「黒とかげ」とは・・・
高階良子先生
高階 良子(たかしな りょうこ、1946年2月18日 - )は、日本の少女漫画家。千葉県銚子市出身。
初期の代表作「リリ」が若木書房の『ゆめ』に掲載されデビューした。その後、雑誌界へ活動の場を移し、『なかよし』に江戸川乱歩原作の『黒とかげ』(原題:『黒蜥蜴』)、『血とばらの悪魔』(原題:『パノラマ島奇談』)、横溝正史原作の『血まみれ観音』(原題:『夜光虫』)などを連載、ジャンルをミステリに移した。
代表作は『マジシャン』、『地獄でメスがひかる』、『はるかなるレムリアより』、『ピアノソナタ殺人事件』など。
なかよし増刊号で「総集編」として特集が組まれるほどの人気
ミステリー、ホラー漫画が好きな方にはお勧めです。
名探偵明智小五郎と女盗賊黒とかげとの対決、明智探偵もの
には珍しく、ロマンス風味あり。
原作を知っている方は比べて読んでみるのも面白いですよ。
一昔前の少女漫画の古めかしい画風(そこが高階漫画の良いところ)が
乱歩作品にはマッチしていて、懐かしくかんじ今でも時々読みかえしています。
あらすじと主な登場人物
あらすじ
変装や部下を使い、互いを追い詰めるうちに、明智に対して「黒とかげ」の中に妙な気持ちが芽生え始めます。それは愛なのか?
黒とかげ
黒とかげ(女盗賊)
大胆不敵な行動・変装で宝石を盗む。美しい物を愛しすぎて、人間の剥製(!)までこしらえてしまう。
「黒とかげ」は、昭和46年4月号から8月号まで連載されていました。