2019年11月10日 更新
1981年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!
聖子ちゃんにマッチが登場した1981年の日本の音楽界。他にもバラエティ豊かなアーティストたちが大ヒットを記録しました。売上枚数で見る1981年の邦楽年間ランキングがコレだっ!
1981年
1981年といえば、映画界を悲しみが襲った年です。映画「ブレインストーム」を覚えていますか?覚えていませんか。そうですか。日本では、いえ、世界的に見てもそれほどまでにはヒットしません。と言うか、収益が製作費の半分程度だったそうなので、失敗作、いえ、大失敗といってもいい映画ですから、知らなくて当然ではありますね。
この映画の何が悲しいかと言えば興行収入ではなく、この映画の撮影中、ボートの転覆事故によってナタリー・ウッドが亡くなったことです。ナタリー・ウッドといえば、「ウエストサイド物語」や「草原の輝き」で知られている美しい女優です。まだ43歳という余りにも早すぎる最期でした。 しかし、悲しんでばかりもいられません。1981年、日本の音楽界に目を移してみれば実に様々な楽曲がヒットしています!さぁ、順に振り返っていきましょう。
第10位 守ってあげたい
「守ってあげたい」、ユーミンですね。ユーミンは荒井由実時代の1976年に「あの日にかえりたい」で53.9万枚を売り上げ、売上枚数「年間ベスト10」の10位にランクインしています。 売上枚数「年間ベスト10」2度目のランクイン、松任谷由実として、つまりは結婚後初の大ヒット曲がこれです。
この曲は、1998年にミノルタ、1998年に三菱自動車のCMとして、2001年にMoMAニューヨーク近代美術展イメージソング、2008年にはテレビドラマ「めぞん一刻」のエンディングテーマとして使われています。 更には、石川ひとみ、原田知世、タチアーナ、鬼束ちひろ、岩井久美子、CHARAなどなどホントに多くのアーティストにカバーされています。さすが名曲。貫録十分ですね。
第9位 チェリーブラッサム
さぁ、大物アイドルの登場です。松田聖子。言わずと知れたアイドルの中のアイドルですが、売上枚数「年間ベスト10」では初登場となります。どの曲も大ヒットしているイメージがありますが、聖子ちゃんのデビュー曲「裸足の季節」は1980年4月の発売ですから意外と遅いように思えますね。
もう、ジャケットからしてカワイイ。「チェリーブラッサム」は4枚目のシングルで、作曲をチューリップの財津和夫が担当しています。作詞はデビュー曲から引き続き三浦徳子で、松本隆が作詞を担当するようになるのは6枚目のシングル「白いパラソル」からです。
VIDEO
【HD】 松田聖子/チェリーブラッサム (1981年)
う~ん、こんなにカワイイ子が動くのか?!信じられん。しかも、歌まで歌うとは!でもって歌が上手いときたもんだ。そりゃ、人気でますよね。
第8位 恋人よ
天才少女と謳われ1972年10月にデビューした五輪真弓。キャリアは十分、1978年の「さよならだけは言わないで」などのヒット曲はありましたが、大ヒットとなると彼女の長いキャリアの中でもやはり「恋人よ」はダントツです。
「和製キャロル・キング」と言われ、70年代はフォークやシンガー・ソング・ライターといったカテゴリー(?)に入れられていた五輪真弓ですが、この曲を聴くと、もうなんというか独特の世界にいることがよく分かりますね。なんと言うか凄みを感じずにはいられません。
「恋人よ」は、第22回日本レコード大賞金賞を受賞しており、美空ひばりや淡谷のり子、八代亜紀などをはじめとして、これまた多くのアーティストたちにカバーされています。 美空ひばり。淡谷のり子。更には八代亜紀か。う~、この辺に、またまた凄みを感じてしまいますねぇ。もう、怖い。この世界観は凄すぎる。
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出演: クリストファー・ウォーケン, ナタリー・ウッド