【プロ野球】惜しかった!夢の大台 "4割" まであと一歩だった4人の強打者
2023年1月24日 更新

【プロ野球】惜しかった!夢の大台 "4割" まであと一歩だった4人の強打者

日本のプロ野球史上、いまだ誰も達成していない夢の記録「打率4割」。安打製造機と呼ばれたあの人も、神様仏様と言われたあの人も、巨人歴代最高打率のあの人も、日米4000本以上打ったあの人も、あと一歩のところで手が届きませんでした。今回は、その4人の強打者の "あと一歩" を振り返ります。

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イチロー(2000年)

日本プロ野球最終年

日本プロ野球の最終年となった2000年は、開幕から4番に抜擢されます。この年はほとんどブレがなく、4月から安定して高打率を記録。6月10日にはついに4割(.401)に到達します。以後は、安定的に4割前後を推移するようになり、7月12日の.405が最高到達打率です。7月終了時点でも.399を記録していました。

4月終了時点の打率 .385
5月終了時点の打率 .379
6月終了時点の打率 .394
7月終了時点の打率 .399
オリックス時代のイチロー

オリックス時代のイチロー

思わぬ形でシーズン終了

8月に入って打率を落とすも、好調は維持しており、3割9分台が続いていました。ところが、突然思わぬ形でシーズンを終了することとなります。それは、104試合目の8月27日ロッテ戦。三塁線へファウルボールを打った際に右脇腹を痛め、以後は回復せず。しかし、最終打率は.387で、自身のパ・リーグ記録を更新しました。

最終成績 395打数 153安打 打率 .387(73打点 12本塁打)

MLB挑戦!

思わぬ形でシーズンを終了したイチローでしたが、10月12日にMLB挑戦を発表。翌10月13日の本拠地最終戦では、守備固めでサプライズ登場し、神戸のファンとの別れを惜しみました。

日本のプロ野球で7年連続首位打者通算打率.353と驚異的な記録を残し、翌2001年MLBに移籍。その年いきなり、首位打者盗塁王を獲得したことは言うまでもありません。
シアトル・マリナーズ一年目のイチロー(2001年)

シアトル・マリナーズ一年目のイチロー(2001年)

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