宇宙用作業ポッドSP-W003を改修し、180mm低反動砲を1門装備した戦闘用ポッド。カラーリングは明るいラベンダー。一年戦争時は、ジムの火力支援用として大量に投入された。ボール部隊のみでの単独投入や、サラミス級巡洋艦に搭載されてパトロール艦隊を形成することも多かった。
水中用ボール「フィッシュアイ」の実戦投入時期は0079年8月下旬、先行量産型ボールはガルマ・ザビ戦死直後の10月上旬となっている。
これのパイロットとして配属された連中は生きた心地がしなかっただろう。ジムの火力支援っていっても後方からの援護ではなくジムと並列的に運用されてたからな~。パトロール隊といったって敵に見つかれば逃げるしかないですから。
「地球連邦軍」初の量産型MS。主人公「アムロ・レイ」が搭乗する「RX-78 ガンダム」の設計を基に、高価な機能や装備を廃した廉価版MSとして開発された。ガンダムにはおよばないが、敵である「ジオン公国軍」の主力MS「ザクII」を上回る性能を持ち、物量を活かした集団戦法で連邦軍を勝利に導く。赤と薄緑色のカラーリングと、ゴーグル状のカバーに覆われた頭部センサーカメラが外観上の特徴。
一年戦争の序盤ではるかに国力の劣るジオン公国の新兵器・モビルスーツ (MS) により完敗を喫した。これにより連邦軍においてもMSの開発および生産が最重要事項とされ、極秘プロジェクト“V作戦”が発動された。これは以前から連邦軍内で進められていたMS開発計画“RX計画”の技術士官だったテム・レイ技術大尉を中心に進められ、その結果、RX-75 ガンタンク、RX-77 ガンキャノン、RX-78 ガンダムの3タイプのRXナンバー試作機の開発に成功した。
各機は計画どおり、もしくはそれ以上の性能をもったMSであったが、そのままでは生産に時間がかかりすぎ、短期間のうちに量産できる仕様ではなかった。そこで3機種のうち近距離戦用であるガンダムの量産タイプとして、再設計されたのがジムである。
本来、モビルスーツのパイロットの育成には相当な時間が必要なはずだが量産される機体数に合わせるためかなりの時間短縮をしたんじゃなかろうか。ア・バオア・クーにおいて、ジオン軍の少年兵たちが操るザクと性能的には上回っているにもかかわらず五分の戦いになっていたように見えた。ただ物量で遥かに凌駕していたため戦略的には圧倒的勝利を収めている。
「ジオン公国軍」の量産機で、後継機の「ザクII(ザク・ツー)」に主力の座を譲った旧式機という設定。機体色は主に藍色と濃緑色。『機動戦士ガンダム』劇中では「ガデム」大尉の乗機として登場。
補給艦「パプア」の艦長ガデムが搭乗したのが本機の初出。、愛称は「ザク(旧タイプ)」
本編では早番に出てきてすぐに撃破されその後の登場が無かったためだろう この機体の印象は残ってない。後々になってサイドストーリーで詳細を知ることとなった。
「ジオン公国軍」の主力量産型MSで、ジオン系MS共通の特徴である頭部モノアイ(一つ目)カメラと、右肩のシールド、左肩のスパイクが特徴。『ガンダム』放送当時のロボットアニメとしてはまだ珍しかった「量産機」としての設定がされており、同型の機体が作中に多数登場した。量産機の制式カラーは緑で、主人公「アムロ・レイ」のライバルである「シャア・アズナブル」の機体は赤く塗装されている。
宇宙世紀史上初めて実戦でMS同士が相対したのが、ガンダムと本機である。しかし、序盤でこそ圧倒的な力を見せるも、本機を遥かに上回る性能をもつガンダムを有するホワイトベース隊に中盤まではやられ役となり、終盤では連邦軍MS隊によって次々に撃破される。テム・レイが住み込むジャンク屋周辺にも、頭部が放置されている。
やはりモビルスーツと言えばこれでしょ。どんなサイドストーリーでも必ず登場するし本編を通してジオン軍を代表する機体だった。皆に愛され続けていることでしょう。なんせ豆腐までできちゃったくらいですから。