「たとえクラシックレースを走れなくても!シンコウラブリイの駆け抜けた軌跡」
2016年12月5日 更新

「たとえクラシックレースを走れなくても!シンコウラブリイの駆け抜けた軌跡」

中央競馬において輸入された外国産馬を指す「マル外(まるがい)」というクラシック競争に出走できない立場で、しかも牝馬でありながら果敢に古馬に挑んだシンコウラブリイの競走馬としての歩みを振り返ります。

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初のGI制覇。藤沢は、そこに至るまでの過程とゴールシーンを鮮明に思い出すことができる。「もとから思っていたが、実際に勝って、やっぱりGIレースというのは馬だなとよけい思ったね。人間がいくら小細工してもダメなのは間違いない。アイルランドで初めて見た瞬間、ピンと来るものがあった。でも、そういう馬ばかり追求するのは大変なこと。そればかり追いかけちゃいかんという思いは今も根源にある。あとの90数%は条件馬なんだから。条件馬の適性をつかみ、少しでも多く稼がせることが調教師の重要な仕事でもある。それにはどこかで選別しないと。シンコウラブリイはいろんな意味で、私の基本になった馬なんですよ」

競走馬 引退後

最高の形で競走馬生活を終えたシンコウラブリイでしたが、繁殖入りした後は初仔のロードクロノスが重賞制覇(中京記念GⅢ)するなど活躍馬を産駒に残したのち、2011年に繁殖から引退。
シンコーファームで余生を過ごし、その年の12月に蹄葉炎が原因で亡くなりました。
かつて、この馬を取材したときは、スタッフ一同が声をそろえて「賢い馬」と表現した。現役を引退し、大樹ファームへと移動したとき。そして2度の出産を終えてシンコーファームへとやってきたとき。牧場では、レースで見せた激しさは影を潜め、どこへ行ってもかわいがられる性格だったという。あのマイルチャンピオンシップ(G1)から18年目の2011年秋。もう、ちょっとかしげたようなあのハート型の流星を見ることはできないが、競走馬として、繁殖牝馬として輝き続けたシンコウラブリイの血は永遠に生き続けるのだ。
もし、シンコウラブリイが今の時代に産まれていたなら・・・
桜花賞や秋華賞に出走し牝馬クラシック戦線で大活躍していたかも知れません。
意外やGⅠは1勝のみなのですが、その走りっぷりで強烈なインパクトを残した名馬でした。
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出典 umanity.jp
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