ミドルエッジは阿久悠さんの楽曲を聴いて育った、深田さんと同世代の読者にも親しまれています。最後にひと言いただけますか?
みなさまにとっての、忘れられない時代、忘れられない思い、忘れられない場面の中に、阿久悠の歌が流れているとしたら、とても嬉しく思います。
書籍のご案内
時代は変わる。人も生活も、歌も変わっていく。それでもどこかで、あなたの歌がうたわれている――。父、阿久悠が教えてくれた人生の真実。天才作詞家の素顔にせまる感動の書き下ろし!
【目次】※一部
戸塚の原風景
食の記憶
絵を描く父
父と「燃えよドラゴン」
ビデオがわが家にやってきた
家族旅行と祖父の死
ニャンニャンの神秘
宇佐美の新居
セントバーナード犬、ロー〔ほか〕
田村芽実への”父子共作”による楽曲提供!!
田村さんは、2011年にハロー!プロジェクト、スマイレージ(14年、アンジュルムに改名)としてデビュー。その高い歌唱力と表現力が注目され、2016年に女優・ソロシンガーとしての活動を始めています。
2019年3月に発売された1stミニアルバム「Sprout」では、深田さんが楽曲を2曲提供しています。
なかでも「カガミよカガミ」は、元々本田美奈子.さんのアルバム「JUNCTION」(1994年)の次のアルバム用に”作詞・阿久悠、作曲・深田太郎”で提供していた作品でしたが、長年楽曲化されていませんでした。
しかし、原稿が発見され、当時のデモテープも深田さんが保管していた事もあり、ほぼ当時のイメージに田村さんの声を乗せる形でレコーディングが実現したという、奇跡的な一曲となっています。
ちょっぴりユニークな歌詞とアップテンポな音が特徴的な楽曲に、透明感のある田村さんの歌声が融合。夏にぴったりな一曲に仕上がっています!
出版社: 河出書房新社