【Y31】8代目グロリア
後の定番となるグランツーリスモ
トヨタ・クラウンに性格的にも近い車種であるが、人気ではクラウンに一歩及ばなかった。
ラインナップに「ブロアムVIP」と言うグレードがあったことから「VIP系」とも呼ばれた。日産車特有の「漢クサさ」も相まって、ハイソカーとは異なる「ワル」な設定が後付け・増幅され、VIPカームーブメントへと繋がった。
日産・シーマ
初代モデルの発売時期はバブル景気の絶頂期に相当し、4年間の販売台数は12万9,000台にも及ぶ爆発的なヒットとなりました。
最上級グレードでは500万円を超える高価格にもかかわらず、最初の1年間で4万台近く売れるという3ナンバーの高級車としては異例のヒット作となり、高額商品から売れていくという当時の消費行動を象徴する存在として、「シーマ現象」なる言葉まで生まれた。
【シーマ現象】バブル時代の象徴的な車、初代日産シーマ -(ミドルエッジ)
マツダ・ルーチェ
5代目ルーチェ(1986年- )
また、マツダらしくロータリーエンジン搭載のグレードも打ち出すも、売上の面では大成功とはいかず、次第にフェードアウト。ルーチェと名を冠したモデルはこれを以って姿を消しました。
1986 MAZDA LUCE Ad - YouTube
“ハイソサエティ=裕福な世界”の人になるのも夢ではないという、バブル経済期の消費者心理をうまくついた、今見ても高級感溢れるクルマばかりですよね♪
ちなみに、「ハイソカーブーム」の時代は、オーナーカーとして爆発的に売れただけではなく、自動車教習所の教習車としてもマークII・クレスタ・チェイサー・ローレル等が大量に投入されていました。