日本競馬史上初めてGIを勝利した騙馬・暴れん坊レガシーワールド
2019年11月22日 更新

日本競馬史上初めてGIを勝利した騙馬・暴れん坊レガシーワールド

騙馬とは、気性が荒く人間の言うことを聞かないため去勢手術をされた牡馬のことを言います。レガシーワールドもそんな騙馬の1頭です。彼もまた気性が荒く、騎手を振り落としてしまうほどヤンチャでした。しかし、騙馬になってその才能が一気に開花します。今回はそんな暴れん坊・レガシーワールドをご紹介します。

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ジャパンカップの勝利後、有馬記念に出走したレガシーワールドでしたが5着に敗れると屈腱炎を発症してしまいます。20カ月にも及ぶ長期休養を経て復帰し、8歳の夏まで現役を続けましたが結局レースで勝利を手にすることはできず、宝塚記念の8着を最後に引退します。

レガシーワールドは30歳を迎えた今も生まれ故郷のへいはた牧場で功労馬として元気に余生を過ごしています。つい先日、長年同居していたポニーのハニーちゃんが亡くなったそうでレガシーワールドはちょっと寂しそうにしているそうです。元気なうちにレガシーワールドに会いに行きたい、そう思いました。
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