ネット上では「そば湯を知らない人がいるのか」という驚きの声が相次いだ。ツイッターやネット掲示板には、
「まともな蕎麦屋行ったこと無いんじゃないのか」
「そば湯って当たり前に出てくるものだと思ってた」
「そば湯知らんとかどんな人生歩んだらそうなるのか」
といった意見が殺到。
『羽鳥慎一モーニングショー』でも「そば湯」の話題は取り上げられた。「そば湯知らない」女性のブログが波紋拡大。
西日本では、そば湯を飲まない・そば湯自体を知らないことは普通らしい。西日本では、そばより「うどん」。
via stamp-fc.com
関西でそば湯が一般的ではない根拠として、ネットの書き込みや福岡出身の女性1人の話などを紹介している。こうした記事を受けて、ツイッターなどには、
「西日本行くと蕎麦屋少ないな~と感じてたけどそば湯文化まで無かったのか」
「そば湯って関東主流の文化だったのか...」
「そば湯って思ってるより、ローカルな風習なのかも」
といった声も出ている。
via mag.japaaan.com
そばを食べた後にそば湯をのむというのは、もともと信州の一部地方の習慣で、江戸時代の中頃には、まだ一般的ではなかったようです。なんと、そのころの江戸では、そばを食べた後には豆腐の味噌汁をのむというのが決まり事でした。
西日本には、そば湯がないのではなく、『そば湯』を出すような専門店に行くことが少ないことが原因かもしれない
via www.j-cast.com
だが、本当に「そば湯」に地域差などあるのだろうか。そば文化の普及活動をしている一般社団法人「全麺協」の担当者は取材に対し、
「西日本にはそば湯がないといった話は、これまでに聞いたことがありません」と否定する。
「そもそも西日本ではあまりそばを食べず、うどんを食べる人が多いので、そもそも『そば湯』を出すような専門店に行くことが少ないのでは」
大阪ではエスカレーターの右側に立ち並んで、追い越す人用には左側をあける。関西地方だけ極端に右側が多い。
via courrier.jp
via www.umasugi.com
via j-town.net
最近では片側空けをせず、中央に立つよう求めるところも増えてきた。こうした地域差も、やがては消えていくのだろうか。
だが一方で、数は少ないながらも「そば湯って何」「名前しか知らない」といった声も出ている。
出典 「そば湯知らない」女性ブログに驚き殺到 「東日本の風習」は本当なのか : J-CASTニュース