珍しい疑似3D画面、SFCソフト『アクスレイ』は縦と横、どっちも楽しめるシューティングゲーム!
2017年1月24日 更新

珍しい疑似3D画面、SFCソフト『アクスレイ』は縦と横、どっちも楽しめるシューティングゲーム!

SFCソフト『アクスレイ』は、1992年9月11日にコナミより発売されたシューティングゲームである。本作は、縦スクロール面と横スクロール面が交互のステージ構成となっており、同社発売のシューティングゲーム「沙羅曼蛇」を彷彿とさせる。特に縦スクロール面に関しては、背景画面にパースをかける事による疑似3D表現がなされており、奥行きのある立体感を感じさせるゲーム画面が非常に特徴的な物になっている。

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ボス2:ゴルスカスダウパー

ボス2:ゴルスカスダウパー

二足歩行の独特な風貌をもった巨大兵器、胸部についたガトリングガンと、エイリアンの頭部のような黒い滑らかなフォルムの部分から極太レーザーを出して攻撃してくる。レーザーは後方に回る感じで回避できる。
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ステージ3:都市惑星

ステージ3:都市惑星

都市上空の夜空を行く縦スクロールステージ。道中には鉄パイプのような物が入り組んだギミックがあり、迷路を進むように決まった場所を破壊して行かなければならない。また、広い幅を狭めてくる鉄パイプに衝突しないよう注意しなければならない。
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ボス3:ラムズ

ボス3:ラムズ

3段階の変身を行うのが特徴のボス。1段階目は、小さな球体で直ぐ撃破できる。2段階目で、円錐型のUFOになり、炸裂する弾を回転しながらばら撒いて来る。3段階目で、赤い外部装甲を装着して、4つの砲門から雷のようなレーザーを発射しつつミサイル攻撃を仕掛けてくる。
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ステージ4:水と菌類の惑星

ステージ4:水と菌類の惑星

不気味な生物が群がる洞窟内を行く横スクロールステージ。どことなく「風の谷のナウシカ」の腐海を彷彿とさせる。場所によっては上下に大きくスクロールする事ができ、水中を出たり入ったりできる。せり出した岩の障害物が通路を狭め、機体に取り着いて下に落下させようとしてくる粘菌が厄介。
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ボス4:ミフォンコウ

ボス4:ミフォンコウ

こちらもどことなく「風の谷のナウシカ」の王蟲を連想させるボス。頭の触角からこちらの武装を勝手に変更して混乱させるビームを放ってくる。また昆虫の雑魚を下から排出し、全身から小さい針のようなレーザーを撃ってくるので、回るように回避すれば良い。
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ステージ5:溶岩と炎の惑星

ステージ5:溶岩と炎の惑星

奥から手前に飛び出してくる巨大なワームがド迫力な縦スクロールステージ。雑魚敵の攻撃も中々激しい物があるが、噴き上げる火炎にも目を奪われる。
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ボス5:ボビーウェイラー

ボス5:ボビーウェイラー

炎の巨人型ロボットであるボス。口から炎の弾と、巻き上げる溶岩弾で攻撃してくる。また左右の手で自機を掴むように攻撃してくる。弱点部位は胸だが、左右の手にガードされてしまうので、上手く隙間を縫って攻撃する必要がある。
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ステージ6:闇の要塞

ステージ6:闇の要塞

敵の巨大艦隊を撃破しながら、闇の帝国の基地へ侵入していく横スクロールステージ。最終面に相応しい雑魚敵の攻撃に巨大戦艦が非常に厄介。戦艦は司令塔を破壊する事で機能を停止する事ができる。
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ボス6:デスウィン

ボス6:デスウィン

ラスボスのデスウィンは3段階の変化を行う。一段階目は二つの砲門からの弾と、巨大な岩を中心でグルグルと回す攻撃を行う。2段階目は中心のコアから放たれた弾が、自機狙い、ばら撒き、リングレーザーのどれかに変化するという変幻の戦い方をしてくる。3段階目は自機をスキャンしてきて、完了すると自機のコピーを量産して飛ばしてくる攻撃をしてくる。これが非常に厄介で前にショット、下にボムを連射してくるので避けるがの非常に難しい。
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ボス7:逃走するデスウィン

ボス7:逃走するデスウィン

ついにラスボスを倒したと思いきや、コアを捨て去り高速で逃走するデスウィンに追撃を行う。攻撃に関しては2カ所からの自機狙い弾と比較的単純なので、ここまで来た実力なら容易に撃破できるだろう。
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ついにエンディング!しかし・・・・

ついに闇の帝国の野望を打ち砕き、傷つきながらもアクスレイは平和になったイーリス恒星系に帰り着く所でスタッフロールエンディングとなる。
しかし、スタッフロールが終わった所で難易度が一段階上がった2週目が開始される!そして真のエンディングは2週目をクリアしなければ見れないのであった。
2週目が始まる・・・・!

2週目が始まる・・・・!

筆者は割と1週目でも苦労したので、2週目をクリアする事は叶わなかった・・・・。当時は2週目の存在すら知らなかったので、新鮮な気持ちである。
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アクスレイまとめ

多彩なシューティングゲームをリリースして老舗としての安定感を感じさせるコナミであったが、このアクスレイでシューティングゲームというジャンルをさらに一歩前進させようとする意気込みを感じる事ができた。続編を匂わせるような演出もあり、グラディウスや沙羅曼蛇のようにシリーズ化して欲しかったが、実現する事は叶わなかったようだ。また現在のコナミは再編され、株式会社コナミデジタルエンタテインメントとしてゲーム事業を引き継いでいるが、大半の事業から撤退という現状である。かつてのコナミは本作に留まらず、多くの人の記憶に残る名作を生み出して居たと思うと、現在のソーシャルゲーム押しの方針はどこか寂しいと感じるこの頃であった。

筆者ができなかったアクスレイの二周回動画!

アクスレイ ハード二周 - YouTube

難易度ハードで二周。ガンガンエクステンドするので多少ごり押しになっても平気です(´・∀・`) グラ外のヘヴィーダッカーみたいな敵ユニットがお気に入りです 二周目一面でフリーズするというバグに見舞われて再プレイになったので二周目録画は一周目のスコアと違います(´・∀・`) loop 1 stage 1 : 01:5...

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