第2戦は2点を追う8回二死から土橋選手、オマリー選手の連続タイムリーで追いつくと、延長11回にオマリー選手の決勝1号ソロが飛び出し敵地で連勝。神宮球場に舞台を移した第3戦は延長10回に池山選手が1号サヨナラ3ランを放ち3連勝を飾って一気に王手をかけます。第4戦は延長12回、伊東投手がD・J選手に2号ソロを浴びてブルーウェーブに一矢報いられます。
ヤクルトの3勝1敗で迎えた第5戦に先発した・ブロス投手は、初回にイチロー選手に1号先制ソロホームランを打たれたものの、以降は快投。8回までオリックス打線をこの1点のみに抑え込みます。ヤクルト打線は2回に池山選手、ミューレン選手の連続犠牲フライで逆転すると、5回にはオマリー選手が2号ソロで突き放し。2点リードで、ブロス投手の後を受けた守護神・高津投手が登板。最後の打者・ニール選手をファーストゴロに仕留めて、本拠地・神宮球場で2年ぶりの日本一を達成しました。
1戦、5戦に先発登板し、2勝を挙げたブロス選手は優秀選手賞を獲得します。(最高殊勲選手賞はオマリー選手)
1戦、5戦に先発登板し、2勝を挙げたブロス選手は優秀選手賞を獲得します。(最高殊勲選手賞はオマリー選手)
2年目以降…
その後も活躍すると思われた、ブロス選手でしたが、2年目以降は、上から大きく投げ下ろす投球フォームが災いしてモーションを盗まれることが多い事や、故障の影響も響いて成績は低迷します。1998年に西武ライオンズに移籍するものの一年目の様な活躍は取り戻せず、翌1999年は一軍登板のないまま退団しました。
1997.4.4 巨人vsヤクルト1回戦でのブロス選手の投球
via www.youtube.com
1996年7勝12敗。1997年7勝8敗。1998年2勝3敗(西武に移籍)。1999年一軍登板なし
現在、ブロスさんはアリゾナ州にあるスポーツ・マネジメント会社 Gaylord Sports Management で代理人として活動しています。
現在、ブロスさんはアリゾナ州にあるスポーツ・マネジメント会社 Gaylord Sports Management で代理人として活動しています。