グリプス戦役末期に投入されたサイコガンダムの後継機。実験機的な色の強かったサイコガンダムの問題点を見直して再設計し、同機同様ムラサメ研究所で開発が行われた。
カタログスペック上はサイコガンダムと比較してジェネレーター出力は60パーセント弱にまで抑えられているが、スラスター推力は大幅に向上しており、ある程度の軽量化もなされている。
コクピットはサイコガンダム同様頭部にあり、ボディが破壊されても脱出ポッドとして単独で飛行・離脱できる(その頭部の「顔立ち」はかなり変えられ、もはやガンダムタイプには見えないほどであった)。
オーガスタ研究所出身のロザミア・バダムがパイロットを務めているのは、ムラサメ研究所にすでに強化人間のストックがなかったうえ、サイコガンダムでホンコンの街を襲撃したことにより、世間から責を問う声が相次いだムラサメ研は連邦内での権限が弱体化していたため、ティターンズによる主導下でオーガスタ研スタッフに機体を貸与したとされている。
圧倒的な火力を誇り、サイコガンダムと比べても強力な機体であった。しかし、強化人間をシステムの一部とする思想はそのまま受け継がれており、アクシズでの出撃時にはロザミアが精神に異常をきたして随伴機からの命令を受けつけなくなった結果、制御できずに暴走する。また、この時の戦いではモビルフォートレス形態には変形しない。ミノフスキークラフト発生装置(MS形態時のシールド部分)の調整が間に合わなかったために変形できなかったとされている。
本機と交戦したΖガンダムのパイロットであるカミーユ・ビダンには、機内のロザミアにサイコガンダムのパイロットであるフォウ・ムラサメのイメージが重なって見えたらしい。
本機のサイコミュ・システムは今までの被験者のデータが累積されたものである。また、こうしたサイコミュ・システムに累積された被験者のデータが残留思念のような形でロザミア・バダムの潜在意識に影響を及ぼしていたらしく、それらとともと薬物投与や刷り込みなどによる記憶操作などで情緒不安定だった彼女をさらに不安定にしていた。
本機のサイコミュ・システムは今までの被験者のデータが累積されたものである。また、こうしたサイコミュ・システムに累積された被験者のデータが残留思念のような形でロザミア・バダムの潜在意識に影響を及ぼしていたらしく、それらとともと薬物投与や刷り込みなどによる記憶操作などで情緒不安定だった彼女をさらに不安定にしていた。
ジュピトリス(ティターンズ)
PMX-000 メッサーラ(可変モビルアーマー)
パプテマス・シロッコが木星圏にいたころジュピトリス艦内で開発していた試作型可変MA(したがって、正確にはティターンズの兵器ではない)。PMXシリーズにおける最初の機体であり、型式番号の「000」は規格外を意味する。
木星の高重力圏での活動を前提に設計されており、高重力を振り切るための大型スラスター・ユニットを装備し、フレーム剛性も非常に高く設定されている。TMAとしては最初期にムーバブルフレーム構造を採用した機体であり、変形所要時間はわずか0.5秒。スペック上の比推力は然程高くはないが、メインスラスターの他に機体脚部および尾部などにも大型スラスターを内蔵しており、実際の総推力は196,000kg以上といわれている。
スラスター・ユニット先端には出力11.3MWの直結型メガ粒子砲を搭載し、ジョイント・アームにより広範な射角を有する。その他にも、肩部にはミサイルランチャー、腕部にはクローを装備しており、高い攻撃力を誇る。設定画では腕部にバルカン砲装備との記述があるが、劇中で使用することはなかった。
ガンダムシリーズ史上初の変形したモビルアーマー。TV版ではパプテマス・シロッコが搭乗。性能テストとしてブライト・ノアが艦長を務めるテンプテーションを襲う。
エゥーゴのジャブロー降下作戦では、単独で攻撃をかけ、ジムIIを始めとするエゥーゴ部隊を子ども扱いし、サラミス改級の巡洋艦・シチリアを撃沈。さらにエマ・シーンが搭乗するリック・ディアスの右腕をビーム・サーベルで破壊し、大気圏突入によるジャブロー降下を断念させている。
またシロッコはドゴス・ギアを任された時、彼の部下としていたジェリド・メサとマウアー・ファラオがガブスレイの性能テストを行っている最中に割り込んで、二人の技量を試したこともある。
サラ・ザビアロフやティターンズに寝返ることになるレコア・ロンドが搭乗してからは目立った活躍を見せることは無かったが、レコアはこの機体を使用してサイド2のコロニーへの毒ガス作戦を行い、コロニー守備に当たっていたネモを撃墜、かつての仲間が乗るZガンダムや百式とも交戦になるが作戦を成功させ、ティターンズへの忠誠心を示している。
やはりシロッコの技量の高さを示していたんだなぁ~と思うエピソードです。
エゥーゴのジャブロー降下作戦では、単独で攻撃をかけ、ジムIIを始めとするエゥーゴ部隊を子ども扱いし、サラミス改級の巡洋艦・シチリアを撃沈。さらにエマ・シーンが搭乗するリック・ディアスの右腕をビーム・サーベルで破壊し、大気圏突入によるジャブロー降下を断念させている。
またシロッコはドゴス・ギアを任された時、彼の部下としていたジェリド・メサとマウアー・ファラオがガブスレイの性能テストを行っている最中に割り込んで、二人の技量を試したこともある。
サラ・ザビアロフやティターンズに寝返ることになるレコア・ロンドが搭乗してからは目立った活躍を見せることは無かったが、レコアはこの機体を使用してサイド2のコロニーへの毒ガス作戦を行い、コロニー守備に当たっていたネモを撃墜、かつての仲間が乗るZガンダムや百式とも交戦になるが作戦を成功させ、ティターンズへの忠誠心を示している。
やはりシロッコの技量の高さを示していたんだなぁ~と思うエピソードです。
PMX-001 パラス・アテネ
via modelrunner.net
パプテマス・シロッコがジュピトリス艦内で独自開発したハンドメイドMS、PMXシリーズの1機。機体色は黄緑を基調とし、ラインや動力パイプなどに黄色を配している。全身に多彩な火器を搭載した対艦用MSとして設計されたが、フル装備で80tを超える総重量を持つため、機動性はよくない。機能的には第2世代MSの範疇に含まれるが、火力の面に関しては、後の第4世代MSに匹敵する性能を持っている。なお搭載武装の多くは、劇中では未使用。
ジ・O、ボリノーク・サマーンとの3機による運用を想定しており、ボリノーク・サマーンから索敵情報を得た本機が遠距離から射撃を仕掛け、ジ・Oで接近戦に持ち込む戦術が考案されていたが、3機による運用の場面はボリノーク・サマーンの被撃墜によって一度しかなかった。
第28話でレコア・ロンドが特別任務により民間人になりすましジュピトリスに潜入した時点では、すでに完成されていた。この時はまだ塗装されておらず、脚部クローを立てていた。
レコアはこれをスケッチブックに描いていたが、思うところあってアーガマのクルーには報告しなかった。レコアの価値観では「身も心も預けられる男」というのが最優先で、敵味方という区別の判断よりも「男と女の愛憎の関係の方が重要」だったのだろう。その後のシロッコに対する態度にもそれを感じてた。
その縁でか、レコアがティターンズに投降した後、この機体は彼女に与えられた。目立った戦果はバスク・オムのドゴス・ギアを撃沈したこと(TV版のみ)。最終決戦では被弾しシャクルズに乗ったエマ・シーンのガンダムMk-IIと一騎討ちとなる。Mk-IIのビーム・サーベルでコクピットを貫かれ撃破されかけた時、エマを撃墜しようとしたヤザン・ゲーブルのハンブラビのビームによって完全に撃破された。
レコアはこれをスケッチブックに描いていたが、思うところあってアーガマのクルーには報告しなかった。レコアの価値観では「身も心も預けられる男」というのが最優先で、敵味方という区別の判断よりも「男と女の愛憎の関係の方が重要」だったのだろう。その後のシロッコに対する態度にもそれを感じてた。
その縁でか、レコアがティターンズに投降した後、この機体は彼女に与えられた。目立った戦果はバスク・オムのドゴス・ギアを撃沈したこと(TV版のみ)。最終決戦では被弾しシャクルズに乗ったエマ・シーンのガンダムMk-IIと一騎討ちとなる。Mk-IIのビーム・サーベルでコクピットを貫かれ撃破されかけた時、エマを撃墜しようとしたヤザン・ゲーブルのハンブラビのビームによって完全に撃破された。
PMX-002 ボリノーク・サマーン
via www.gundam.info
パプテマス・シロッコが開発したPMXシリーズの1機。頭部にレドーム、左腕にレーザーセンサーを内蔵しており、高濃度ミノフスキー粒子領域内での偵察・索敵に特化されている。役割上、積極的な戦闘に使用される機体ではないが、格闘戦などで一定の能力を有している。ジ・O、パラス・アテネとの3機による運用を目指しており、劇中でも3機による運用の場面が一度のみながら存在する。
アメリカのAWACS(早期警戒管制機)のような運用を想定していた機体だと思う。
サラ・ザビアロフが搭乗してシロッコの補佐などを行ったが、Gディフェンサーのロングライフルからシロッコを庇って撃墜された。
サラ・ザビアロフが搭乗してシロッコの補佐などを行ったが、Gディフェンサーのロングライフルからシロッコを庇って撃墜された。
PMX-003 ジ・O
木星帰りのニュータイプ、パプテマス・シロッコが来るべきエゥーゴ・アクシズとの最終決戦に臨むべく、巨大輸送船ジュピトリス工廠にて開発を行ったPMXシリーズMSの4番目の機体。当時のMSとしてはかなりのヘビー・クラスである。
当初から設計者であるシロッコの専用機として開発され、彼の稀有な空間認識能力を機体制御に反映させるべく、管制システムには独自開発のサイコミュシステムが導入されている。インターフェースはパイロットであるシロッコ専用にチューニングされており、彼以外による操縦は不可能。ビット兵器に代表される遠隔誘導端末の制御機能を有してはないが、感応波の増幅並びに追従性能向上に対する効果は大きく、機体制御の補佐システムとして優秀な性能を有している。なお、シロッコがノーマルスーツを着用しないのは本機のインターフェイスを完全に稼働させるためという説がある。
グリプス戦役終盤においてパプテマス・シロッコの乗機として出撃。
エゥーゴのΖガンダムおよび百式、またアクシズのキュベレイとの三つ巴の激戦を繰り広げる。特にキュベレイとの交戦時には、同機のサイコミュ兵装ファンネルをライフルで数基撃ち落とし、その攻撃を封じている。
キュベレイのパイロットであるハマーン・カーンは、シロッコと並ぶ強力なニュータイプであり、両者の間に常人の介入を許さない超常的な戦闘を展開した。
最終局面においてはエゥーゴのΖガンダムとの決戦に臨み、これを圧倒するも、死者の念を取り込んだΖガンダムの超自然的な力の前に制御不能に陥り、ウェイブライダーにコクピットを突かれ、搭乗者であるシロッコと共に機体は爆散する。
出典 ジ・O - Wikipedia
エゥーゴのΖガンダムおよび百式、またアクシズのキュベレイとの三つ巴の激戦を繰り広げる。特にキュベレイとの交戦時には、同機のサイコミュ兵装ファンネルをライフルで数基撃ち落とし、その攻撃を封じている。
キュベレイのパイロットであるハマーン・カーンは、シロッコと並ぶ強力なニュータイプであり、両者の間に常人の介入を許さない超常的な戦闘を展開した。
最終局面においてはエゥーゴのΖガンダムとの決戦に臨み、これを圧倒するも、死者の念を取り込んだΖガンダムの超自然的な力の前に制御不能に陥り、ウェイブライダーにコクピットを突かれ、搭乗者であるシロッコと共に機体は爆散する。
出典 ジ・O - Wikipedia
ヨシアキ 2018/11/19 07:29
>グリプス戦役で劇中、見た覚えがないんだけどな~。
>誰か知ってる人いたらコメください。確認してみたいです。
第11話でシロッコがメッサーラで出撃しようとする際に艦長と会話してる所でザクキャノン出てますよ。
2018/6/13 12:26
掲載画像が統一感もなく、やっつけ仕事だなあ