まだ現役!?引退していない日本スポーツ界のレジェンド達
2022年10月2日 更新

まだ現役!?引退していない日本スポーツ界のレジェンド達

日本のスポーツ界において輝かしい成績をおさめたレジェンド達の中で、今も現役にこだわり、引退を明言していないアスリートを紹介します。

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葛西紀明

1972年6月6日生まれ(50歳)

1994年のリレハンメルで団体銀、2014年ソチの個人ラージヒル銀、団体銅を獲得した葛西紀明。五輪の出場回数は日本勢最多タイの7回となっています。この冬季オリンピック7大会連続最多出場記録を含み、ワールドカップ最年長優勝記録、冬季オリンピックスキージャンプ最年長メダリストなどで5つのギネス世界記録を持っています。

中学3年生の時にテストジャンパーとしての大会参加ながら、優勝者の記録を上回り話題になったという葛西。80年代当時から活躍するまさにレジェンドジャンパーです。
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2022年の北京オリンピックは、シーズン中の不調もあり、オリンピックの連続出場記録が途絶えてしまいますが、本人は「行けるところまでいく」と50代での現役続行と2026年五輪及び2030年五輪を目標とすることを宣言しています。

2022年1月、娘の誕生日当日に開催された雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会では、4シーズンぶりとなる優勝を果たしています。その際に娘に対して「絶対優勝してくると言ってきた。ビッグジャンプができてよかった」とコメントしています。

2022年6月に50歳を迎えたレジェンドですが、まだまだ心も身体も若々しく、今後も第一線での活躍が期待されています。
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寺内健

1980年8月7日生まれ(42歳)

飛込でオリンピック出場6度の寺内健。42歳になった今も競技を続けています。14歳で初出場した日本選手権10m高飛び込みでは、最年少での優勝。オリンピック初出場となったアトランタの時は16歳でした。

そして、2000年のシドニーは10m高飛び込みで日本人史上最高となる5位入賞、3m板飛び込みでも8位に食い込みます。2008年に一時現役を引退しますが、その後復帰して、現在まで現役選手として活動しています。
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寺内は2021年末に自身のTwitterで再婚の報告をしています。同年の東京オリンピックでも妻となった女性のサポートがあったと投稿。「現役である私を献身的にサポートしてくれた事で東京五輪では自分のパフォーマンスを発揮する事が出来ました」と感謝を述べています。
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辰吉丈一郎

1970年5月15日生まれ(52歳)

1970年に岡山県倉敷市で生まれた辰吉丈一郎。男手一つで育てられ、父親に5歳からボクシングを仕込まれています。中学の卒業後は大阪の大阪帝拳ジムに入門。1987年には全日本社会人選手権に出場してバンタム級で優勝し、一躍辰吉はボクシング界の注目株に。

1991年にはプロデビューから8戦目でWBC世界バンタム級王座を獲得します。しかし、その後は網膜裂孔や網膜剥離との戦いを強いられ、浮き沈みの多いボクサー人生を歩むこととなります。

1994年、JBCにより特例で認められた国内復帰後に日本中から注目された世紀の一戦に臨みます。それが対戦相手の薬師寺保栄との激しい舌戦も印象的だった、WBC世界バンタム級王座統一戦でした。試合は拮抗した展開でしたが、辰吉は惜しくも12回判定負けを喫してしまいます。
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その後、地道に再起戦をこなし、1997年にはWBC世界バンタム級タイトルマッチを制して、暫定を含み3度目となる王座獲得を果たします。しかし、宿敵ウィラポンに敗れ、タイトルを失います。さらに2003年にはJBCの年齢制限によりライセンスを失効してしまいます。これにより国内での復帰の可能性が事実上消滅しています。また、大阪帝拳からも引退勧告がされるなど、辰吉を取り巻く環境は厳しさを増していきます。

ライセンス失効後はタイでノーライセンスのまま復帰戦を戦うも、2009年以降は試合が無い状態が長らく続いています。そんな中でも辰吉自身は世界チャンピオン奪取を諦めておらず、今もハードなトレーニングを続けています。本人は「始まりがある以上、必ず終わりがある。いつやめるかは自分で決めます。ものには限度があるからね。(日本初となる)3度目の王座返り咲きをしたら終わりなんよ。それだけのこと」と語り、求道者ならではの達観した姿勢で、今も日々のトレーニングを休まずに繰り返しています。
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三浦知良

1967年2月26日生まれ(55歳)

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  • sports 🧤 🥊 ⚽ 🎿 👙 2022/10/4 09:36

    いまじゃまだ”怪物的”でも将来スポーツ科学が進み
    体力上40代ころまでは普通の現役になるかもしれません

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