分かりやすい解釈だと映画全体が最後のヌードルスの夢だったというもの。
上映後の評価
カンヌ国際映画祭で先行上映され、そこで高い評価を得るが、アメリカ公開時には批評家たちから酷評された。原因は、一般観衆に受け入れられやすくするため、製作会社が物語の時系列を整理し、映画の上映時間を大幅に短縮、更にモリコーネの楽曲までカットしたためである(ただし、日本やヨーロッパの一部の国ではオリジナル版がそのまま公開され、高い評価を得る)。作品に関わった人々は、口々に「製作会社がフィルムを切り刻んだ」と嘆いた。これにはレオーネも深く落胆するが、自身の編集によって3時間49分の完全版を作り上げ、再びアメリカで公開する。すると、それまでの不評が打って変わってギャング映画の傑作として捉えられ、レオーネの評価を更に高める結果となった。
高く評価された作品なのでぜひご覧ください。
若きデボラの舞うシーン
若いデボラが食堂の密室に舞うシーンは、バレエダンサーのエドガー・ドガの影響を受けているようです。
比べてみると、とてもよく似ています。
masaki 2019/3/22 00:06
高校生の時、バイオレンス感溢れるTV予告につられ一人で映画を観ました。当時は自分も若くて、随分長い作品だなという感想しか持てず、何かモヤモヤ感が残っていました。昨夜レンタルDVDで再度観ました。キャストや役作りは文句無し、深みのある素晴らしい作品だったと改めて知り得ました。ジェニファー・コネリーの気高さは衝撃的でした。