2017年1月26日 更新
常に10年先を走リ続けたホンダの迷車たち~メーカー別マニアック名車 ホンダ編
長年、日本の自動車界を支えてきた国産メーカーのマニアックな名車を「マツド・デラックス」が選りすぐってお送りするわよ!今回は日産、三菱、マツダ、いすゞ、ダイハツに続きホンダよ!元ホンダの360乗りとしてはやっぱりあの車を紹介したくなるの!さあ、今回も皆さん楽しんで頂戴ね!
93年当時、軽ワゴンの主流は真四角な形ばかり。そこに現れたフロントボンネットを持った「ワゴンR」は斬新だったのよ。でもどこかで見たシルエットは20年以上も前に販売されたいた「ステップバン」だったのよね。ワゴンRのデザイナーが正直参考にしたかはわからないけど、ステップバンと結びつけてワゴンRを買った人も多かったかも知れないわね。実はあたしもその一人よ(笑)
ステップバンは元々「ホンダライフ」のプラットフォームを使用したり2枚のドアを使って(表現的に伝わるかしら?)4ドアを形成してたのよ。
そのお陰で価格は約38万円。シンプルなメーター回りやテーブル状のダッシュボードは当時の車としては画期的だったの。そして、荷台の低さも特筆されたわ。
「ダッチバン」を小さくしたようなこの形は、現代では当たり前のようにあるのだけど日本では「ワゴンR」が出てくるまで忘れ去られていたデザインだったのかも知れないわね。
ひょっとしたらホンダの軽の元祖の「T360」のデザインも関係しているかしらね?
それとこのステップバンには「ピックアップ」もあったけどたぶん超レアじゃないかしら?このデザインも画期的だったわ!
順調に見えたステップバンだったんだけど・・・でも悲劇は起きたのよ!1974年にホンダの軽自動車からの撤退よ。もう少し、ホンダが軽を販売していたらと考えると本当に残念でしょうがないわ。今でもコアなファンがいるステップバンは旧車のイベントでは見かける事があるから機会があったら皆さんも覗いてみたらいかがかしら?現代軽ワゴンのご先祖さま見たいな形は決して色褪せてないわよ!
意外な所で人気者だったTN360の進化系 バモスホンダ
1970年に販売された「バモスホンダ」は「オープカー型ピックアップトラック」と言う多用な用途に使用できる車で、尚且つ遊び心満載の異端児だったわ。車名を先に持ってくる辺りは「アメリカ」を意識していたのかしら?
このバモスは殆んどの駆動系や走りに関しては空冷軽トラック「TN360」の流用なの。
そう!中身は地味なんだけど外見は派手!座席のみに幌がかかる「バモス2・4」に荷台まで全て幌で覆われる「バモスフルホロ」とバリエーションもカッコよすぎよ!
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