あの頃洋楽が熱かった~全米トップ40あの年、あの月のベスト10曲(1977年5月)
2016年7月27日 更新

あの頃洋楽が熱かった~全米トップ40あの年、あの月のベスト10曲(1977年5月)

あの時代、テレビと共にラジオにも夢中だった。テレビでは毎日歌謡番組が放送され、知らないうちに歌が身体に沁みこんでいった頃、ラジオでは洋楽専門の番組が各局に増えていた。その中でひと際洋楽ファンを虜にした番組が「全米トップ40」だ。ここでは、70~80年代のランダムにピックアップした月のチャートのトップ10曲をまとめました。

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2016年現在もアップデート中。ジェニファー・ウォーンズ公式HP

第5位 クライマックス・ブルース・バンド/クドント・ゲット・イット・ライト

Climax Blues Band:Couldn't ...

Climax Blues Band:Couldn't Get It Right

クライマックス・シカゴ・ブルース・バンド→クライマックス・シカゴ→クライマックス・ブルース・バンドなどなど、何回バンド名を変えれば気が済むんですか?って感じです。「シカゴ」なんて入っているからアメリカのバンドと思われがちですが、イギリスで結成されたバンドです。1976年にリリースされたアルバム「Gold Plated」からのシングルカット。時代なんでしょうか、ブルースらしさは薄れファンキーな、ディスコ調ナンバーに仕上がっております。

Climax Blues Band - Couldn't Get It Right (Top of the Pops) - YouTube

1976年のイギリス老舗番組「トップオブザポップス」に出演した際の、スタジオライヴ。この曲でメインヴォーカルをとっているサックスのコリン・クーパーは、残念ながら2008年にガンの為亡くなっております。

I Love Youは、尾崎豊だけではないのさ

Climax Blues Band - I love you 1981

クライマックス・ブルース・バンドは、1981年にもヒット曲をチャートに送り込んでいます。惜しくも最高位12位でトップ10には入りませんでしたが、アメリカではロングセラーの結婚式定番曲となっているみたいです。こちらの作者はベース、キーボードのデレク・ホルト。彼がヴォーカルなので、Couldn't~とはまた違った印象ですが、根底にはやっぱりブルースがあるんですね。

第4位 グレン・キャンベル/哀愁の南

 (1704436)

「恋はフェニックス」で有名なグレン・キャンベルにとって最後のNo.1ヒット曲。日本ではコカ・コーラのCMで知名度が上がりました。元は’75年に発表されたアラン・父さんもとい、トゥーサンの作品。カントリーポップス調にアレンジして、キャンベルさんによって大ヒットいたしました。

Glen Campbell - Southern Nights (Live) - YouTube

こんなに若々しく爽やかなのに、2011年、アルツハイマーと診断されていることを発表。’14年(78歳)には治療施設に入所したことを公表しています。

Grammys tribute to Glen Campbell - YouTube

2012年グラミー賞授賞式において、グレン・キャンベル最後のステージ。ポール・マッカートニーの姿も見えます。ブレイク・シェルトンが「哀愁の南」を歌ったあと、キャンベルを紹介しますが、そのパフォーマンスに圧倒されます。

第3位 イーグルス/ホテル・カリフォルニア

Eagles:Hotel California

Eagles:Hotel California

1976年発表のアルバム「ホテル・カリフォルニア」からの、第2弾シングルカット。以下説明不要(笑)

Eagles - Hotel California (Live in Washington 1977) - YouTube

作詞ドン・ヘンリー、作曲ドン・フェルダー、情報提供??グレン・フライ(R.I.P)
2016年は1月から大物ミュージシャンの訃報が続いていますが、Dボウイに続いて18日のグレン・フライの訃報には驚きました。彼のこの名言、ウィットにあふれていますね。

第2位 スティービー・ワンダー/愛するデューク

Stevie Wonder:Sir Duke

Stevie Wonder:Sir Duke

これも1976年に発表された、18枚目のアルバム「Songs in the Key of Life」(キー・オブ・ライフ)からのシングルカット。

音楽は世界共通の言語、歌って、踊って、手をたたくのはどこでも同じ。全くもって歌詞が素晴しいです。これを26歳で作り上げたスティーヴィーは、本当に天才だと思いました。

Amazon.co.jp: Stevie Wonder : Songs in the Key of Life - ミュージック

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やはりこの「キーオブライフ」は最高傑作だと思います。
この曲は、1974年に亡くなった伝説的ジャズマンであるデューク・エリントンへのトリビュート曲である[3]。また、歌詞にはカウント・ベイシー、グレン・ミラー、ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルドといったジャズマン達が登場する。
ギターは後にグラミー賞を受賞するマイケル・センベロ。ホーン・セクション(トランペット、アルトサックス、テナーサックス)とドラムから始まるイントロと、派手な間奏部のユニゾン演奏が特徴的である。このうちアルトサックスを演奏しているハンク・レッドは、80ドルで愛機を質屋から出してアルバムのセッションに臨んだ。
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