ハイブリッドトレーニング 肉体改造
そして船木は肉体改造の本を出している
ただ肉体改造をしたいという人に
最初にいっておかなければならないのは
これまでの自分の身体をつくり変えるのだから
楽な道ではないということ
このトレーニングは
忍耐と継続が第一なのだということをわかっていただきたい
とにかく3ヶ月は何があってもやり抜くこと
鏡の前で自分の体型が変だなと思っても
自分を信じて我慢してやるようにして欲しい
今の自分がすべてじゃないと思えば
絶対にやれるものだ
頑張って欲しい!
それには「力」が必要となってくる
その2つを維持させるための力だ
その力がない人は最初から無理だと言っておこう
身体をつくる
自分自身をつくる
人間をつくる
それを続けることによって強い精神もつくれる
自分に自信がつく
1つのことをやり遂げたという自信のついた人は強いと思う
何も変わらない
トレーニングは身体に刺激を与える行為である
とんでもない刺激が身体に入れるということだ
刺激が入ると人間の身体というものは
1度壊れるように出来ている
壊れた身体が栄養と休養を取り再生した時点で
壊れる前よりも強くなっている
この現象は
超回復
と呼ばれる
トレーニングによって壊れた身体が
何を必要とするかというと
十分に回復する期間だ
回復するまでにどれくらい時間がかかるのかというと
24~48時間と言われている
1~2日間を要するのだ
ではその回復期間に何をするのか?
同じ部位の運動をしないということだ
毎日同じ運動をせずに部位を日々変えていく
トレーニングは部位変換を行いながら多くのトレーニング量を維持しながら刺激と回復を合理的に行う
何が1番大事かというとパワーだ
パワーを増加させるにはどうすればよいか?
筋肉は1本1本線維があり
それを線維を太くしていくのだ
軽自動車のような細い線維をダンプカーのように太くしてパワーを上げていくのだ
身体の各部の
筋肉の断面積を大きくするために必要なものは重い負荷、強い負荷だ
強い刺激を身体に与え強く壊して強く回復させる
具体的には
重いバーベルを上げたり
息切れするような運動をしたり
とにかくハードな密度が濃いトレーニングを行なうことだ
トレーニングによって筋線維を太くして筋断面積を上げる
結果
身体のエンジンがデカくなり出力するパワーも大きくなり消費する燃料も多くなり
ダイエットにも役立つ
脂肪を減らし筋肉の質量を上げることだ
筋肉の量を増すには
バーベルトレーニングで言えば
自力で5回ぐらい持ち上げられる重量を使用して
それを
5~10セット行なう
そのようなやり方で
全身の
の各部位の筋肉を作っていく
エアロビクス
つまり有酸素運動をすること
食事によって体内に入った脂肪は
運動時のエネルギーや体温を調整するために肝臓や皮下に蓄えられる
有酸素運動とは
身体に運動することで身体に蓄えられた脂肪を
呼吸によって体内に酸素を取り入れ燃やしながら身体を動かすことだ
あまり激しくなく軽い運動で
心拍数を上げて
ホッホッホッと息をしながら
ランニング
ウォーキング
自転車
などをする
なんでもいいが
開始して同じ運動を20分以上やらないと意味がない
肝臓や血液中にある脂肪や糖を
使い切るまでにそれぐらいの時間が入るからだ
皮下の脂肪を使いはじめるのは20分後からだ
有酸素運動は
距離よりも時間だ
お勧め時間は
30分だ
もう一つのお勧めは
20分以上の有酸素運動後に
腹筋運動をすることだ
お腹周りの脂肪を取るのに有効だ
トレーニングで壊した身体を
どんな食事をしてどういう形で再生されるかで決まる
身体づくりは
トレーニングで壊された身体が回復することで成立する
回復する条件の1つに食事がある
トレーニング前
トレーニング中
トレーニング後
にはエネルギーを補給して栄養状態を良くしておくのだ
栄養を摂取する手段は
通常の食事とサプリメント(栄養補助食品)だが
大事なのは通常の食事が基本だ
栄養価が高い食品を摂取すれば
筋肉が出来上がり回復は上手く行なえ
栄養価が低くカロリーだけが高い食品を摂取すれば
脂肪がつき疲れも取れない
栄養ある食事をしよう
いいものを食べればいい身体になる
悪いものを食べれば身体も悪くなる
トレーニング゙を行なえばビシッと仕上がってきる
トレーニングをサボればボテッとなってくる
船木 誠勝 (著), 安田 拡了