懐かしのデジタルシンセサイザー色々。使ってたやつもあるんじゃないですか?
2017年2月1日 更新

懐かしのデジタルシンセサイザー色々。使ってたやつもあるんじゃないですか?

学生の頃、ホントに楽しかったバンド活動。練習のためにスタジオに行くだけでもワクワクしてた頃、キーボード担当の悩みはそのスタジオにいつもと同じ機種のキーボードがないということでした。自宅の重たい機材を運ぶだけでも大変でしたね。(まぁ自宅にあるだけでも大したもんだったですが) あれにしようか、これにしようか?随分悩んで選んだ愛機。今、どうしているでしょう?これを読んで思い出してやって下さい。

6,761 view

YAMAHA DX7

YAMAHA DX7

YAMAHA DX7

16文字✕2行の液晶ディスプレイ搭載…パラメーターを数字で確認することが可能になり、また音色に名前を付けることが出来るようになった。またパラメーターを個別に呼び出して編集出来るので、本体に配置される操作用のボタン類を減らすことにもつながった。
カートリッジの採用…作成した音色を保存しておけるようになり、プロのミュージシャンが作成した音色が保存されたカートリッジを購入することも可能となった。
FS鍵盤の採用
MIDIの搭載
アナログシンセよりも格段の多い16音同時発音、FM音源によるそれまでのシンセで苦手であった金属音や打楽器系の音色作成が可能、MIDIによる他のデジタル楽器との連携といった画期的な機能を搭載しながら価格が約25万円であったことによりプロミュージシャンからアルバイトの高校生のようなアマチュアユーザーまで普及するヒットモデルとなった。(それまでのシンセサイザーは部品点数の多さにより100万円越えは当たり前であった)
出典http://dic.nicovideo.jp/a/dx7
これぞ定番シンセサイザー!と思わせるほどよく使われていた楽器ですね。世界中のミュージシャンでこいつのお世話になったことのない人は数えるほどしかいなかったんじゃないでしょうか?上位機種もありましたが価格的にも何とかなるものだったせいもあるでしょうが、爆発的に売れたでしょう。

金属音が特に得意ではありますが、有名なところでは打撃音、ピアノ系の音などもよく使われていた音色でしょう。プリセットされていた音も全然そのまま使えちゃうし、実際はそうじゃないんだけれどもこれさえあればどんな音でも出せるんじゃないか?とまで思ってしまうほど、いい出来でしたね。

今でも現役で使っている方も結構いるんじゃないでしょうか?ただ一つだけ注文があるとすれば今ではあまり考えられないかもしれませんが、エフェクターが内蔵されていなかったことぐらいですかね・・・

PDシンセシス

1980年代にカシオが開発したPDシンセシスは、「波形メモリの読み出し位相角を歪ませて(読み出し速度を波形周期内で変更)、倍音を変化させる方式」と説明する事ができる。
CASIO CZ-1

CASIO CZ-1

カシオはすでにカシオトーンで楽器に参入していたが、新たな分野である本格的なシンセサイザーとしてCZシリーズを開発するにあたっては、冨田勲の協力を得て開発を進めた。

筐体デザインはプラスチックスの立花ハジメが手掛け、CMにはYMOの高橋幸宏が出演した。

また、モニターはP-MODELが務めていて、カシオはライブでの強力なバックボーンとなっていた。

カシオは1987年8月、セミプロフェッショナル向けSD音源搭載のモデルHZ-600をリリース。翌年1988年8月、PD音源を進化させたiPD音源を搭載したVZ-1・VZ-10Mをリリース。1989年8月、VZ-10Mの廉価モデルであるVZ-8Mを最後にCASIOは長くシンセサイザー事業から撤退する事になる。

SD音源自体は、ホームキーボードスタイルの製品・MT-600・HTシリーズに継続搭載された。
その後、2012年にXWシリーズを発表することでシンセサイザー市場に再参入した。
なんかとても癒される音色だった気がします。使ってた人も結構いたし、馴染みの深い楽器ですね。

それと価格が安かったはずです。いくらだったかまでは憶えてませんけど学生たちが多く使用していたことを考えれば手に入れやすい価格設定だったんでしょう。

最後に

まだ学生だったあの頃、通い詰めていた楽器店の馴染みの店員さんに
無理を言いつつ、まるで自分の物のように触らせてもらっていました。

「あっ、この音あの曲のあの音と一緒だ~!」と何度かそんな経験もありました。
そんな時は実にうれしかったものです。

ここに紹介させてもらった楽器のうち、自分の持ち物と出来たのは実は2つしかありません。
それでも一緒にライブをやった他のバンドが使っていたり、楽器店で触れさせてもらったりそんなときの印象を思い出しながらコメントを書かせてもらいました。

「お前、これ違うだろ!」ということもあったかもしれませんが、その辺はご勘弁ください。

しかし何であんなに重かったんでしょうね?バーベル代わりに使えば結構な筋トレになるんじゃないかと思うぐらい重かった気がします。今の機材もそうなんでしょうか?
49 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

ゲームの世界観を広げてくれるBGM、ゲームサウンド(音源)の歴史と代表的なゲームを振り返る。

ゲームの世界観を広げてくれるBGM、ゲームサウンド(音源)の歴史と代表的なゲームを振り返る。

ファミコンなら”ブピブピ”、FM音源なら”ギュイーン”。ゲームサウンドには音源ごとの特徴や代表的なゲームがあり、私たちはいまでもそれらのBGMを憶えていたりするものです。そんなゲームサウンドの歴史、名曲と呼ばれたゲームを振り返っていきましょう。
青春の握り拳 | 19,414 view
元WANDSの大島こうすけが中心となって活動したR&Bバンド『SO-FI』

元WANDSの大島こうすけが中心となって活動したR&Bバンド『SO-FI』

当時あまりなかったデジタルサウンドを取り入れ、ダンスミュージックをメインに活動をしていました。ボーカルが変更するとともにバンドのサウンドに変化がありました。
星ゾラ | 5,970 view
独特な居心地のいいサウンドを作り出すバンド『ホフディラン』

独特な居心地のいいサウンドを作り出すバンド『ホフディラン』

二人組のバンドで、彼らの作り出す音楽はPOPな感じで楽しい曲が多い。
星ゾラ | 4,311 view
バンド漫画の金字塔「BECK」の25周年記念!スペシャルプログラム『BECK25周年記念原画展 大阪会場』が開催決定!!

バンド漫画の金字塔「BECK」の25周年記念!スペシャルプログラム『BECK25周年記念原画展 大阪会場』が開催決定!!

マンガ、アニメ、特撮などの人気コンテンツをテーマにした企画展を開催、運営している株式会社クレイジーバンプが、11月16日(土)に梅田ロフトにて行われる『BECK25周年記念原画展 大阪会場』にて、「墓場の画廊」新規オリジナルグッズを販売することを発表しました。
隣人速報 | 69 view
カブキロックス・氏神一番が出演!FM AICHIで新番組「氏神一番・P-Loco日菜の深夜の大立ち廻り」が放送開始!!

カブキロックス・氏神一番が出演!FM AICHIで新番組「氏神一番・P-Loco日菜の深夜の大立ち廻り」が放送開始!!

FM AICHI(株式会社エフエム愛知 名古屋FM80.7MHz / 豊橋FM81.3MHz)にて、10月より毎週水曜26:00~26:30に新番組「氏神一番・P-Loco日菜の深夜の大立ち廻り」が放送されます。
隣人速報 | 85 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト