1977年
1977年。やはりいろんな出来事がありました。ありましたが、忘れることの出来ない出来事と言えば、4月に「コロコロコミック」が創刊されたことでしょう!
で、1977年の音楽といえば、音楽好きには忘れることの出来ないパンク元年。しかし、それはイギリスでのお話です。日本の音楽業界はと言えばパンクとは全く無関係。しかし、それまでに類を見ないスーパーアイドルが猛威を振るったのでした。
それではいってみましょう。
1977年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!
それではいってみましょう。
1977年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!
第10位 フィーリング
それまで「スカイレストラン」や「冷たい雨」などユーミンの楽曲を歌っていたハイ・ファイ・セットが、ブラジルのシンガー、モーリス・アルバートの楽曲をカバーした7枚目のシングル「フィーリング」が、56.6万枚を売り上げ1977年度のシングル売り上げの第10位です。
モーリス・アルバートの原題は「Feelings」ですが、邦題は「愛のフィーリング」でした。で、カバーしたハイファイセットの方が原題に近い「フィーリング」という面白いことになっています。
ハイファイセット/フィーリング(1)
via www.youtube.com
良い曲ですね。なかにし礼の日本語の詩がまた良くできています。
第9位 失恋レストラン
デビュー曲で62.8万枚というビッグヒットをモノにした清水健太郎。その曲「失恋レストラン」は、作詞・作曲を つのだ☆ひろ が担当しています。つのだ☆ひろ にとっては「メリージェーン」以来のヒット曲ということで、清水健太郎と共に つのだ☆ひろ にも注目が集まりました。
このヘアスタイルですね。いま見ると、特にどうという事もないヘアスタイルですが、当時は健太郎カットと呼ばれて話題となりました。
清水健太郎 失恋レストラン
via www.youtube.com
「失恋レストラン」。なんと言ってもタイトルがいいですね。もちろん曲もいい。つのだ☆ひろ の作詞家、作曲家としての魅力満載ですが、彼はジャックスや初期のサディスティック・ミカ・バンドに在籍していた凄腕のドラマーなんですよ。
第7位 カルメン’77 第8位 S・O・S
さぁ、出ました!1977年の邦楽シーンを席巻したスーパーアイドルです。そう、ピンク・レディーです。第8位は売上枚数64.7万枚の「S・O・S」。
ピンク・レディーに関しては多くを語る必要はないでしょう。知らない人はいない。でもって一度見ると忘れられない。ピンク・レディーの魅力は、振り付けとポップな楽曲、健康的なお色気です。