2018年1月23日 更新
僅か2代目までの製造で終わった!!『トヨタ・セリカXX』
6気筒車日産・フェアレディZの成功に刺激された北米ディーラーの要望により、4気筒車セリカの上級車種として6気筒エンジンを搭載することを主眼に開発された。トヨタ・セリカXXその魅力をまとめてみました。
1980年8月にマイナーチェンジ。
この後期型のマイナーチェンジ車はわずか7ヶ月しか製造・販売されていないそうです。
リアサスペンションが4リンク/コイルスプリングのリジッドアクスル式からセミトレーリングアーム/コイルスプリングの独立懸架式に変更されたり、
3ナンバー車は 4M-EU に代わり 5M-EU 2.8Lエンジンが搭載されました。
センターコンソールを形状変更し、日本製乗用車において普及しつつあったDIN規格のオーディオスペースが、2段新設。
2代目 A60型(1981年-1986年)
セリカXX 車高調 オールP
1981年7月登場。初代がラグジュアリー志向の高級スペシャルティカーであったのに対し、初代のコンセプトを先に発売されたソアラが引き継いでいたため、2代目は一転してスポーティー路線へと変更されました。
ロータスとタッグを
トヨタ・セリカXX(A60)のカタログ(昭和56年7月)/C・チャップマン
CMでもロータスの創始者であるコーリン・チャップマンを起用しカタログでも走行性能の高さを前面にアピールしていた。
なお当時あった「足回りのセッティングをロータスが担当した」という話は誤りとされていたが、後年トヨタ自動車から正式に協力関係にあったことが発表されている。
ソアラの影響?
トヨタ・ソアラ(初代)前期型 2800GT エクストラ
2代目セリカXXも、とってもカッコイイ車なんだけど、先に発売されたソアラ(爆発的大ヒット)のデビューのせいなのか、いまいちパッとしなかった印象です。
個人的には大好きな車なんだけど・・・
前期型
前期型 2800GT
1981年7月発売。エンジンは2800GTにソアラで初採用された直列6気筒 2.8L DOHC (5M-GEU) と2000L、S、Gにクレスタで初採用された2.0L SOHC (1G-EU)を搭載。
1982年2月 2.0L SOHC ターボ (M-TEU) を搭載するターボS/Gを追加
1982年8月 6気筒 2.0L DOHC 24バルブ (1G-GEU) を搭載する2000GTを追加。(2000GTにオプションで195/60R15サイズの60扁平タイヤが用意された)
後期型
1983年8月 マイナーチェンジ。外観の変更はバンパーの形状変更、テールレンズのデザイン変更、テールゲート及びリヤバンパーのボディー同色化、ドアミラーの標準化。最廉価グレードのLは廃止。5M-GEUは圧縮比アップにより175ps/5,600rpm、24.5kgm/4,400rpmに向上。
1986年まで
トヨタ・スープラ前期型(日本仕様)
セリカXXは1986年で製造・販売を終了。
モデルチェンジの際に(日本国内においては初代)スープラと名称が変更され、セリカXXの名称がなくなりました。
因みに中古市場では
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