はじめに
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宇宙世紀0079年12月、一年戦争終結間際に行われた宇宙要塞ア・バオア・クーでの戦闘中、ジオン公国ギレン・ザビ総帥の死亡を契機に多数のジオン公国艦艇がその戦闘宙域および同要塞から離脱。終戦時、ジオン本国とグラナダのキシリアの艦隊など相当数の戦力が残されていたが、その約50%が共和国政府の命令を無視し、いずこへと逃亡した。その大半が小惑星アクシズに向かったとされる。この逃亡艦隊に同乗した人数は1万人の軍人とその家族などを含めた計3万人に及んだ。その中にはシャア・アズナブル大佐、ドズル・ザビ中将の忘れ形見ミネバ・ラオ・ザビらがいた
一方で地球連合軍ではジオン軍残党掃討を名目にし、0083のデラーズ・フリートの事件よりティターンズが編成され実質上連邦軍においての中心的勢力となり、その発言力は連邦軍正規軍をしのぐこととなりました。そこでそれに反抗する勢力エゥーゴが地球連邦軍の准将、ブレックス・フォーラらによって地球連邦軍を母体に結成されました(シャア・アズナブルが担ぎあげた)。また、それまで個々に活動していた反連邦政府組織が30バンチ事件を皮切りにティターンズに対抗するために反連邦ネットワーク、カラバとして組織化されました。エゥーゴが地球で活動する際の協力や、ティターンズ基地攻撃など重要な役割を果たし、ティターンズの存在が無くなった後もエゥーゴと協力し再び地球圏に舞い戻ってきたアクシズ(ネオ・シオン)に反撃するなどの活動をみせています。とにかくグリプス戦役というのは色々な勢力が絡み合って複雑な状況下での戦役となっています。物語序盤ではよく理解出来ないほど難解なストーリーでした。
エゥーゴ
Gディフェンサー
FXA-05D (モビルスーツ支援用宇宙・大気圏内用特殊戦闘機)
建造 アナハイム・エレクトロニクス社
全長 39.5m、27.5m(全長)、27.1m(翼巾)
本体重量 24.7t
全備重量 60.3t
装甲材質 ガンダリウム合金
推力 84,800kg
武装 レーザー砲×2
大型バルカン砲×4
14連装ミサイルポッド×2
ロングライフル
全長 39.5m、27.5m(全長)、27.1m(翼巾)
本体重量 24.7t
全備重量 60.3t
装甲材質 ガンダリウム合金
推力 84,800kg
武装 レーザー砲×2
大型バルカン砲×4
14連装ミサイルポッド×2
ロングライフル
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グリプス戦役当初、ガンダムMk-IIはRX-78-2 ガンダム譲りの基本性能の高さや新技術ムーバブルフレームの採用やパイロットのカミーユ・ビダンの類まれな操縦能力等により最新機と互角以上に渡り合ったが、戦争中盤以降は次々と繰り出されるティターンズの新型モビルスーツに対して脆さが見え始めていた。そのため、エゥーゴはガンダムMk-IIの装甲強化プランを進めることになる。
プランの1つとして、追加装甲「FXA-03」を装着したフルアーマーガンダムMk-IIと呼ばれる形態が計画された。しかし機動性の低下を指摘され、追加装甲案は計画段階で不採用となった。同時期に並行して進められたプラン[1]が、単体でも戦闘機として運用可能という利点を持つGディフェンサーの計画である。開発は、一年戦争時のガンダムの強化システムであるGパーツのコンセプトを参考に行われた。
Gディフェンサーにカツ、ガンダムMk-IIにエマが搭乗。アニメでは最終場面に近い所でMK-Ⅱとドッキング後、コクピット・ブロックで離脱したカツがヤザン率いるハンブラビ隊相手にいいところを見せていましたが操縦ミスから隕石に衝突したところをハンブラビのビームキャノンで撃たれ、カツは戦死。Gディフェンサーも破壊その後は登場していません。なお、同様の位置づけの機体としてメガライダーがありましたね。
ウェイブライダー
MSZ-006
全高 19.85m
頭頂高 19.85m
本体重量 28.7t
全備重量 62.3t
装甲材質 ガンダリウムγ
出力 2,020kw
推力 腰部12,200kg×5
脛部10,600kg×2
脚横7,600kg×4
(総推力)112,600kg
センサー
有効半径 14,000m
武装 ビームサーベル×2
バルカン砲×2
シールド内ミサイル
2連装グレネードランチャー×2
ビームライフル
シールド
ハイパー・メガ・ランチャー
頭頂高 19.85m
本体重量 28.7t
全備重量 62.3t
装甲材質 ガンダリウムγ
出力 2,020kw
推力 腰部12,200kg×5
脛部10,600kg×2
脚横7,600kg×4
(総推力)112,600kg
センサー
有効半径 14,000m
武装 ビームサーベル×2
バルカン砲×2
シールド内ミサイル
2連装グレネードランチャー×2
ビームライフル
シールド
ハイパー・メガ・ランチャー
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宇宙世紀0087年、エゥーゴと協力関係にあったアナハイム社はリック・ディアスの完成と同時に次世代の高性能MS開発計画「Ζ計画」を発動させる。百式、メタスの試作後、アナハイム社はエゥーゴの象徴たる高性能機Ζガンダムの開発に着手したが難航。しかし、ティターンズが開発したガンダムMk-IIが同社に持ち込まれたことで状況は一変する。ガンダムMk-IIに採用されたムーバブルフレームの設計思想は斬新であり、可変MSに要求される機能を十分に備えたものであった。さらに民間人の少年カミーユ・ビダンによる変形機構やフライングアーマーの発案も加わり、設計は急速に進展していった。こうして完成したΖガンダムは「ウェイブライダー」と呼ばれる巡航形態への変形能力を有し、宇宙空間から重力下までの連続運用を可能とする破格の汎用性を実現した。
物語での登場は意外と遅く、中盤に差し掛かろうとするあたりで初登場でした。カミーユがMk-IIでティターンズの新型機、ガスプレイと交戦。さしものカミーユでも新型機相手にMK-Ⅱでは苦しい想いをしていて危うくコクピットを潰されそうになった時、アポリーがウェイブライダー形態で現れガスプレイを撃退、その直後カミーユの目の前でZガンダムMS形態に変形しました。以降はカミーユがメインパイロットとなり、エゥーゴの主力としてグリプス戦役を戦い抜きましたね。キリマンジャロ襲撃戦ではWR形態で百式を乗せて大気圏に突入。終盤では、カミーユの宇宙世紀史上最高と言われるニュータイプ能力に機体のバイオセンサーが共鳴、後のアクシズ・ショックを思わせる、オーラをまといビームサーベルを長大に伸展させヤザン・ゲーブルのハンブラビを斬り裂いたり、何らかの干渉でジ・Oを制御不能にする現象をもたらしウェイブライダー形態で体当たりでこれを撃破、シロッコを葬りました。しかし限界を超えたニュータイプ能力を発揮したため精神に異常をきたしてしてしまうこととなります。そこをメタスに乗ったファ・ユイリィが発見して、共にアーガマに帰還しました。その後はカミーユは廃人同然となり残りの長い人生を過ごすこととなりました。
アーガマ
アーガマ級機動巡洋艦(宇宙・大気圏内用巡洋艦)
アーガマ級強襲用宇宙巡洋艦の1番艦。反地球連邦組織エゥーゴの象徴として、グリプス戦役や第一次ネオ・ジオン抗争で活躍した。ホワイトベースを参考に建造され、モビルスーツ(MS)の搭載・運用能力を重視している。当初は「ホワイトベースII」の名称だったが、アナハイム・エレクトロニクス会長メラニー・ヒュー・カーバインにより「アーガマ」と命名された
武装は様々なものを搭載しているが、前述のようにあくまでMS母艦としての運用を前提とした設計志向だったため、巡洋艦として必要最低限の武装しか持たず、単艦での火力が不足しているのが弱点だった。ティターンズとの決戦後はエゥーゴの保有する機動兵器数が減少し、アーガマ自体、一時はΖガンダムとメタスの2機だけという状況だったために火力の強化が必要になり、ラビアンローズにおいてハイパー・メガ粒子砲(ハイメガ粒子砲)を装備する改修が行われている。その威力は廃棄されたスペースコロニーの残骸を一撃で破壊するほどで、ジュドー・アーシタに「まるでコロニーレーザーじゃないか」と言わしめたほどである
この艦は最初艦長がヘンケン・ベッケナー中佐だったが、後にブライト・ノア中佐に任される事になりましたね。クワトロ・バジーナ、カミーユ・ビダンなどエースパイロットとΖガンダム、百式、メタスなどの最新鋭機を有し、エゥーゴの中でも最強の象徴的存在でした。数々の激しい戦闘や交渉などにも参加、グリプス戦役を最後まで生き抜いて行きました。続編の「機動戦士ガンダムZZ」まで登場しています。
アイリッシュ、ラーディッシュ
アイリッシュ級戦艦(宇宙戦艦)
エゥーゴが宇宙巡洋艦アーガマをベースに、エゥーゴを支持する民間協力者たちの共同出資によって建造された。グリプス戦役当時としてはかなりの高性能艦である。アナハイム・エレクトロニクス社のグラナダ工場で建造された。
via m.blog.daum.net
コロニー建設用の資源は主に月から得ることができたが、月には生命維持に不可欠な水素、炭素、その他の軽い元素がない。そこで注目されたのが小惑星である。