源氏は彼女の高潔さに藤壺の面影を求めるが、彼女の執着を疎ましく思うようになり、
彼女の娘(のちの梅壺の中宮)が伊勢に下るのを機に疎遠になる。
存命中は生霊となり、死後もその霊は源氏にゆかりの女性の運命を変えてしまう。
源氏物語のカギを握っていた女性です。
朧月夜の君
ちょっと気分かえてみよ。
— 朧月よしこ (@oboro_zuki_yo) March 13, 2018
よしこの方がいい?
アイコンでやっぱり印象変わるのかな?
朧月夜 六の君。
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事が済んで一息ついていたところに右大臣が来て不倫が発覚。
光源氏は須磨の地に流されます。
その後、都に戻っていても、いけないこととわかっていながら、
浮気のスリルを捨てきれないという意味では源氏と最も気が合っていた女性。
明石の上
朧月夜との一件がばれて須磨に退居、さらに明石に下った光源氏に目をつけられ口説き落とされる。
光源氏亡き後は孫に囲まれ平和な老後を送った幸せな人。
源氏物語において、珍しく謙譲語が使われている人。しかし娘には尊敬語が使われている。
夕顔
《白露の光そへたる夕顔の花…夕顔…あさきゆめみし》 pic.twitter.com/2EibXki9wY
— BON (@1632bdkrst) June 19, 2018
細身でか弱い印象の女性だが、その外見によらず逆ナンで光源氏を引っ掛け恋仲になった猛者。
所謂一般庶民で光源氏とは身分の差があり、周囲に隠れて光源氏と絆を築く。それを知った六条御息所に呪い殺される。
なお江戸時代に源氏物語がブームとなった事があり、当時のオタク男性ファンの間では人気の高いヒロインだったもよう。
儚げで慎ましい女性なところがミソだったからでしょうか。
末摘花
友人に源氏物語の漫画みたいなの借りて読んで面白かったんだけど、末摘花のシーンめっちゃ少なくて自前のあさきゆめみしを開いて爆笑した pic.twitter.com/XZRyySBmhS
— 偽勇者@ジョジョ拗らせ切嗣推し (@fakehero02) September 8, 2015
むしろ外見での評価できるところは美しい髪だけで、後は座高が高い(胴長)、やせ細っていて顔が青白い、大きく先が垂れ下がっていて先端だけが赤い鼻、顔が長い、
ファッショもダサいとボロクソな言われようでありました。
しかも当時の貴族の必須教養だった和歌も下手で、家柄も没落貴族でしたが、成り行きで囲うことに。
花散里
ただしこれはあまり美人でなく光源氏のタイプでなかったためらしい。
良妻賢母な優しいお姉さん系。光源氏の浮気にも寛容で、逆に面白がっていた節もある程と作中に描かれています。
三の宮
お人形が好きだったりと和歌の内容が子供っぽく光源氏のタイプではなかったが、藤壺のゆかりのものだったので迎え入れた。
しかし藤壺には全く似ておらず、かえって光源氏は一人勝手に幻滅する始末であったのでした。
ちなみに40代にそろそろ突入する紫の上の存在を脅かした存在。
この他にも作中には女性と寝ていたらしい節がございます。
時代が時代だったこともありますが、
三高の源氏は己の能力をかこつけてアピールし、無理矢理に行為に及んだ時点でそれ……では…?(;'∀')と思われる節がところどころございます。
藤壺に生き写しの紫の上との出会い そして<光源氏計画>へ
光の源氏は紫の上に目に入れてもいたくないほど可愛がります。
呑み込みの早い紫の上はそれによって光源氏に愛されます。
そして、光源氏は彼女を理想の妻とすべく親代わりに彼女をあれやこれやと教え育てます。
俗にいう有名な、光源氏計画です。
光源氏計画とは、自分がいいなと思う年下の人物を自分にとって理想的な「大人の女性」に育てようとする計画のこと。そんな思惑や様子のことを指します。
言葉自体は、『シティーハンター』で冴羽が海坊主(伊集院隼人)と美樹の関係を「光源氏計画」と呼んだことが最初。
(ただし海坊主自身にその意図はなく、冴羽が勝手にそう呼んだだけのこと)。
それが広まり、現代では主に自分を慕う子供や後輩を、自分の理想の立派な大人に育てる意味で使われる。
その慕う相手は自分にとって年下で、ほとんどが男が年下の女子に対してすることに使われ、年上女性が年下男子に対しての場合、「逆光源氏計画」と呼ぶ。同性の場合もあるのこと。
因みに、光源氏計画に成功した作品とキャラクターはこちら。