80年代を代表するミュージシャンが一堂に会したロック・フェスティバル「BEAT CHILD」。それは最高にして最低のロック・フェスだった!
2018年4月14日 更新

80年代を代表するミュージシャンが一堂に会したロック・フェスティバル「BEAT CHILD」。それは最高にして最低のロック・フェスだった!

BOØWY、尾崎豊、THE BLUE HEARTS、佐野元春、RED WARRIORS、岡村靖幸にHOUND DOGなどなど80年代を代表するミュージシャンが一堂に会したロック・フェスティバル「BEAT CHILD」。出演者だけでも伝説ですが、この日は映像で見ると分かるように信じられないような豪雨なのでした!入場者は天国と地獄を同時に味わったことでしょう。

9,490 view

HOUND DOG~BOØWY~THE STREET SLIDERS

豪雨の中でHOUND DOGが 「SE〜炎のランナー」「BAD BOY BLUES」「OVER HEAT」「ROCKS」「ROLLING」「今夜ハートで」「Jのバラード「、「ラストシーン」「Rock'n' Roll Laliart」「ラストヒーロー」「ff(フォルティシモ)」の11曲を熱唱の後、BOØWYが登場します。
BOØWY

BOØWY

BEAT CHILDより
颯爽と登場したBOØWYでしたが、いきなり氷室マイク飛ばしてしまいます。雨でギターの音は途切れ、途中でなんと布袋が転倒してしまします。
不謹慎ですが、貴重といえばこの上なく貴重な映像がこれです。

BOOWY(Beat Child )

演奏曲目は「IMAGE DOWN」「ハイウェイに乗る前に」「BABY ACTION」「MARIONETTE」「THE WILD ONE」「BAD FEELING」「WORKING MAN」「B・BLUE」「BEAT SWEET」「ホンキー・トンキー・クレイジー」、「BLUE VACATION」「NO. NEW YORK」「DREAMIN'」「ONLY YOU」の14曲です。

続いてTHE STREET SLIDERSが、「Back To Back」「HOLD ON」「Downtown Sally」「So Heavy」「Lay dawn the city」「Special Women」「Boys Jump The Midnight」「TOKYO JUNK」の8曲を演奏します。

尾崎豊~渡辺美里

雨脚のピークは午前2時ごろで、会場一帯には大雨警報が出されました。ステージ上に水たまりができたほどの記録的豪雨で、雨量71.5ミリメートルを観測したそうです。
それでも中止にならなかったというのが信じられませんが、そんな中、11人目として尾崎豊が登場します。

尾崎豊 Driving All Night~BOW!(87年 熊本ビートチャイルド)

さすが尾崎!充実の「シェリー」「Driving All Night」「Bow!」「街角の風の中」「十七歳の地図」「Scrambling Rock'n'Roll」「Freeze Moon」の全7曲。

続いて渡辺美里が 「Richじゃなくても」「みつめていたい(Restin' in your Room)」「風になれたら」「Boys Cried」「19才の秘かな欲望」「Lazy Crazy Blueberry Pie」「It's Tough」「My Revolution」「Long Night」「GROWIN' UP」の10曲を歌います。
渡辺美里

渡辺美里

BEAT CHILDより

佐野元春 with THE HEARTLAND

トリを務めたのは佐野元春でした。この時にはウソのように雨は上がっていたと言います。
佐野元春

佐野元春

BEAT CHILDより
「ガラスのジェネレーション」「WILD HEARTS」「君をさがしている」「STRANGE DAYS」「COMPLICATION SHAKEDOWN」「99BLUES」「INDIVIDUALISTS」「SOMEDAY」「YOUNG BLOODS」「HAPPY MAN〜R&Rメドレー」の10曲を歌い、朝日とともにフィナーレを迎えました。

尚、「BEAT CHILD」の模様は「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987」としてドキュメント映画になっていますが、劇場公開のみでソフトにはなっていません。残念ですね。

映画「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987」予告編A - BEATCHILD (ビートチャイルド)

36 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

TM NETWORK、レベッカ、佐野元春のライヴ・フィルムを一挙上映!立川シネマシティにてライヴ・フィルムの上映フェスティヴァルを初開催!

TM NETWORK、レベッカ、佐野元春のライヴ・フィルムを一挙上映!立川シネマシティにてライヴ・フィルムの上映フェスティヴァルを初開催!

東京都立川市にあります映画館シネマシティ限定でライヴ・フィルムを上映する『シネマシティ ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023(略称|CLFF’23)』が開催されることが発表されました。
EPIC・ソニー黄金時代を築き上げた【小坂洋二】がプロデュースしたアーティスト達

EPIC・ソニー黄金時代を築き上げた【小坂洋二】がプロデュースしたアーティスト達

80年代にEPIC・ソニーの黄金時代を築き上げた名プロデューサー小坂洋二さんが手がけたアーティスト達。その数々の有名なアーティスト達を代表曲と共に振り返りたいと思います。
つきねこ | 4,971 view
BOØWY・ブルーハーツ・RCサクセション・TM NETWORK…アナログレコードが続々復刻発売

BOØWY・ブルーハーツ・RCサクセション・TM NETWORK…アナログレコードが続々復刻発売

近年、有名アーティストたちが続々とアナログレコードで復刻版や新譜を発売し、再ブームの兆しが見えている。 なぜ、いまさらレコードなのか?アナログだからこその魅力やアナログレコードを出しているアーティストなどを紹介。
【洋楽カバー】80年代は洋楽の日本語カバーがたくさん!オリジナルはどんな曲?第2弾!

【洋楽カバー】80年代は洋楽の日本語カバーがたくさん!オリジナルはどんな曲?第2弾!

日本のポピュラー音楽は、時代とともに多様化し、今日までに様々なジャンルが誕生しました。その一因とも言えるのが、洋楽の日本語カバー。今回は、1980年代のカバー曲ブームにフォーカスして、当時ヒットした洋楽カバーと、その元となった楽曲を8選ご紹介します。2022年の記事に続く第2弾です。
izaiza347 | 745 view
ウォン・カーウァイや『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネら有名監督の初期作品がラインナップ!ザ・シネマメンバーズセレクション~あの監督の初期作品集

ウォン・カーウァイや『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネら有名監督の初期作品がラインナップ!ザ・シネマメンバーズセレクション~あの監督の初期作品集

洋画専門チャンネルザ・シネマでは、【ザ・シネマメンバーズ セレクション】として、有名監督たちの初期作品を幅広いジャンルから集めてお届けいたします。2月5日(月)~10日(土)の期間に、 4Kレストア版でTV初放送となるウォン・カーウァイ監督のデビュー作『いますぐ抱きしめたい』を含む6作品を特集放送いたします。

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト