ビックバン打線?いてまえ打線?80~90年代にニックネームで呼ばれたプロ野球の打線
2018年2月16日 更新

ビックバン打線?いてまえ打線?80~90年代にニックネームで呼ばれたプロ野球の打線

プロ野球の歴史の中で記憶に残る選手、記憶に残る試合があるように、記憶に残る打線もあるものです。とにかく強力なクリーンナップがいたり、下位打線に強打者が控えていたり、アベレージヒッターをズラリと並べていたり…。そんな個性豊な打線は時として愛称で呼ばれていたりもしました。ということで今回、80~90年代にニックネームで呼ばれたプロ野球の打線を振り返っていきたいと思います!

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ビッグバン打線(日ハム)‐1998年

1998年、横浜ベイスターズ38年ぶりのリーグ優勝時に付けられた打線名といえば、『マシンガン打線』です。打線全体のホームラン数こそ少なかったものの、途切れることなく次々と打者がヒットで出塁する当時の横浜打線にとり、これ以上ないほどにピタリとハマるネーミングでした。

そんなマシンガン打線と対を成すように誕生したのが、この日本ハムファイターズにおける『ビッグバン打線』です。公募によって決定したこの打線名は、アベレージヒッター揃いのベイスターズに対して、ホームラン20本以上のバッターが5人もいる長距離砲主体の打線に、これまた良く似合っていました。
打順 名前 打率 本塁打 打点 盗塁
1 田中幸雄(一) .274 24 63 2
2 金子誠(ニ) .263 4 26 11
3 片岡篤史(三) .300 17 83 2
4 J.ブルックス(右) .244 25 73 1
5 N.ウィルソン(DH) .255 33 124 1
6 西浦克拓(左) .245 20 62 18
7 井出竜也(中) .216 6 28 10
8 野口寿浩(捕) .235 10 34 6
9 奈良原浩(遊) .280 1 25 30
この豪打の打線の活躍もあり、1998年の日ハムはオールスター前まで2位西武ライオンズに10ゲーム差以上をつけての首位独走状態でした。しかし、後半戦に入ると打線が沈黙。特に4番を任され、前半戦だけで17本塁打を放った西浦は絶不調に陥り、トータルでは20本しかHRを打てなくなるという惨状に。

結局、シーズン終了間際で西武に優勝をさらわれるという散々なシーズンで終わってしまいますが、このビッグバン打線の名は、以降も2000年代中ごろくらいまで受け継がれていきます。
西浦 克拓

西浦 克拓

(こじへい)
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