『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』とは?
原作は森京詞姫。書籍シリーズは全10巻です。
当時の小学生を中心とした”学校の怪談ブーム”の一画として大反響を呼びました。
昔ながらの怖ーいトイレの花子さんをモチーフにしたキャラですが、各話に登場する妖怪や幽霊の悪さをただ傍観するパターンと、様々なアイテムを駆使して人間を助けるパターンがあります。
トイレの花子さんとは似て非なりなのです。
主な登場キャラクター
伊武雅刀・・ナレーション、様々な登場人物
この声があるからこの作品が人気を博していると言っても過言ではありません。
伊武さんといえば言わずと知れた個性派の超ベテラン俳優。
俳優以外にもナレーション、歌、声優など幅広く活躍。
声優としては『宇宙戦艦ヤマト』に登場するデスラーが有名ですね。
1度聴いたら忘れないOPです。
『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!』オープニング
オマケでこちらもどうぞ・・
やみ子さんもくる!? - YouTube
花子さんとやみこさんの関係性(?)が分かる曲なのでご紹介します。
やみこさん、かっこいいです。
モチーフとなった『トイレの花子さん』って何?
昔も今も変わらずあるようです。
・音楽室に飾ってあるベートーベンの肖像画の目が光る!
・校庭に立っている二宮金次郎の像が夜中に歩く!
・理科室の人体模型が真夜中に踊る!
・昼間は12段の怪談が、夜になると13段に!
などなど。
そんな七不思議の中でも最も有名なのが『トイレの花子さん』です。
誰もいないはずのトイレ。奥から3番目の扉をノックして「はーなこさん、遊びましょ」と呼ぶと「はーい」と返事が返ってくる。扉を開けると色白のおかっぱ頭、真っ赤なスカートをはいた花子さんが立っている、というものです。
地域によっては話しかける時の言葉や花子さんの返答に違いがあるようです。
1950年頃、巷に流布された『3番目の花子さん』という都市伝説が原型だろうと言われていますが、この花子さんは実在していた!という説がいろいろあります。
・本名は長谷川花子。1879年(明治12年)生まれで牛乳や白いものが嫌い。学校で卓球部に所属していた。
・昭和12年、岩手県遠野市で、一家5人の無理心中を図った母親から逃げた長女いく子。
いく子は遠野小学校のトイレの奥から3番目に逃げ込みましたが見つかってしまいます。そして母親の手によって一家は皆殺しに。
それ以降、3番目のトイレにはいく子の幽霊が現れ、この少女が花子さんのモデルとなった。
・福島県の学校の図書室の窓から落ちて死んだ少女の霊。
・父親から激しい虐待を受けていた少女の霊。
などなど・・・
都市伝説らしい様々な説は今後も語り継がれていきそうですね。
人間に危害を加えるお化け達を退治してくれます。
スカートに付いたチューリップのアップリケは『幽霊しばりアップリケ』といって、戦いの切り札になるアイテムです。その他にもハーモニカを吹いて、さまよう幽霊たちを落ち着かせたりもします。
この花子さんは、ゴミ置き場にあるボロボロの公衆電話から呼び出す事ができます。
ホワホワ
花子さんの傍らでフワフワしているパートナー。おじいちゃんからのプレゼントです。
稲妻を操る力をもっています。
このホワホワの正体は、100年に一度ホワホワの木が1つだけ付ける実が成長した姿です。