名曲ばかり!ハードロックの王道“ディープ・パープル”の70年代を日本で発売されたシングルで振り返ります
2017年9月21日 更新

名曲ばかり!ハードロックの王道“ディープ・パープル”の70年代を日本で発売されたシングルで振り返ります

ハーロックといえば、ディープ・パープル。70~80年代のバンド小僧にとってはお手本のバンドでもありました。そのディープ・パープルの黄金期といえばやはり70年代。現在でも活動を続けている彼等ですが、70年代に日本でリリースされたシングルは代表曲の目白押しです。熱い思いを込めて振り返ります!

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1974年にリリースされたアルバム「紫の炎」、ここから第3期が始まります。イアン・ギランという最高のボーカリストが去り、当時無名だったデイヴィッド・カヴァデールと交代することになります。不安いっぱいの船出でしたが、それは杞憂に終わります。

アルバム「紫の炎」は最高の出来で、全英3位、全米9位、日本11位と世界的なヒット作となりました。
紫の炎

紫の炎

日本とアメリカではアルバム「紫の炎」から同名曲がシングルカットされましたが、イギリスでは「紫の炎」はB面で、A面は「テイク・ユア・ライフ」となっています。

Deep Purple - Burn 1974 Live Video

紫の炎

Lady Double Dealer

1974年のアルバム「嵐の使者」からシングルカットされたのが「嵐の女」です。ギタリストのリッチー・ブラックモアは「最低のアルバムだ」とインタビューで答えていたすが、それを証明するかのようにこの作品を最後に脱退してしまいます。
第3期最後のスタジオ作品となってしまいました。
嵐の女

嵐の女

日本ではアルバムから「嵐の女」がシングルカットされましたが、本国ではこの時期シングルはリリースされていません。
リッチー・ブラックモアが「最低だ」と吐き捨てたこのアルバムですが、全英6位、全米20位、日本22位と商業的には問題なくヒットしています。

Deep Purple: Lady Double Dealer (live)

嵐の女

You Keep on Moving

1975年リリースされた10枚目のスタジオ・アルバム「カム・テイスト・ザ・バンド」。看板ギタリストだったリッチー・ブラックモアに代わってトミー・ボーリンが加入した第4期となります。
アルバムの評価は芳しいものではなく、セールス的には全英19位、全米43位でした。
キープ・オン・ムーヴィング

キープ・オン・ムーヴィング

「キープ・オン・ムーヴィング」がシングルカットされましたが、アルバム同様こちらも大きな成果をあげることは出来ませんでした。

Deep Purple -- You Keep On Moving

キープ・オン・ムーヴィング
アルバム「カム・テイスト・ザ・バンド」後にはツアーを行うも、デイヴィッド・カヴァデール、トミー・ボーリン、グレン・ヒューズと次々に脱退を表明し、ディープ・パープルは事実上の解散状態となります。

1984年に、第2期のメンバーで活動を再開させることになるのですが、やはりこのメンバーが最高、最強ですね。
ただ残念なことに70年代当時の勢いを取り戻すことはできないまま、またメンバーチェンジを繰り返すことにまります。

それでも現在でも活動を続けているのですからファンにはたまらないですね!いつまでも頑張ってほしいものです。
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