パソコンやゲームマシンが奏でるBGMを支えた「内蔵音源」について。
2017年7月22日 更新

パソコンやゲームマシンが奏でるBGMを支えた「内蔵音源」について。

ゲームなどに欠かせないBGM。これを支える音源には大きく分けて「内蔵音源」「外部音源」「ストリーム再生」とがありますが、現代においてはもはやストリーム再生が当然の世に。しかしメモリに制限のあった時代、内部音源にどんなチップを搭載しているかで、そのマシンが表現するゲームの世界観は大きく変わったものですね。かつてのゲーム表現に大きな影響力を持っていた「内蔵音源」について振り返りましょう。

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21世紀初頭の携帯電話端末(ガラケー)にはヤマハのFM音源、MA-5やMA-7が搭載されているものが多かったですね。
メインはFM音源、簡易的ながらもPCMなどが装備されていて、同時発音数も64〜128音にまで達し、更にFM音源部では正弦波以外の波も発振でき、着メロなどに広く活用されました。
この時期は、かつてのサウンドクリエイターが再び脚光を浴びることも多かったですよね。
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