via pixabay.com
「ツッタカ坊や」
「つくつくほーし」
「オバQ」
黄色い安全ヘルメットに革靴、海パン一丁の「西川のりおとフラワーダンシングチーム」
フラワーダンシングチーム」
などでブレイクしていた西川のりおは、エスカレートして、しばしば股間を露出した。
山村美智、寺田理恵子など歴代のひょうきん女子アナたちは、下ネタをフラれたり、裸をみせられたり、
「好きなんやー」
と抱きつかれたりした。
あるときのりおが
「わおー」
と叫びながらマイクを投げると、それが当たったカメラが壊れてしまった。
スタッフに
「弁償してくれる?」
といわれ、西川のりおが
「いくら?」
と聞くと
「3千万円なんだけど・・・」
実家が自転車をしている西川のりおは、
「持って帰って修理します」
といったが、明石家さんまは
(できるはずがない)
と思った。
「つくつくほーし」
「オバQ」
黄色い安全ヘルメットに革靴、海パン一丁の「西川のりおとフラワーダンシングチーム」
フラワーダンシングチーム」
などでブレイクしていた西川のりおは、エスカレートして、しばしば股間を露出した。
山村美智、寺田理恵子など歴代のひょうきん女子アナたちは、下ネタをフラれたり、裸をみせられたり、
「好きなんやー」
と抱きつかれたりした。
あるときのりおが
「わおー」
と叫びながらマイクを投げると、それが当たったカメラが壊れてしまった。
スタッフに
「弁償してくれる?」
といわれ、西川のりおが
「いくら?」
と聞くと
「3千万円なんだけど・・・」
実家が自転車をしている西川のりおは、
「持って帰って修理します」
といったが、明石家さんまは
(できるはずがない)
と思った。
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「俺たちひょうきん族」では、歌手がゲストで出演していたが、
「かわいく清純ぶった女性をみると無性に腹が立つ」
という西川のりおは、芸能界の洗礼を浴びせていった。
「ジョーダンはよせ!!」のコーナーに、女子大生ユニット「おかわりシスターズ」が出演。
ドンブリ鉢の着ぐるみをかぶった西川のりおが、
「ジョーダンはよせ」
と叫んだ瞬間、大量の発泡スチロールの粉が落ちてきた。
落ちてくるのは打ち合わせで聞いて知っていたが、あまりの量に息ができなくなり、西川のりおが血圧が高いことを知っている島田紳助は
「あのオッサン、死んだんちゃうか」
と本気で心配。
やっとのことで脱出した西川のりおは
「次のギャグは?」
といわれても
「ハア、ハア・・・」
島田紳助は心配して
「のりおさん、暑いでっしゃろ。
ドンブリ脱ぎなはれ」
といったが、その後ろから女性の笑い声が聞こえた。
(おかわりシスターズどもめ。
人が死に物狂いでやってるちゅうのに!)
西川のりおは、
「ギャー」
と叫びながら、紙吹雪を股間に押し込んでくっつけ、それをおかわりシスターズの頭上にふりかけた。
クラッシュギャルズとプロレスをやったときは、その強さに圧倒された上、竹刀で股間をつつかれてしまった。
プライドを傷つけられた西川のりおは、全裸になってドバッと男をみせつけ、
「ギャー」
とさわぐクラッシュギャルズをみて、
「やっぱあの子らも女の子やったんやなあ」
と思うと共に
「勝った!」
「かわいく清純ぶった女性をみると無性に腹が立つ」
という西川のりおは、芸能界の洗礼を浴びせていった。
「ジョーダンはよせ!!」のコーナーに、女子大生ユニット「おかわりシスターズ」が出演。
ドンブリ鉢の着ぐるみをかぶった西川のりおが、
「ジョーダンはよせ」
と叫んだ瞬間、大量の発泡スチロールの粉が落ちてきた。
落ちてくるのは打ち合わせで聞いて知っていたが、あまりの量に息ができなくなり、西川のりおが血圧が高いことを知っている島田紳助は
「あのオッサン、死んだんちゃうか」
と本気で心配。
やっとのことで脱出した西川のりおは
「次のギャグは?」
といわれても
「ハア、ハア・・・」
島田紳助は心配して
「のりおさん、暑いでっしゃろ。
ドンブリ脱ぎなはれ」
といったが、その後ろから女性の笑い声が聞こえた。
(おかわりシスターズどもめ。
人が死に物狂いでやってるちゅうのに!)
西川のりおは、
「ギャー」
と叫びながら、紙吹雪を股間に押し込んでくっつけ、それをおかわりシスターズの頭上にふりかけた。
クラッシュギャルズとプロレスをやったときは、その強さに圧倒された上、竹刀で股間をつつかれてしまった。
プライドを傷つけられた西川のりおは、全裸になってドバッと男をみせつけ、
「ギャー」
とさわぐクラッシュギャルズをみて、
「やっぱあの子らも女の子やったんやなあ」
と思うと共に
「勝った!」
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「俺たちひょうきん族」に、少女隊が出演。
それはオーディションで選ばれたミホ(藍田美豊)、レイコ(安原麗子)、チーコ(市川三恵子)の3人組で、キャッチコピーは
「胸騒ぎ、ザワ、ザワ、ザワ」
「一心同体、少女隊」
ファーストアルバムは、山口百恵、ピンクレディを手がけた都倉俊一がプロデュースし、レコーディングはロスアンゼルスで行われ、アメリカの一流ミュージシャンも参加。
ビデオと写真集の撮影もオールアメリカロケ。
そのプロモーションは総額3億円という異例の新人アイドルユニットだった。
西川のりおは、そんな少女隊に芸能界の洗礼を受けさせた。
「なにやったか?
ケツの穴みせてやっただけですわ」
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フジテレビの正月特番で、山城新伍の家に女優や女性歌手がやってきてゲームをするという設定のコーナーがあった。
広いセットの中には本物のおせち料理や酒も置いてあった。
ゲーム中、せんだみつおがお尻を出したため、岩崎宏美が
「帰る」
といって退場。
一時休憩となり、西川のりおは
「せんだ、あれはマズいで」
と諭した。
そして横をみると片岡鶴太郎が五月みどりに
「ねえ、お姉さま。
僕の息子揉んで」
といって手を股間に導いている。
五月みどりは酒を飲みながら山城新伍と映画の話をしていたが、そのまま片岡鶴太郎の股間を揉みだした。
「1人だけそんなエエことすな」
すぐに西川のりおも五月みどりの隣に座った。
「困った子ねえ」
五月みどりはそういいながら
「エエことをやってくれた」
その間、山城新伍は気にせずに話を続けていた。
そのうち元気がよくなった西川のりおが、
「硬くなった」
というと、せんだみつおが
「インポのくせに見栄張るんじゃないよ」
と否定するので、袴を脱いで
「ホラッ、勃っとるやろ」
と証明。
そしてそれを見せびらかしながらスタジオ中を濶歩していると、早見優と気を取り直した岩崎宏美が戻ってきて、2人とも目を覆ってしゃがみこみ、泣き出し、マネージャーが
「番組降ろさせてくれ」
といった。
広いセットの中には本物のおせち料理や酒も置いてあった。
ゲーム中、せんだみつおがお尻を出したため、岩崎宏美が
「帰る」
といって退場。
一時休憩となり、西川のりおは
「せんだ、あれはマズいで」
と諭した。
そして横をみると片岡鶴太郎が五月みどりに
「ねえ、お姉さま。
僕の息子揉んで」
といって手を股間に導いている。
五月みどりは酒を飲みながら山城新伍と映画の話をしていたが、そのまま片岡鶴太郎の股間を揉みだした。
「1人だけそんなエエことすな」
すぐに西川のりおも五月みどりの隣に座った。
「困った子ねえ」
五月みどりはそういいながら
「エエことをやってくれた」
その間、山城新伍は気にせずに話を続けていた。
そのうち元気がよくなった西川のりおが、
「硬くなった」
というと、せんだみつおが
「インポのくせに見栄張るんじゃないよ」
と否定するので、袴を脱いで
「ホラッ、勃っとるやろ」
と証明。
そしてそれを見せびらかしながらスタジオ中を濶歩していると、早見優と気を取り直した岩崎宏美が戻ってきて、2人とも目を覆ってしゃがみこみ、泣き出し、マネージャーが
「番組降ろさせてくれ」
といった。
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明石家さんま、島田紳助、松本竜介が3人で六本木を歩いていると台湾料理店から出てくる女性を発見。
先輩2人の指示を受けた松本竜介が近づき、背後から
「お姉さん、お茶飲まへん?」
と声をかけると、振り向いたのは浅丘ルリ子と大原麗子だった。
「あ~、おはようございます。
すんまへん」
松本竜介はあわてて退却。
そして2人の先輩にドつかれた。
ナンパに失敗し
「テレビ局で会ったらどうしよ」
と心配する松本竜介に西川のりおは
「会わん、会わん。
お前が浅丘ルリ子と会うような仕事、この先どこにあるんや」
といったが、それはその後、「週間実話」に風俗店の記事が載ったときに証明された。
記事中の写真は、客の顔の目の部分を隠してあったが、西川のりおは
「これ、竜介ちゃうか?」
と思った。
明石家さんまと島田紳助にもみせると2人とも
「竜介や」
と合意。
素人と思われて、顔や名前は出ることなく裸だけをさらしている竜介をみて、西川のりおは
「タレントでも何でもない。
タダの犯罪者や」
先輩2人の指示を受けた松本竜介が近づき、背後から
「お姉さん、お茶飲まへん?」
と声をかけると、振り向いたのは浅丘ルリ子と大原麗子だった。
「あ~、おはようございます。
すんまへん」
松本竜介はあわてて退却。
そして2人の先輩にドつかれた。
ナンパに失敗し
「テレビ局で会ったらどうしよ」
と心配する松本竜介に西川のりおは
「会わん、会わん。
お前が浅丘ルリ子と会うような仕事、この先どこにあるんや」
といったが、それはその後、「週間実話」に風俗店の記事が載ったときに証明された。
記事中の写真は、客の顔の目の部分を隠してあったが、西川のりおは
「これ、竜介ちゃうか?」
と思った。
明石家さんまと島田紳助にもみせると2人とも
「竜介や」
と合意。
素人と思われて、顔や名前は出ることなく裸だけをさらしている竜介をみて、西川のりおは
「タレントでも何でもない。
タダの犯罪者や」
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1982年、「オレたちひょうきん族」が始まった翌年、西川のりおは、大阪で深夜生放送ラジオを開始。
MBSヤングタウン、通称「ヤンタン」は、曜日別でパーソナリティが替わり、
月 明石家さんま
火 嘉門達夫、河合奈保子
水 原田伸郎
木 島田紳助
金 谷村新司とばんばひろふみ
土 鶴瓶
そして日曜日、通称「ヤン日」は、西川のりおだった。
土曜の夜にテレビで全裸になったり、白いメイクでオバQ になった男が、日曜日の夜にはラジオから語りかけるのである。
「西川のりおのヤングタウン」
とコールした後、約2時間、とにかく弾け、話し続けた。
フリートークでは、阪神タイガースの川藤幸三が「CAMUSのXO(カミューのエックスオー]」という酒を
「カマスのペケマル」
と読む話や
「石原裕次郎は53歳で亡くなりはったけど、阪神53敗目やないか。
どないなっとるねん」
徹子の部屋に出たときの話や吉本の芸人やマネージャーの悪口をガンガンしゃべった結果、花月の楽屋で着替えられなくなった話など、
「ここだけ」
と称して番組や業界の裏を暴露。
抜群の歌唱力で13歳で「オーディション荒らしの千絵ちゃん」といわれた大阪出身のアイドル歌手、小林千絵は、ヤンタンでの西川のりおとのボケ、ツッコミが好評となり
「おじさんの気持ちも知らないで~哀愁のシイタケ族」
というシングルCDでデュエット。
地元大阪での仕事が増え、大阪弁丸出しのトークでバラドルとして活躍するようになった。
MBSヤングタウン、通称「ヤンタン」は、曜日別でパーソナリティが替わり、
月 明石家さんま
火 嘉門達夫、河合奈保子
水 原田伸郎
木 島田紳助
金 谷村新司とばんばひろふみ
土 鶴瓶
そして日曜日、通称「ヤン日」は、西川のりおだった。
土曜の夜にテレビで全裸になったり、白いメイクでオバQ になった男が、日曜日の夜にはラジオから語りかけるのである。
「西川のりおのヤングタウン」
とコールした後、約2時間、とにかく弾け、話し続けた。
フリートークでは、阪神タイガースの川藤幸三が「CAMUSのXO(カミューのエックスオー]」という酒を
「カマスのペケマル」
と読む話や
「石原裕次郎は53歳で亡くなりはったけど、阪神53敗目やないか。
どないなっとるねん」
徹子の部屋に出たときの話や吉本の芸人やマネージャーの悪口をガンガンしゃべった結果、花月の楽屋で着替えられなくなった話など、
「ここだけ」
と称して番組や業界の裏を暴露。
抜群の歌唱力で13歳で「オーディション荒らしの千絵ちゃん」といわれた大阪出身のアイドル歌手、小林千絵は、ヤンタンでの西川のりおとのボケ、ツッコミが好評となり
「おじさんの気持ちも知らないで~哀愁のシイタケ族」
というシングルCDでデュエット。
地元大阪での仕事が増え、大阪弁丸出しのトークでバラドルとして活躍するようになった。
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コーナー企画としては自分の弟子とトミーズ健を漫談対決させたりもしたが、人気があったのは
「のりおの人生大船任せなさい」
というテレフォン人生相談コーナー。
恋愛、学校、仕事、家庭、友人などいろいろな悩みを持つ相談者に
「イジメはアカン」
「親には相談したか?」
「仕返し怖いやろうけど、先生にきちんと伝えろ」
「ちゃんといわなアカン」
などと決してボケることなく親身になって答え、
「しょせん人生は自己満足や。
誰かになんかいわれてね、自分ではちょっと違うなと思っても『ああ、そうですねえ』といわなアカンときもある。
そやけど基本的に自分がこうだと思ったときは、いいたいこといって大いに自己満足して生きなアカン。
芸人として売れる売れへんゆうためだけやなしに、エラそうにするいうんやなしに、自分のためにね。
人を笑わせるのが仕事をしていて『面白かった』といわれることは大切なことであると思っているけど自分が満足せんとアカン」
などと熱く語った。
難解なことを嫌う西川のりおの言葉や話は、基本的にシンプル、そしてパワフル。
落ち込み、悩める相談者やリスナーをスカッとさせて笑顔にした。
「のりおの人生大船任せなさい」
というテレフォン人生相談コーナー。
恋愛、学校、仕事、家庭、友人などいろいろな悩みを持つ相談者に
「イジメはアカン」
「親には相談したか?」
「仕返し怖いやろうけど、先生にきちんと伝えろ」
「ちゃんといわなアカン」
などと決してボケることなく親身になって答え、
「しょせん人生は自己満足や。
誰かになんかいわれてね、自分ではちょっと違うなと思っても『ああ、そうですねえ』といわなアカンときもある。
そやけど基本的に自分がこうだと思ったときは、いいたいこといって大いに自己満足して生きなアカン。
芸人として売れる売れへんゆうためだけやなしに、エラそうにするいうんやなしに、自分のためにね。
人を笑わせるのが仕事をしていて『面白かった』といわれることは大切なことであると思っているけど自分が満足せんとアカン」
などと熱く語った。
難解なことを嫌う西川のりおの言葉や話は、基本的にシンプル、そしてパワフル。
落ち込み、悩める相談者やリスナーをスカッとさせて笑顔にした。
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西川のりおと「ヤン土」の鶴瓶は、同じ1951年生まれ。
鶴瓶の家に遊びにいったとき、玄関で
「鶴瓶いるかー?」
というと
「兄さん、入って」
という返答があり、入っていくと真っ暗な部屋の中でコタツに入って向き合う鶴瓶夫婦がいた。
停電でもないのにコタツの上にロウソクを1本立てていて
(なんや、エクソシストか?
あの世から霊でも呼んでんのか?)
とオカルトを疑いながら西川のりおもコタツに入った。
そして客が来ても全く動こうとしない2人をみて、
(瞑想?)
とスピリチュアルを疑った。
とにかく異常な世界を打破しようと
「茶くれ」
と頼んだが
「台所にありますから自分でいれてください」
というだけで2人ともジーっと動かないし、しゃべらない。
「暗いやないか。
電気つけてエエか」
「つけんといてください」
(キツネに憑かれたんちゃうか?)
西川のりおは気色悪くなり、自分でお茶をいれ、飲み終わらないうちに帰った。
後日、正すと鶴瓶は、
「実はセンズリかいてましたんや」
と明かした。
「なんやて?」
「夫婦でマンネリズム陥るといけませんやろ。
それで刺激を与えるために・・・」
「コタツの中でしごいてたんか?」
「そうです」
「嫁は何してたんや?」
「向かいに座ってアクメの顔しますんや。
それみてオナる」
「変態夫婦!」
「そうですやろか」
「変態や。
嫁は座って歪んだ顔しとるだけか?
ホンマは一緒にやっとん違うか」
「まさか。
うちの奥さんはカタギですよ」
「カタギとか水商売とかの問題やない」
「うちのはそんな変態違います」
「旦那のオナニーに協力してヨガリ顔するだけで十分変態じゃ」
「そやろか」
鶴瓶は否定し続けたが、西川のりおは夫婦でオナニー合戦していたことを確信した。
鶴瓶の家に遊びにいったとき、玄関で
「鶴瓶いるかー?」
というと
「兄さん、入って」
という返答があり、入っていくと真っ暗な部屋の中でコタツに入って向き合う鶴瓶夫婦がいた。
停電でもないのにコタツの上にロウソクを1本立てていて
(なんや、エクソシストか?
あの世から霊でも呼んでんのか?)
とオカルトを疑いながら西川のりおもコタツに入った。
そして客が来ても全く動こうとしない2人をみて、
(瞑想?)
とスピリチュアルを疑った。
とにかく異常な世界を打破しようと
「茶くれ」
と頼んだが
「台所にありますから自分でいれてください」
というだけで2人ともジーっと動かないし、しゃべらない。
「暗いやないか。
電気つけてエエか」
「つけんといてください」
(キツネに憑かれたんちゃうか?)
西川のりおは気色悪くなり、自分でお茶をいれ、飲み終わらないうちに帰った。
後日、正すと鶴瓶は、
「実はセンズリかいてましたんや」
と明かした。
「なんやて?」
「夫婦でマンネリズム陥るといけませんやろ。
それで刺激を与えるために・・・」
「コタツの中でしごいてたんか?」
「そうです」
「嫁は何してたんや?」
「向かいに座ってアクメの顔しますんや。
それみてオナる」
「変態夫婦!」
「そうですやろか」
「変態や。
嫁は座って歪んだ顔しとるだけか?
ホンマは一緒にやっとん違うか」
「まさか。
うちの奥さんはカタギですよ」
「カタギとか水商売とかの問題やない」
「うちのはそんな変態違います」
「旦那のオナニーに協力してヨガリ顔するだけで十分変態じゃ」
「そやろか」
鶴瓶は否定し続けたが、西川のりおは夫婦でオナニー合戦していたことを確信した。
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日本テレビ「噂のチャンネル」に出演していた鶴瓶を、西川のりおは
「大阪の芸人が東京で人気出るいうのはなかなか大変」
「スゴイッ!」
と認め、
「浪速の芸人根性みせてやれ」
「せんだみつおにだけは負けるな。
それは大阪の恥だ」
とエールを送っていた。
するとある日、鶴瓶は、
「ナハナハナハ」
と笑っているせんだみつおの口に地面に落ちていた砂だらけの棒を突っ込み、
「バカヤロー」
と激怒された。
同日、歌録りがあり、アイドルとして売り出し中の山口百恵が歌い始めたが、しばらくすると顔面蒼白になって声が出なくなり、伴奏だけになってしまった。
唇をかんでうつむく山口百恵は、マネージャーに支えられながら退場。
スタジオは
「どうしたんだろう?」
とわけがわからない。
控室で
「誰とも話したくない」
という山口百恵をマネージャーは、
「事情だけでも話して。
じゃないと歌を途中でやめて帰ってきて、日本テレビに説明しないと・・・」
と諭したが、
「いえません」
の一点張り。
実は原因は、鶴瓶だった。
歌っている山口百恵を幕のそばでみながら下半身裸になって局部をしごいていのである。
そして山口百恵は、それをみてしまった。
結局、鶴瓶は、降板。
西川のりおは
「変態や!
ホンマ、変態!」
「本人を目の前にしてオナったらアカン!」
と思っていたが、自分が代わりに「噂のチャンネル」に出演することになった。
最初、番組ディレクターにいきなり、
「お前も同じ大阪モンだ。
アイドル歌手の歌うのみながらオナッたら即クビだぞ」
といわれ、
(誰がするかい、そんなこと)
といい返したかったが、鶴瓶を煽った自責の念があり、できず、大阪は見事に東京に負けた。
「大阪の芸人が東京で人気出るいうのはなかなか大変」
「スゴイッ!」
と認め、
「浪速の芸人根性みせてやれ」
「せんだみつおにだけは負けるな。
それは大阪の恥だ」
とエールを送っていた。
するとある日、鶴瓶は、
「ナハナハナハ」
と笑っているせんだみつおの口に地面に落ちていた砂だらけの棒を突っ込み、
「バカヤロー」
と激怒された。
同日、歌録りがあり、アイドルとして売り出し中の山口百恵が歌い始めたが、しばらくすると顔面蒼白になって声が出なくなり、伴奏だけになってしまった。
唇をかんでうつむく山口百恵は、マネージャーに支えられながら退場。
スタジオは
「どうしたんだろう?」
とわけがわからない。
控室で
「誰とも話したくない」
という山口百恵をマネージャーは、
「事情だけでも話して。
じゃないと歌を途中でやめて帰ってきて、日本テレビに説明しないと・・・」
と諭したが、
「いえません」
の一点張り。
実は原因は、鶴瓶だった。
歌っている山口百恵を幕のそばでみながら下半身裸になって局部をしごいていのである。
そして山口百恵は、それをみてしまった。
結局、鶴瓶は、降板。
西川のりおは
「変態や!
ホンマ、変態!」
「本人を目の前にしてオナったらアカン!」
と思っていたが、自分が代わりに「噂のチャンネル」に出演することになった。
最初、番組ディレクターにいきなり、
「お前も同じ大阪モンだ。
アイドル歌手の歌うのみながらオナッたら即クビだぞ」
といわれ、
(誰がするかい、そんなこと)
といい返したかったが、鶴瓶を煽った自責の念があり、できず、大阪は見事に東京に負けた。
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あるときアメリカに行った桑田佳祐の代役で「オールナイトニッポン」に出演。
急な話で打ち合わせもほとんどなかったが、大阪でヤンタンをやっている西川のりおは、まったく動じず、こういうギャグをいって、こういう面白い話をしてとイメージができた状態でスタジオへ。
「西川のりおのオールナイトニッポン」
というコールの後、テーマ曲が流れた。
(東京の老舗ラジオ番組や。
ビシッと決めんと。
大阪芸人の意地や)
西川のりおは、気合を入れてしゃべり始めたが、すぐにディレクターが
「電話が入ってます」
といってきた。
「もしもし」
「もしもし、私」
「誰やねん」
「私や。
わからへん?」
「だから誰やねん」
すると相手は急に大きな声になって、
「ワシや!
アッコや」
酔っぱらった和田アキ子は
「お前のこと、ホンマにわかってんのはワシだけや」
「しかしお前、つまらんな」
などと延々しゃべり続け、西川のりおは
(たまらん。
段取りもなんもメチャクチャや)
40分くらいしゃべられた後、和田アキ子の曲がかかり
(これで終いや)
と思ったが、すぐにディレクターから
「もう1度出てください」
と指示が出て、さらに20分、アッコ劇場が続いた。
それもやっと終わり、
(ヨッシャッ、面白いギャグや話をやったろう)
と思った瞬間、地震が起きて、建物がグラグラと揺れた。
それも収まって、
(さあ、やろか)
と思ったら
「ただ今の地震の震源地は・・」
というアナウンサーの声。
(これでやっと話せる。
大阪のこととか面白い話したる)
と身を乗り出したが
「各地の震度をお知らせします」
結局、「西川のりおのオールナイトニッポン」は、前半は和田アキ子、後半は地震情報で終わった。
急な話で打ち合わせもほとんどなかったが、大阪でヤンタンをやっている西川のりおは、まったく動じず、こういうギャグをいって、こういう面白い話をしてとイメージができた状態でスタジオへ。
「西川のりおのオールナイトニッポン」
というコールの後、テーマ曲が流れた。
(東京の老舗ラジオ番組や。
ビシッと決めんと。
大阪芸人の意地や)
西川のりおは、気合を入れてしゃべり始めたが、すぐにディレクターが
「電話が入ってます」
といってきた。
「もしもし」
「もしもし、私」
「誰やねん」
「私や。
わからへん?」
「だから誰やねん」
すると相手は急に大きな声になって、
「ワシや!
アッコや」
酔っぱらった和田アキ子は
「お前のこと、ホンマにわかってんのはワシだけや」
「しかしお前、つまらんな」
などと延々しゃべり続け、西川のりおは
(たまらん。
段取りもなんもメチャクチャや)
40分くらいしゃべられた後、和田アキ子の曲がかかり
(これで終いや)
と思ったが、すぐにディレクターから
「もう1度出てください」
と指示が出て、さらに20分、アッコ劇場が続いた。
それもやっと終わり、
(ヨッシャッ、面白いギャグや話をやったろう)
と思った瞬間、地震が起きて、建物がグラグラと揺れた。
それも収まって、
(さあ、やろか)
と思ったら
「ただ今の地震の震源地は・・」
というアナウンサーの声。
(これでやっと話せる。
大阪のこととか面白い話したる)
と身を乗り出したが
「各地の震度をお知らせします」
結局、「西川のりおのオールナイトニッポン」は、前半は和田アキ子、後半は地震情報で終わった。