【元フリッパーズ・ギター】小山田圭吾(Cornelius)1998年のマスターピース
2017年5月30日 更新

【元フリッパーズ・ギター】小山田圭吾(Cornelius)1998年のマスターピース

80年代後半~90年代初頭の渋谷系を牽引したフリッパーズギター(小沢健二&小山田圭吾)が解散し、小山田圭吾はCorneliusとして活動しています。98年に彼が発表した名作アルバム収録のStar Fruits Surf Riderについて振り返ります。

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小山田圭吾(Cornelius)のおもひで

たまが、90年代には小沢健二のアルバム「LIFE」収録のラブリーなどもヒットしていて、それを知っていたたまはやっぱり小山田圭吾やフリッパーズギターも知っています。
殆どセットに近い感じです。 
で、その90年代に小山田さんが作った「Star Fruits Surf Rider」という曲にまんまと嵌りました。
口笛や軽やかなアコギが鳴るミニマムで可愛い感じの部分とサビでサウンドが強めになるところなどがツボで今でも聞いております。ミーハーかも(笑)

名曲のシングル

懐かしや8cmシングルですね。この頃にこの曲を作る彼って天才のひとりですよね。。
で、8cmCDSの価格なのですが、サイトによっても区々ですがこの記事に掲載してある価格はコレクターズ価格ですので変動します。

音源を聴こう

Cornelius - Star Fruits Surf Rider

彼の歌声は線が細くソフトリーなものです。熱唱する系の曲もこの頃も勿論少なくというか、無い?ような記憶があります。
電子音楽に傾倒する前は、全体的にアナログに聴こえる内容にその頃の流行りの要素を入れたオルタナティブパンク?ロック?な感じでした。器用なアーティストだからいろいろな要素を取り込んでいた記憶があります。

当時のライブ映像

CORNERIUS/STAR FRUITS SURF RIDER @HEY3

うーん、ミニマムな曲も好物なたまにとって、この番組のステージセットも好きで小山田圭吾のパフォーマンスも仰々しくなく自然体でいいなあ~という記憶が微かにあります(笑)

STAR FRUITS SURF RIDERへの評価

曲の構成もまた簡単ではなくリスナーを楽しませた筈です。それは彼のファンじゃなくても聴いてくれたら思うところだと思います。
評価については単純に国内外から高い評価をされております。
以下がその証左にもなると思われます。

Cornelius - Star fruit surf rider (Damon Albarn remix)

90年代に流行ったBrit Popの代表格に、日本でも人気だったOasis、The Verve、Blur、Radioheadというバンドがあります。
その中にBlurという現在でもGorillazやソロなどで活躍をされているDamon Albarnというフロントマンを抱えるバンドがあり、そのDamonがSTAR FRUITS SURF RIDERのREMIXをされております。
そもそも高い評価をされていないとUKロック勢からのREMIXなんてJ-Popのアーティストがそう易々されるとは思えませんし、聴いていただいたら分かりますが、大金積まれたからやっつけ仕事をしたとも思えません。

不朽の名作「FANTASMA」

STAR FRUITS SURF RIDERが収録されているアルバムも一応載せさせていただきます。
勿論このアルバム自体の評価も玄人からもリスナーからも高いです。
90年代J-Popの不朽の名作と同時にロングセラータイトルです。たまも持っております!!
サイトによっては在庫がなくて、販売価格が変動するような設定になっているのかもしれません。

異例

90年代の小山田圭吾の凄まじいアビリティーとクリエイティビティを感じることのひとつに、マタドール・レコードからも発売をされたというのがあります。
当時も小山田圭吾を知っている人の間で話題になったような気がします。
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