満を持して上京!メジャーになって知る総合格闘技界の現実
鹿児島での5年間を経て2005年、23歳で上京した菊野選手。
アマチュアから始まり、アルバイト生活を続けながら格闘家としての頂点を目指します。
そして2009年、ついに当時の所属団体でトップの座に君臨することとなります。
かつてブラウン管の向こうで繰り広げられていたPRIDEやK-1など格闘技のスーパースターたちの世界。
その舞台に立った菊野選手が感じたこととは?
アマチュアから始まり、アルバイト生活を続けながら格闘家としての頂点を目指します。
そして2009年、ついに当時の所属団体でトップの座に君臨することとなります。
かつてブラウン管の向こうで繰り広げられていたPRIDEやK-1など格闘技のスーパースターたちの世界。
その舞台に立った菊野選手が感じたこととは?
「正直な実感としては”あれ?”って。思い描いてた華やかな舞台では無くなっていた。僕は大晦日のダイナマイトに出ましたけど、その時はニコニコ生テレビでした。」
2000年前後、PRIDEやK-1のスーパースターたちがブラウン管の向こうに立ち並んでいた時代。
当時の一大ブームが去った後の格闘技界の現在進行形を中からみた菊野選手は、チャンピオンだからといって食べていけるわけでない現状を目の当たりにします。
そして菊野選手は、自ら行動を起こします。
当時の一大ブームが去った後の格闘技界の現在進行形を中からみた菊野選手は、チャンピオンだからといって食べていけるわけでない現状を目の当たりにします。
そして菊野選手は、自ら行動を起こします。
「DEEPっていう団体で僕はチャンピオンになりました。その頃まではまだチケット収入やファイトマネーで生活出来ていたんです。後に僕は2009年からDREAMという大会に出場するようになりまして、テレビ放送もついていましたしスポンサーを獲得しようという考えになって。いっそのこと自分の会社を持とうということになりました。」
DREAM10 ライト級スーパーファイト アンドレ・ジダ vs 菊野克紀
via www.youtube.com
この行動にも「ヒーローに憧れる」菊野選手の行動原理が強く働いています。
「上京する少し前にヒーローになるっていう夢を持ったんです。子供達に空手を教えるなかで『靴を並べなさい』とか『困ってる人がいたら助けなさい』とか指導するんですけどそれが子供達のまっすぐな瞳に跳ね返って自分に跳ね返ってくるんですよ。 」
「俺どうなの?」って。
「自分に向き合って悩んだ末に降りてきたのが”ヒーロー”っていう言葉でした。漫画の主人公のように強くて優しくてかっこいい困っている人を助けるヒーローになろうと思えた時に世界が輝いて見えました。」
「ヒーロー目指すにはどうすればいいか、人の役に立つには力が必要だ。経済力でもパワーでも知識知恵でも、あらゆる面で力をつけなきゃいけない。じゃあその勉強を仕事を通してやってみようと。2009年からスタートして。もう10年目ですね今年で。」
「俺どうなの?」って。
「自分に向き合って悩んだ末に降りてきたのが”ヒーロー”っていう言葉でした。漫画の主人公のように強くて優しくてかっこいい困っている人を助けるヒーローになろうと思えた時に世界が輝いて見えました。」
「ヒーロー目指すにはどうすればいいか、人の役に立つには力が必要だ。経済力でもパワーでも知識知恵でも、あらゆる面で力をつけなきゃいけない。じゃあその勉強を仕事を通してやってみようと。2009年からスタートして。もう10年目ですね今年で。」
-DREAMの後には総合格闘技の最高峰「UFC」にも挑戦なさいました。
環境、契約、ルール、全てがシビアな世界…
「UFCはあらゆる面でキツかったですね、 肉体的にも精神的にも経済的にも。 UFCは日本での知名度が高くなく、ここの頂点に立つことが僕の目指すヒーローへの道に繋がるのかっていう疑問もありました。」
「UFCをみると文化の違いを感じます。海外は賭けがOKだったりペイパービューが浸透していて、また総じてスポーツコンテンツの価値が高い。比べると日本はスポーツコンテンツの価値が低いんです。ビジネスとしてなかなか成立していない。」
「UFCをみると文化の違いを感じます。海外は賭けがOKだったりペイパービューが浸透していて、また総じてスポーツコンテンツの価値が高い。比べると日本はスポーツコンテンツの価値が低いんです。ビジネスとしてなかなか成立していない。」
「格闘道」で道を切り拓く
敬天愛人|鹿児島での格闘道イベント
11月11日(日)、鹿児島アリーナにおいて開催!
「ここまでの格闘家人生で感じたことですが、日本ではスポーツ選手はスポーツに集中するべきという風潮があります。でもその価値観だとスポーツの流行り廃りに身を委ねるだけで結局は他人任せ。、競技人生が終わったのちに選手は社会に適応出来ません。だからスポーツの世界で感じたこと、身に着けたことを社会で活かすってことを考えていかないと。」
「人のニーズに応える、役に立つことで報酬を得られる。でもアスリートにおいてはそれを考えること自体が理解されにくい。きつい練習、きつい試合だけやっておけばいいんだ。余計なことは考えるな!という風潮がある。だから格闘家の環境は現役中もセカンドキャリアも良くならない。」
「人のニーズに応える、役に立つことで報酬を得られる。でもアスリートにおいてはそれを考えること自体が理解されにくい。きつい練習、きつい試合だけやっておけばいいんだ。余計なことは考えるな!という風潮がある。だから格闘家の環境は現役中もセカンドキャリアも良くならない。」
総合格闘技の世界で闘いの厳しさのみでなくビジネスとしての厳しさも身をもって経験した菊野選手。
いままさに「ヒーローになる」ための道を己で切り拓こうとしています。
いままさに「ヒーローになる」ための道を己で切り拓こうとしています。
親が子どもに見せたい格闘道イベント「敬天愛人」
「天を敬い人を愛するっていうこの言葉は道だと思うんです、人の道。天が僕らを愛してくれるように、分け隔てなく人を愛そうという人としての道。僕は格闘技を見せたいのではなく格闘道を見せたいと考えました。 自分自身、格闘技を通してかつての孤独な少年時代からとても幸せになりました。それを伝えたくて。 」
「僕が格闘技で学んだ事は困難に立ち向かっていく勇気と全てを受け入れる感謝です。それを親が子供に見せたい格闘道として全力で体現しようと。」
「僕が格闘技で学んだ事は困難に立ち向かっていく勇気と全てを受け入れる感謝です。それを親が子供に見せたい格闘道として全力で体現しようと。」
格闘道イベント 「敬天愛人」とは
世の中はもの凄いスピードで変化し、その勢いは益々加速しています。
その一方で人間の本質は変わりません。
宗教や哲学などの偉大な先人の教えは時を超えて輝いています。
急速に変わり続ける世の中だからこそ、変わらない人間の本質を磨くことこそが重要だと思います。
学校や企業から「挑戦しない」「感謝しない」人が増えたという話をよく耳にします。
さらに益々の少子高齢化で日本の未来に不安が募ります。
今こそ、良き日本人の在り方を示した道(どう)を大切にすべきだと思います。
・相手を尊重して感謝する。
・目標は勝利、目的は成長、対するは相手ではなく自分自身。
・和を重んじ、弱きを助け、社会に貢献する。
私の生まれ故郷である鹿児島から、選手、スタッフ、支援者、観客、この大会に関わる全ての人が格闘道精神を体現し、世に伝え、強くて優しくてカッコイイ日本を志します。
僕も出場する全国から猛者を集めた異種格闘技体重無差別8人ワンデートーナメント。
実力派対決から子供、壮年、経営者、パラ(身体障碍者)の対決まで、スペシャルワンマッチ6試合。
高校生以下無料!
特別ゲストとして薩摩の歌姫辛島美登里さん、薩摩のヒーロー薩摩剣士隼人!
薩摩のご当地アイドル サザン☆クロスも応援団として参加してくれます。
さらに10の格闘道体験が出来る勇気ゾーン、20の鹿児島グルメが楽しめる笑顔ゾーン、100人以上の子供達が活躍する子供ヒーロースタッフ企画など、子供から大人まで一日中楽しめるイベントとなっております。
ぜひご家族でいらしてください。
またお声掛けやご協力よろしくお願いいたします
敬天愛人総合プロデューサー
菊野克紀