますか?」
三三子「母さんね~。」
母さん「なんですか。母さんの言うことになんか文句があるんですか。」
三三子「母さん、いやになっちゃうな、すぐ、戦闘的になっちゃうんだから。私だってわかってますよ。そのくらい。いいじゃないですか。それぐらい。言葉の弾みで『断絶』なんていっちゃったんだから」
母さん「いやなんです。母さん。」
三三子「ひつこいね母さん。」
母さん「三三子。。。」
『肝っ玉かあさん』の「最終回」(1972年1月20日)のシーン
母さん「なんですよ。」
三三子「大丈夫だから、何もしないから、後ろ向いて。」
三三子は、母さんと背中合わせになって、しみじみとささやきました。
「鏡を見ても、ちっとも似ていない。顔、形も 目も 鼻も 口も。。。それなのに。。。後ろ姿は母にそっくりだと言う。半分寂しく、半分うれしい。私の後ろ姿に、母がいる。。。母さんがいる。。。」
母さん「三三子?」
三三子「私だけじゃないわよ。みんな、そう思っているのよ。鏡見ながら。。。鏡を見ても、ちっとも似ていない。でも、私の後ろ姿に、母がいる。。。母さんがいる。。そうよね?母さん。。。」
涙を浮かべながら黙って微笑みかける母さん。「三三子。。。」
三三子も、涙を浮かべながら母さんに微笑みかけました。三三子は、部屋を出て行きます。
ひとり残った母さんは、玄関を出て、涙を拭きながら「大正庵」の暖簾を片付けます。
その顔は、さわやかな幸せいっぱいの笑顔でした。。。
画面に「おわり」の文字が出て、ドラマ『肝玉かあさん』の最終回は終了しました。
三三子「大丈夫だから、何もしないから、後ろ向いて。」
三三子は、母さんと背中合わせになって、しみじみとささやきました。
「鏡を見ても、ちっとも似ていない。顔、形も 目も 鼻も 口も。。。それなのに。。。後ろ姿は母にそっくりだと言う。半分寂しく、半分うれしい。私の後ろ姿に、母がいる。。。母さんがいる。。。」
母さん「三三子?」
三三子「私だけじゃないわよ。みんな、そう思っているのよ。鏡見ながら。。。鏡を見ても、ちっとも似ていない。でも、私の後ろ姿に、母がいる。。。母さんがいる。。そうよね?母さん。。。」
涙を浮かべながら黙って微笑みかける母さん。「三三子。。。」
三三子も、涙を浮かべながら母さんに微笑みかけました。三三子は、部屋を出て行きます。
ひとり残った母さんは、玄関を出て、涙を拭きながら「大正庵」の暖簾を片付けます。
その顔は、さわやかな幸せいっぱいの笑顔でした。。。
画面に「おわり」の文字が出て、ドラマ『肝玉かあさん』の最終回は終了しました。
『ムー一族』(1978年・TBS系列のホームコメディー)、『ムー』(1977年・TBS系列)ぶっ飛び演出の連発!
『ムー一族』(1978年・TBS系列のホームコメディー)
『ムー一族』(ムーいちぞく)は、日本のテレビドラマ。TBS系列『水曜劇場』で1978年(昭和53年)5月17日から1979年(昭和54年)2月7日の間に放送された、コメディ仕立てのホームドラマである。
前年の同枠(1977年5月18日 - 1977年11月9日)で放送された『ムー』の続編で、出演者、設定に若干の変更がある。『ムー』から引き続き、東京都中央区新富町にある、創業90年の足袋屋「うさぎ屋」が舞台。
テレビドラマでありながら唐突に情報番組風のコーナー(ムー情報)が始まったり、挿入歌『林檎殺人事件』を歌いだすなど、意外な展開が番組中の各所に現れる。
また、4・8・11・17・21・24・25・35・36・37の各話は生放送でドラマを進行、第8話はTBSラジオの番組『生島ヒロシの夜はともだちII』と連動しての生放送、第12話は北陸放送の制作協力により石川県金沢市の元ホールで公開生中継を行い、第17話の生放送には当時人気絶頂で、来日中だったベイ・シティ・ローラーズのレスリー・マッコーエンが出演。第26・27話はエジプトでロケを行うなど、前作『ムー』以上にバラエティ色が強い作品となった。
(出典:wikipedia/ムー一族)
前年の同枠(1977年5月18日 - 1977年11月9日)で放送された『ムー』の続編で、出演者、設定に若干の変更がある。『ムー』から引き続き、東京都中央区新富町にある、創業90年の足袋屋「うさぎ屋」が舞台。
テレビドラマでありながら唐突に情報番組風のコーナー(ムー情報)が始まったり、挿入歌『林檎殺人事件』を歌いだすなど、意外な展開が番組中の各所に現れる。
また、4・8・11・17・21・24・25・35・36・37の各話は生放送でドラマを進行、第8話はTBSラジオの番組『生島ヒロシの夜はともだちII』と連動しての生放送、第12話は北陸放送の制作協力により石川県金沢市の元ホールで公開生中継を行い、第17話の生放送には当時人気絶頂で、来日中だったベイ・シティ・ローラーズのレスリー・マッコーエンが出演。第26・27話はエジプトでロケを行うなど、前作『ムー』以上にバラエティ色が強い作品となった。
(出典:wikipedia/ムー一族)
うさぎ屋の主人、宇崎安男(伊東四朗)と、妻の小春(渡辺美佐子)
宇崎安男:伊東四朗 - 足袋屋「うさぎや」四代目主人。気が弱くて小春頼み。
宇崎小春:渡辺美佐子 - 安男の妻。うさぎやのきりもりから家のことまで全てみんなに頼られている。出演者クレジットでは筆頭。
宇崎小春:渡辺美佐子 - 安男の妻。うさぎやのきりもりから家のことまで全てみんなに頼られている。出演者クレジットでは筆頭。
住み込みの家政婦、香川カヨコ(岸本加世子)と、うさぎ屋の次男で予備校生の宇崎拓郎(郷ひろみ)
宇崎拓郎:郷ひろみ - 次男。一橋大学を目指して代々木ゼミナールに通う浪人生(自宅浪人=宅浪)。本質は優しいが短気で喧嘩っ早い。金田さんと仲がよく、「金やん」「拓ボン」と呼び合いながら「かしまし娘」的な掛け合い漫才のようなネタもする。「郷ひろみに似ている」と言われることもあり、まんざらでもない。本作の実質的主人公。
香川カヨコ:岸本加世子 - うさぎやの住み込み家政婦。天涯孤独の身の上。小春を母と慕う。やたらと金田から本気で叩かれるが、負けん気も強く、半ベソをかきながらも同等に張り合う(ひとしきり叩きあうと、二人で半ベソをかいている)。普段子ども扱いされるが「女は…カラダです」と身体をくねらせ、安男、徳さん、五郎を悩殺した。拓郎に気がある素振りも。
香川カヨコ:岸本加世子 - うさぎやの住み込み家政婦。天涯孤独の身の上。小春を母と慕う。やたらと金田から本気で叩かれるが、負けん気も強く、半ベソをかきながらも同等に張り合う(ひとしきり叩きあうと、二人で半ベソをかいている)。普段子ども扱いされるが「女は…カラダです」と身体をくねらせ、安男、徳さん、五郎を悩殺した。拓郎に気がある素振りも。
うさぎ屋の地主である一条家の若奥さん、一条ゆかり(司美穂)と、その不倫相手で、うさぎ屋を家出している、長男、宇崎健太郎(清水健太郎)
宇崎健太郎:清水健太郎 - 長男。宇崎家が土地を借りている大家(一条)の妻・ゆかりと不倫して勘当される。
一条ゆかり:司美穂 - 健太郎の不倫相手である一条家の若奥さん。「しのび逢いのテーマ」をバックに、毎回健太郎とお決まりの「ペアのキャメルのレインコート」に身を包み、雨や霧の中で「しのび逢って」いる。
一条ゆかり:司美穂 - 健太郎の不倫相手である一条家の若奥さん。「しのび逢いのテーマ」をバックに、毎回健太郎とお決まりの「ペアのキャメルのレインコート」に身を包み、雨や霧の中で「しのび逢って」いる。
ケンイチ:宮脇康之
マコ:永春智子
お父さん:前田昌明
お母さん:岸久美子
マキ(お母さんの妹):岸ユキ
ヒロミ(従業員):あかはゆき
ニンジン(従業員):藤江喜幸