機首下部にマウントされる長大なビーム兵器であるがそれ単体ではヒートブレードとしての機能しか持たない。バレル部と出力増幅器の前後に分離しガンダムTR-1のライフルと合体することで、長射程用スナイパーライフルとなる。下部には銃剣としてヒートブレードが設置され、射撃装備のまま格闘戦に対応することが出来る。
どうも元来は後述する[ヘイズル・ラー](Gパーツのフルドド装着時)クロー・ウイング・ユニットと共に使用されることが主眼に置かれたロング・ブレード・ライフルを持つ形態で、実戦でこの形態を使用しているかは判りませんでした。
FF-X29A
Gパーツ [フルドド] [G-PARTS[HRUDUDU]]
武装 クロー・ユニット
ロング・ブレード・ライフル
ノーズ・ビームキャノン
クロー・ビームキャノン兼クロー・ビームサーベル
上が単機、下が2機合体状態
ロング・ブレード・ライフル
ノーズ・ビームキャノン
クロー・ビームキャノン兼クロー・ビームサーベル
上が単機、下が2機合体状態
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
Gパーツ「フルドド」はノーズ・センサー・ユニット、左右非対称のウィング・ユニット、胸部装甲ユニット、コクピット・ブロック、ロング・ブレード・ライフルから構成される。
フルドドの左右ウイングバインダーは推進器を内蔵した独立モジュールであり、さらにユニットの能動的可動によるAMBAC効果を生み出す重要な機動装備である。ガンダムTR-1の肩部フォールディング・グリップと同規格のロールバーを介して胸部装甲板を接続する。
ヘイズル改に装着するためのGパーツです。これを装着した形態がヘイズル・ラーとなります。コクピットを持っていて分離した時にパイロットが搭乗していれば戦闘機として戦闘を継続できるようになっています。二機合体状態ではMA並みの機動性と火力を持つこととなり、第2世代MS並みの能力といわれていたようですね。この状態からもまだ追加装備が可能となっていてヴァリエーションが多いのはこのパーツに負うところが多いいと思います。ヘイズルにとって非常に重要な位置を占めるパーツなので一応ご紹介させていただきました。
RX-121-1+FF-X29A
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
フルドドは通常背部の可動式ブースター・ポッド、もしくはマルチ・コネクター・ポッドのジョイントに接続されるが、さらに腰部マルチウエポンラッチおよび両サイド部ハードポイントへの装着も可能となっている。そのため2機のフルドドを同時合体させることも可能
フルドドは2号機、RX-121-2にも装着可能でヘイズル・ラーは2機存在することになりますね。ムーバブルフレーム無しでも第2世代MSと同格というのはここら辺からジム・クゥエルとは全くの別物でまさしく「ガンダム」の呼び名にふさわしい機体になっていると思います。
RX-121-1+FF-X29A
2機のフルドドをガンダムTR-1に同時合体させた形態。その際はバックパック部には2基のスラスター・ウィング・ユニット、腰部には2基のクロー・ウィング・ユニットを装着し、それぞれ機能を統一することで稼動効率を最大限とする。
この形態がRX-121 -1のMSとしての最終形態なあのではないでしょうか?「TR計画」も最終段階に来ていたようで、「TR-6」の受け取りを待つばかりとなっていたのでしょう。この機体の登場後は小隊長の ウェス・マーフィー、エリアルド・ハンターはTR-5[ORX-005]ギャプランに乗り換えています。
RX-121-1+FF-X29A+BOOSTER
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
ガンダム[ヘイズル・ラー]第二形態にギャプランの追加ブースターを装備した形態。ガンダム・ヘイズル・ラー・クルーザーモードとも呼ばれる。
TMS(可変機)ではないので長距離の高速巡行移動のためにブースターを装備したものでこれといってコメントの必要はないと思います。
長射程用スナイパーライフル
ヒートブレード