プロレスリング・ノアの生き字引！「中年の星」杉浦貴選手の素顔に迫ります！！

かつて三沢光晴さんがその志を体現すべく立ち上げたプロレスリング・ノア。同団体のデビュー1号で以来ノア一筋17年間、緑のマットを牽引し続けるのが杉浦貴だ。30歳でのプロデビュー、代名詞である必殺技「オリンピック予選スラム」にみる彼のバックボーンを”硬軟織り交ぜながら”お届けしたいと思います！

－杉浦選手もミドルエッジの大半の読者もミドル世代（40～50代）。この世代は年齢分の人生の浮き沈みもあり、良い思いも悪い思いもしている世代で、子育てもあるし親の事も考えなくてはいけない、そんな僕らからすると杉浦選手は同世代。お話を伺ってて共感することがとても多いです。この世代に送るエールなどいただけたら。

僕はただただ好きなコトをやって生きてきて…本当にただ好きなコトをやっているだけなんですよ。プロレスラーも、楽しいと思えている内はやります。年齢関係なしに体が動く内は。

もちろん怪我も今までボチボチあります。目を2回やったりヘルニアやったり。でも50代になってもいけるまではやります。ただ「好きなコトをやって生きていけばいい」と他の人にもし言ったとしても「好きなコトだけじゃ生きていけないよ（汗）」と言われそうですよね。

－「好きに生きる」という言葉は、実は一番強い意志の表れだったりします。ある程度社会の流れに乗ってしまった方が実は心地よかったりする中、杉浦さんは事実そういう生き方をされてこられて。

僕の場合は家族をはじめ周りの理解があったからできたのだと思います。そこは幸運だなと思いますね、本当に。

－そしてプロレス界に入ってキャリア17年ノア一筋。この17年間、そしてこれからについてファンに対して伝えたい気持ち、プロレスへの想いをお聞かせください！

言葉ではなかなか…総ては見に来てくれるお客さんですから。会場に来てくれたお客さんが満足してくれればそれが総てだと。その「満足」を、自分の思い描くプロレスでお届けすることが出来れば、それが何よりも嬉しいことですね。

今のノアにはノアファンが求めているモノがある。ノアのプロレスを言葉で表現するというより、僕はただ「（試合を）見に来て良かった」「今日のタイトルマッチは良かった」とお客さんが満足していただけるのが総てだと思っています。だから、これからもバチバチやりあっていきます！

芯は「強さ」を体現するプロレス。
それは杉浦選手の想いであり、言葉を使わずとも何よりその肉体と戦いが示してきたものです。

一方で、若かりし頃の夜の話をされたときに垣間見せた一面もまた、杉浦選手の偽らざる魅力の一つと感じます。

プロレスリング・ノア一筋で戦い続ける杉浦貴選手、今後の活躍からも目が離せません！

杉浦貴選手Twitter