レフティーモンスター・小倉隆史(おぐら たかふみ)
元日本代表のサッカー選手。
ポジションはフォワード。
1973年7月6日生まれ。三重県出身。
利き足は左。レフティーモンスターの異名を持つ。
高校時代から有名だった
三重県の名門・四日市中央工で高校選手権優勝、この頃から将来を嘱望され、既に全国区の選手でしたね。
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高校卒業後はすぐにプロへ
高校三年生の時、1991年度の『第70回全国高等学校サッカー選手権大会』で優勝し(帝京高校との両校同時優勝)、Jリーグ誕生前夜の1992年に名古屋グランパスエイトに入団した。
翌1993年には、オランダ2部リーグのエクセルシオールへレンタル移籍
オランダ二部リーグでの活躍
元々フェイエノールトの練習生扱いだった小倉だが、そんな彼に当時のフェイエのディレクターだったヴィム・ヤンセン(74、78年ワールドカップ準優勝メンバー、後にサンフレッチェ広島の監督もする)が目をつけ、フェイエノールトの下部組織、エクセルシオール(当時2部リーグ)を紹介する。
小倉はそこでレギュラーとして活躍。
34試合で15得点という成績を残した。オランダでは、1部・2部併せて新人王を決めるしきたりがあったが、彼は2部の選手ながら、一時その新人王レースで上位につけるなど、オランダのメディアでも評価され、そのままいれば、一部のチームから声が掛かるものも時間の問題だろうと言われた。
小倉隆史 オランダ留学 - YouTube
エクセルシオール時代のTV特集
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1994年 キリンカップで日本代表デビュー
帰国早々にファルカン率いる日本代表にも選ばれ、その年のキリンカップでA代表デビューを果たす。
フランス戦では途中出場ながらカズと2トップを組み、エリック・カントナ、ジャン・ピエール・パパン、ディディエ・デシャン、マルセル・デサイーら錚々たるベストメンバーのフランスから劣勢の中、A代表初ゴールを奪う活躍を見せた。
フランス戦のゴールシーン
ゴール前、カズからの折り返しを、足でトラップして振り向きざまに、左足で強烈なシュートを叩き込んだ!
1-4の大差での敗北ながら、98年フランスワールド杯へ向けて、期待感を高めてくれるゴールだった
ゴール前、カズからの折り返しを、足でトラップして振り向きざまに、左足で強烈なシュートを叩き込んだ!
1-4の大差での敗北ながら、98年フランスワールド杯へ向けて、期待感を高めてくれるゴールだった
当時はまだ珍しかった海外のオランダリーグで一年間過ごしたという実績があった小倉選手は、フランス代表チームを相手にしても堂々たる試合ぶり
アトランタ・オリンピック予選と怪我
アトランタオリンピックの代表チームでも、城選手とツートップを組んで、前園選手、中田ヒデ選手らとともに攻撃を組み立てて数多くの得点をたたきだしました。
しかしアジア予選の終盤で、ゴール前で競り合った際に着地に失敗して、右ヒザ十字靭帯断裂という重傷を負ってしまいました。選手生命をも危ぶまれる大ケガでしたが、長期間のリハビリの末になんとか選手として復帰できました。しかし残念ながらアトランタオリンピックには出場できず
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以降、小倉は膝の負傷に悩まされ続ける。アトランタ本大会を棒に降った小倉は、体調が整った際は、抜群のプレイを見せたが、多くのチームを転々とする事になる。