クラリスカーはどこまでも~ホンダシティは世界を走る~「シティコネクション」
2016年5月24日 更新

クラリスカーはどこまでも~ホンダシティは世界を走る~「シティコネクション」

1981年、「チョロQ」が発売され、ウイリー走行、ゼンマイ式ブルバックなど、アグレッシブ走行で子供の心を釘付けにしました。チョロQのような丸っこい車が飛んだり跳ねたりスピンしながら世界を走るゲーム、それが「シティコネクション」です。ゲーム内容を振り返りつつ、懐かしの車CMなども紹介します。

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FC City Connection シティコネクション PLAY - YouTube

クラリスを妨害するお邪魔キャラたち

オジャマ猫

オジャマ猫

チェッカーフラッグを持って応援してるだけなのに、哀れ跳ね飛ばされる猫。当たると「猫ふんじゃった」が流れます。
ハイウェイタケノコ(メタル調)

ハイウェイタケノコ(メタル調)

ハイウェイ上にニョキニョキと生えてくるタケノコ。良く見ていると、すくすくと成長し、オジャマ猫とコンビを組んで進路を妨害してくるやっかいなキャラです。何でメタルなのか、何でタケノコなのか・・・謎が多いキャラといえます。
パトカー

パトカー

後ろに来るだけで発せられる特有の威圧感にビビるどころか、オイル缶をぶつけてスピンさせるなんてクラリスは度胸がありすぎだと思います。

富士山が見えるステージの謎

五重の塔と海が見える日本のステージ

五重の塔と海が見える日本のステージ

京都だと思いがちなこのステージですが、富士山と海も見えます。京都だとすれば、ありえない配置です。
富士山が見えるところで海があって、五重の塔がありそうな場所といえば・・・
鎌倉?

鎌倉?

塔が違う気もするのですが、五重の塔と富士山が見えるロケーションです。何か近い気もします。実際には架空の街かもしれないので、正確なところはわかりませんが・・・。

オリジナルと違い過ぎやしませんか・・・?

美少女系クラリス

美少女系クラリス

発売前のCMでのクラリス。正統派美少女のこのビジュアルが正統派ともいえますが、実はさまざまなクラリスが存在していました。
衝撃!少年漫画タッチのクラリス

衝撃!少年漫画タッチのクラリス

「私との結婚よりおじいさまの会社目当てに決まってる!そんな連中に負けるもんですか!」とか「私より早い男がいたら楽しみだわ!」とか気炎を上げるクラリス。

ファミコン版はもっとお気楽な感じで走ってるように見えるんだけど・・・。掲載紙がコロコロだったので、熱血なのはしかたないかもしれません。オリジナルがラムちゃんとすれば、聖闘士聖矢くらいタッチが違っており、完全に熱血少年漫画タッチです。
クラリ・・・ス!?

クラリ・・・ス!?

19年ぶりに携帯ゲームでリメイクされた「シティ・コネクション ロケット」のクラリスメインビジュアル。
お姉さんキャラの突然の萌えキャラ化に時代の流れを感じます。
誰この兄貴・・・!?

誰この兄貴・・・!?

海外版のファミコン「NES」ではヤンキー漫画のキャラみたいな兄貴にキャラ変してます・・・!
わかってねぇなあアメリカ人!かわいい女の子が暴走するから可愛いんだろう!と「MOE」を解さない人たちに怒ってもしかたがありません。湘南爆走族かと思いました。

クラリスカーってどんな車?

TV CM ホンダ シティ (AA/VF) - YouTube

クラリスカーのモデルと言われているホンダシティのCMです。懐かしい~
現在の軽自動車よりも全長が短く車重も軽い車でありながら、最高出力100PS/5,500rpmというスペックであり、そのルックスに加速とパワーが加わった事から当時の若者を中心に人気を博した。本エンジンには、ホンダ独自の電子燃料噴射装置「PGM-FI」が初めて採用された。

80ヒーロー HONDA シティAA型 - YouTube

シティシリーズのスペック解説です。
走行性能は、最高速こそギアリングなどの関係で165.90km/hまでしか伸びなかったが、0→400m加速に要する時間はわずか16.26秒。当時の2000ccクラスのスポーティカーをも上回るほどのタイムを叩き出していたことになる。
居住空間の大きさを実現するために、極限までコンパクトにされた機械部分。それにもかかわらず、加速もパワーも併せ持つ機能の高さ。性能がさらにグレードアップした「ターボⅡ」がクラリスカーのモデルじゃないのかと色々調べてみたのですが、「ターボⅡ」は「ブルドッグ」と呼ばれる迫力ある外見をもつシリーズですので、やはりモデルは「ターボⅡ」ではなくて「AA」が近い印象です。
クラリスカーのオモチャ

クラリスカーのオモチャ

ころころとしたフォルムがかわいいですね。チョロQでしょうか。
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