佐竹雅昭  生涯一空手家 永遠の空手バカ
2017年8月16日 更新

佐竹雅昭 生涯一空手家 永遠の空手バカ

あくまで最強の男を目指し、「闘志天翔」というテーマと、「1位.夢、2位.健康、3位.お金」という人生価値観を実践し続ける男。 空手を武器に総合格闘技のリングにも立った空手バカ一代男は、90年代の格闘技ブームの立役者となった。 批判されることもあるけど、ほんとうに強いし、ほんとうにナイスガイ。 間違いなく格闘技ヒーローである。

44,495 view
 (1893859)

K-1 Classics: Mike Bernardo vs. Masaaki Satake

1997年3月16日、K-1 KINGSでマイク・ベルナルドと対戦。
右ハイキックからの左後ろ回し蹴りをベルナルドにヒットさせたが、2R、右フックでTKO負け。
佐竹雅昭には、この後ろ回し蹴りの記憶がない。
 (1893846)

1997年11月9日、K-1 GP 準々決勝で、1R15秒、アンディ・フグの左ハイキックでKO
された。

K-1 `98

 (1895230)

1998年4月9日、モーリス・スミスと引き分け。
1998年5月24日、武蔵と引き分け。
1998年7月18日、マット・スケルトンの左ストレートで1R 2:06 TKO負け。
 (1895890)

1998年8月28日、K-1 JAPAN GP。
1回戦、安生洋二を右ハイキックでTKO。
準決勝戦、大石亨を左ミドルキックでKO。
決勝戦、中迫剛に判定勝ちし優勝。
1998年9月27日、K-1GP開幕戦でグラウベ・フェイトーザに判定勝ち。
1998年12月13日、K-1グランプリ決勝トーナメント1回戦、1R 2:40 ピーター・アーツの左膝蹴りでTKO負け。

【K-1煽り】GP’98準々決勝 アーツVS佐竹

K-1 `99

 (1895895)

K-1 REVENGE'99 Mike Bernardo vs. Masaaki Satake

1999年4月25日、K-1 REVENGE '99でマイク・ベルナルドに判定負けしリベンジならず。
1999年6月20日、ヨッキ・オバーホルツァーを右ローキックでTKO。
1999年8月22日、ゲーリー・グッドリッジを左ローキックでKO。

K-1 ラストファイト

 (1894653)

Masaaki Satake vs Musashi

1999年10月5日、K-1GP開幕戦。
相手は武蔵だった。
武蔵の本名は、森昭生。
リングネームを決めるとき、「(北斗の拳の)ケンシロウ」案があがったが、佐竹が「武蔵」を提案し、それが採用された。
佐竹は「武蔵」を「むさし」ではなく「たけぞう」と呼んだ。
武蔵は、空手家としてバックボーンが少なく、むしろキックボクサーとしてのアイデンティティが高い。
両者の精神性を含むファイトスタイルには差異があった。
1R、佐竹はパンチで武蔵をダウンさせた。
しかし3R終了後の判定は、3-0で武蔵を勝利者とした。
佐竹は納得がいかず、リングサイドにいた石井館長に抗議した。
実際、多くのK-1選手も疑問を感じた判定だった。
1度、控室に戻った佐竹だったが、やはり納得がいかず、改めて石井館長に抗議しにいった。
「あの判定はどういうことですか?」
「そんなことはどうでもええねん」
佐竹は唖然とした。
結局、その後も、話し合いにならず
「じゃあ、辞めさせてもらいます」
佐竹はそういって部屋を出た。
数日後、記者会見が開かれ、石井館長と佐竹の和解、そして佐竹のK-1一時撤退と正道会館を休会することが発表された。
175 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

角田信朗  冷徹なリングでモロに感情を露出させる愛と涙と感動のファイター!

角田信朗 冷徹なリングでモロに感情を露出させる愛と涙と感動のファイター!

K-1や空手のトーナメントでの優勝経験ナシ。 なのに正道会館の最高師範代であり、メディアへの露出度も多い。 特筆すべきは彼の試合は、その人間性や感情があふれ出てしまうこと。 これは選手としても、レフリーとしてもそうで、インテリとむき出しの感情を併せ持つ愛と涙と感動の浪花男なのである。 最近、ダウンタウンの松本人志との騒動が話題になり、角田信朗の人間性を批判する人もいるが、私はその批判している人の人間性を疑っています。
RAOH | 21,308 view
石井和義の流儀 月給11万円の指導員は突如クーデターを起こした

石井和義の流儀 月給11万円の指導員は突如クーデターを起こした

「アマチュアは勝利にこだわる。当たり前の事です。アマチュア競技は参加料を払って、競技大会に加わり、勝ち負けを競い、栄光の証としてトロフィーや賞状を授与される。勝利のために努力精進する過程において肉体と精神を鍛える それがオリンピック精神であります。しかし、プロ精神は違います。お客様を感動させ満足させて、いかに勝つか、いかに負けるかです。それが銭が稼げるプロ、プロは稼いでなんぼです」
RAOH | 49,727 view
極真分裂.03 他流試合

極真分裂.03 他流試合

大山倍達没後、2年目。一見、クールだが一番ガンコな松井章圭 vs 不屈の男、三瓶啓二。
RAOH | 13,656 view
極真分裂.02  松井派、支部長協議会派、遺族派?

極真分裂.02 松井派、支部長協議会派、遺族派?

1994年、大山倍達没後 激動の1年。
RAOH | 21,060 view
アンディ・フグ【K-1時代~最期の戦い】 We Will Rock You 夢はあきらめるな

アンディ・フグ【K-1時代~最期の戦い】 We Will Rock You 夢はあきらめるな

キックボクサーが有利なK-1で、唯一、王者になった空手家。 30歳を過ぎてK-1のリングに飛び込み、3戦目にチャンピオンだったブランコ・シカティックを撃破! K-1グランプリ 2年連続1回戦KO負けした後、空手家として初の優勝!! 白血病との最期の戦いも、ドクターストップによって終わったが、青い目のサムライはギブアップしなかった。
RAOH | 11,811 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト