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「地裏」と「地表」、二つの世界で展開される壮大なストーリー!
地球はライトサイドとダークサイドという2つの意思によって繁栄と衰退を繰り返していた。ライトサイドの意思で生命や文明が生まれ、ダークサイドの意思でそれらが滅亡する。人類はその2つの意思を「神」と「悪魔」という名前で呼んだ。
地球の表と裏にそれぞれ「地表」「地裏」とされる世界が存在する。地裏に存在するただ1つの村クリスタルホルムから物語は始まる。村一番のやんちゃ者のアークは、村の仲間に焚き付けられて長老が入ることを禁じている「開かずの扉」を壊して中に入り、封印されていた箱を開けてしまう。中に入っていたのは喋るピンク色の生き物、ヨミ。その箱を開けてしまったせいで、村の時間が止まり、村人たちは凍りついてしまう。唯一無事だった長老は、「ライトサイドとダークサイドのパワーバランスが崩れた」と説明し、アークに責を問い、地裏にある5つの試練の塔で封印を解くことを命じる。それは、それぞれの塔に封印されていた力を解き放ち、「地表」の世界を創造していく。それにつれ、村人たちも元に戻っていった。
クリスタルホルムを復活させたアークに長老は、今は死滅している雄大な海と豊穣の緑の世界であった地表というもうひとつの世界があること、そしてその世界に荒れた地裏の生き残りであるクリスタルホルムの住人を住まわせたいと告げた。そしてアークは、ヨミとともに地表の復興——「天地創造」の役目を負った。こうしてアークは地裏と地表を繋ぐ大きな穴に飛び込んだ。
荒れ放題の地表に立ったアークは、動植物と会話する力を得た。パンドラの箱の中にある武器を手に取り、敵に立ち向かい、植物や動物を復活させた。動植物の力を借りて世界を回り、人間を封印したダークモーフを倒した。吹雪の中でダークモーフを倒したあと、アークは深い深い眠りに落ちた。そして、人間が復活することとなる。
数年後、目覚めたアークは人間の復活を知ると同時に動植物たちと会話ができなくなっていること知る。そして、ラサの村で現人神であるクマリと出会う。クマリはアークに進むべき道を示す。そこからアークの地表を復興、発展させていく長い旅が始まった。
旅の途中、アークは多くの仲間と出会い、多くの喜びと悲しみを経験する。天地が創造されるにつれ、文明が発展し手段が増えるにつれ、人間は増長し憎しみを覚え、世界は段々と穢れていってしまう。それを救うべく、長老からの夢のお告げで、「天才」と呼ばれる科学者の復活を命じられた。
世界が発展するにつれ、その構造も複雑になる。そこに渦巻く正義と悪の関係も単純ではなくなる。アークは自分のしていることが正しいのか迷いながらも、自分に課せられた使命である天地創造のため、故郷で待つエルのために旅を続けるのであった。その裏で、邪悪な陰謀が蠢いていることを感じながら。
「天才」と呼ばれるベルーガに会ったアークは、ベルーガがもたらそうとしている“死のない世界”に違和感を覚え反発する。そして、「機械」に殺される。しかし、クマリや世界中のみんなに手助けされ、蘇った。
そして、もう1人の自分と出会い「本当の使命」に気が付く。
独創的な表現の「地裏」のフィールド
アークが居る地裏の重力は「地表」側に向かっている。球体内部に居るようなフィールドスクロールが特徴的で、画面上部に見えるのは地球のコアに位置する地裏の太陽、「ガイアストーン」である。
via binto
世界観は実際の大陸、都市、地方がモチーフ!?
クリスタルホルムの住人のためアークが試練の塔1~5を訪れ復興した大陸は、「ユーラシア大陸」、「アフリカ大陸」、「南米大陸」、「北米大陸」、「オーストラリア大陸」であり、実際の位置的にも大体一致している。
ストークホルムはスウェーデン首都のストックホルム、リオットはブラジルのリオデジャネイロ、ロウランは善国の首都楼蘭などがモチーフとなっている。また、日本列島もネオトキオという名前でモチーフとされている。
ストークホルムはスウェーデン首都のストックホルム、リオットはブラジルのリオデジャネイロ、ロウランは善国の首都楼蘭などがモチーフとなっている。また、日本列島もネオトキオという名前でモチーフとされている。
個性的なキャラクター達がアークを導く!
地裏のアーク:
物語の主人公。イタズラ者でやんちゃな性格。パンドラの箱を開けてしまったため、天地創造の使命を帯びることになった。村では水に入る機会が無かったためか泳げない。
地裏のヨミ:
ピンク色の奇妙な生き物。パンドラの箱の中に閉じ込められていたがアークにより開放され、以後相棒としてアークと共に旅をする。
地裏のエル:
アークの幼馴染の心優しい女の子。村一番の機織でもある。
地表のアーク:
光の使者。生前は、武術に秀でたアスタリカの少年で、前世のエルの様子を見に行って儀式の聖杯の夜露を飲んだ。
地表のヨミ:
地表の英雄の武器と防具が入った箱に入っている。英雄を導く使命を持つが、地裏のヨミに劣らず口が悪い。かつて生物が最初に創造された時は、全ての生物はヨミと同じ姿をしていた。
地表のエル:
口が利けなくなったルワールの王女で、主人公のアークですら驚くほど姿は地裏のエルに瓜二つである。
長老:
アークの育ての親でもあるクリスタルホルムの長老。
塔の番人:
地表から来た5つの光。黒いマントに仮面をつけた姿をしている。
ラー:
生命の源である大木。魔物に寄生されて力を失っている。
キングバードの王:
鳥の王。
ライム:
仔ライオン。動物の王ネオの息子。
クマリ:
前世の記憶を失うことなく転生し続ける現人神。アークを助け導く。
メイホウ:
クマリの弟子で、かつて「星のかけら」を探して世界中を旅した。千里眼の力でアークの手助けをする。
メイリン:
メイホウの孫娘。幻を生み出す能力を持っている。両親はロウランの戦乱で亡くなっており、犬のターボを連れている。
フィーダ:
エル王女を護衛する女剣士。ルワールの王に拾われ、育てられた経緯を持つ。非常に生真面目な性格で、地表のエルを守ることに何よりも執着している。
ロイド:
傭兵。親友をベルーガの手先に殺されており復讐を考えている。嫌味な性格だが義に厚く、シニカルな言動の伊達男。
コロンブス:
航海術を発達させアメリカ大陸を発見したが、帰国後スペインの女王に捕らえられた。
ペルル:
フリーダムのスケボー少年。
ベルーガ:
天才科学者。アークが世界を復活させる以前の世界で、ダークガイアに従って細菌兵器で必要ないと考える人間を多く殺したが、大地が世界から失われてしまいコールドスリープで眠っていた。
ダークガイア:
地球が持つ2つの意思のうちの1つで、地球の裏の顔であり、破壊を司り、地裏をテリトリーとしている。役目を終えたものに滅びの運命を与えるのを使命とし、「闇の星」「悪魔」などと呼ばれている。
ライトガイア:
地球が持つ2つの意思のうちの1つ。地球の表の顔であり、創造や発展を司る。いわゆる「創造神」と呼ばれる存在である。
主人公のアークとヒロインのエルは共に、地裏と地表に存在している。
この事が、最終的に非常に物悲しい結末に至る事になる。
また、実際の史実をモチーフにした「コロンブス」も登場する。アメリカ大陸発見後、スペインの女王に捕らえられたというのは史実とは違う部分。
この事が、最終的に非常に物悲しい結末に至る事になる。
また、実際の史実をモチーフにした「コロンブス」も登場する。アメリカ大陸発見後、スペインの女王に捕らえられたというのは史実とは違う部分。
多彩なアクションが楽しい!
本作はダンジョン探索時、敵キャラクターを倒したり、謎解きを行うにあたって下記のようなバリエーションに富んだアクションが必要となる。各状況に応じたアクションを使いこなす事で、戦闘では有利に、謎解きでは新たな道が開ける。
歩く:
方向キーを縦横ななめ、それぞれ押した方向に歩いて移動する。
ジャンプ:
ジャンプボタンを押す事で、段差を上り下りしたり、地面に空いている穴を飛び越す事ができるジャンプを行う。ダッシュ中にジャンプした場合は飛距離が伸びる。
ダッシュ:
方向キー+ダッシュボタンで、進行方向に走って移動する。
物を持つ・投げる:
壺、石など特定のオブジェクトの前で攻撃ボタンを押す事で、そのオブジェクトを持つ事ができる。
持った状態でアクションボタンを再度押す事で、オブジェクトを投げる。置く事はできない。
物を押す:
大きめの岩などの特定のオブジェクトの前で、攻撃ボタン+方向キーでオブジェクトを押す事ができる。
ノーマルアタック:
攻撃ボタンを押す事で、隙の無い一突きを行う。ダメージは大きく無いが、ヒット&アウェイ戦法では有効。
ラッシュアタック:
攻撃ボタンを連打する事で、持続性のある連続攻撃を行う。
ノーマルアタックより攻撃範囲が少し広がる。
ミドルスライサー:
ダッシュ中に攻撃ボタンを押すと発動する突進攻撃。威力も高く、出も早いので使い易い。発動中は一部の攻撃をすり抜ける事ができる。BOSS敵等に使うと、相手との衝突ダメージを受けやすいので注意が必要。
スピンアタック:
ジャンプ中に攻撃ボタンを押す事で発動する。射程は短いが、円状に攻撃するためそこそこ当て易い。
レッグスライダー:
ダッシュ→ジャンプ→攻撃ボタンで発動する、突進スライディング。地面に沿って敵を蹴散らしながら攻撃できる。
ガード:
ガードボタンを押す事で、一部の敵の弾をガードで打ち消す事ができる。
歩く:
方向キーを縦横ななめ、それぞれ押した方向に歩いて移動する。
ジャンプ:
ジャンプボタンを押す事で、段差を上り下りしたり、地面に空いている穴を飛び越す事ができるジャンプを行う。ダッシュ中にジャンプした場合は飛距離が伸びる。
ダッシュ:
方向キー+ダッシュボタンで、進行方向に走って移動する。
物を持つ・投げる:
壺、石など特定のオブジェクトの前で攻撃ボタンを押す事で、そのオブジェクトを持つ事ができる。
持った状態でアクションボタンを再度押す事で、オブジェクトを投げる。置く事はできない。
物を押す:
大きめの岩などの特定のオブジェクトの前で、攻撃ボタン+方向キーでオブジェクトを押す事ができる。
ノーマルアタック:
攻撃ボタンを押す事で、隙の無い一突きを行う。ダメージは大きく無いが、ヒット&アウェイ戦法では有効。
ラッシュアタック:
攻撃ボタンを連打する事で、持続性のある連続攻撃を行う。
ノーマルアタックより攻撃範囲が少し広がる。
ミドルスライサー:
ダッシュ中に攻撃ボタンを押すと発動する突進攻撃。威力も高く、出も早いので使い易い。発動中は一部の攻撃をすり抜ける事ができる。BOSS敵等に使うと、相手との衝突ダメージを受けやすいので注意が必要。
スピンアタック:
ジャンプ中に攻撃ボタンを押す事で発動する。射程は短いが、円状に攻撃するためそこそこ当て易い。
レッグスライダー:
ダッシュ→ジャンプ→攻撃ボタンで発動する、突進スライディング。地面に沿って敵を蹴散らしながら攻撃できる。
ガード:
ガードボタンを押す事で、一部の敵の弾をガードで打ち消す事ができる。
4章からなる章立てで物語は進行していく・・・!
第1章 旅立ち
パンドラの箱を開けてしまったアークが、村人を助けるために5つの塔の試練に挑む。物語としては序盤前半となるが、ゲームとしては、時間経過で回復が出来たり色々なヒントで各ダンジョンのトリッククリア方法が示唆されるなど練習的な要素が大きい。
第2章 世界の復活
長老の命を受けて地表に赴き、生命が死に絶え荒れ果てた大地に生命を復活させる。物語の序盤後半部分で、植物の復活から人類の復活までがこの章に含まれる。この章からはアイテムなどでしか回復が出来ない事や第1章のようなヒントもほとんど無いこと等から、ゲームとしては実質的にここからが本番とも言える。また、この段階までは各植物・動物と会話できる。