後世に伝えていきたい90年代ヴィジュアル系伝説の名盤!! Part5
2021年8月22日 更新

後世に伝えていきたい90年代ヴィジュアル系伝説の名盤!! Part5

後世に伝えていきたい90年代ヴィジュアル系伝説の名盤!!もラストのPart5となりました。 90年代はヴィジュアル系の黄金期という事もあり、どれもこれも名盤ぞそいですよね! 私は年代的に90年代後期になるのですが、もう少し早く生まれていればと思わずにはいられない名盤ばかり! とはいえ、これからご紹介するラスト10枚もこれまた名盤揃いとなっていますので、気になったという方は 遅いという事はありません!是非とも聞いてみて欲しいです!

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GAUZE (1999) - Dir en grey

Dir en greyが、99年に発表したメジャー1stアルバムです。
初期Dir en greyの集大成!
コテ系と呼ばれるスタイルの完成系とも呼べる作品となっています。
黒夢やMerry Go Roundの影響を色濃く感じるサイコでアングラな世界観は、現在のDIR EN GREYや
sukekiyoにも通ずるものがあるのではないでしょうか。
黒服系スラッシュな「Schweinの椅子」、王道直球なYOSHIKIプロデュースによる「ゆらめき」「Cage」
「予感」、TVでのパフォーマンスが話題になった親愛なるDEATH MASKの後継曲「残-ZAN-」など
全13曲収録されています。

ファンからは、
「随所にダーク・エログロをパッケージした作品 コテヴィの象徴とも言える リブートを希望!」
「現在の姿の片鱗を見せつつキャッチーな歌モノも多数収録!」
「全てがこれぞヴィジュアル系!」
「V系要素の頂点と思ってる!」
といったように、世代的に私もこのアルバムから受けた衝撃はかなりのもでした。
今のDIR EN GREYが好きという方にも、是非とも聞いていただきたい名盤です!

GAUZE - Dir en grey

190
1. GAUZE -mode of adam-
2. Schweinの椅子
3. ゆらめき
4. raison detre
5. 304号室、白死の桜
6. Cage
7. 蜜と唾
8. mazohyst of decadence
9. 予感
10. Mask
11. 残-ZAN-
12. アクロの丘
13. GAUZE -mode of eve-

Dir en Grey - Schweinの椅子

1999年7月28日に発売された、Dir en greyのメジャー1作目のアルバムの挿入曲です。
精神崩壊と淫乱をテーマにさくせいされた楽曲。
コーラスは「極悪で」という京のリクエストのもと、DYNAMITE TOMMYの知り合いの様々な
ハードコアバンドの人間が参加してレコーディングされました。
発表から数年間のライブでは、本編、アンコール問わず定番といっていいほど演奏されていた
楽曲でもあります。
直訳するとドイツ語で「豚の椅子」という意味のタイトル。
曲調は激しいロックでかっこいい!
因みにですが、曲の途中で
「摂取により抗体を生じ、抗原抗体反応を起す結果、抗原となった物質に対する生体反応が
変わる現象」
と、ちょっと難しいかっこいい事言ってますよね。
実はこれ「アレルギー」って言葉を辞書をひいて載っていた意味を其のまま読んだだけなのだ
そうですが、それでもカッコイイんだから問題ありませんよね!(笑)

Sculpture of Time (1997) - La'cryma Christi

90年代後期ヴィジュアル系四天王の一角・La'cryma Christiが97年に発表した
メジャー1stアルバムです。
L'Arc-en-Cielが築いた白系という様式美を自分たちのフィルターを通し再構築した、
異国情緒漂うヴィジュアル系プログレッシブロックが特徴。
圧倒的演奏スキルはもちろんのこと、ゴレンジャー的キャラ立ち感もヴィジュアル系
バンドとして120点満点ですよね!
ヴィジュアル系に対する「中身ペラペラのアイドルバンド」という固定観念を打ち砕く
歴史的名盤となっています。
また"マスとコア"というヴィジュアル系大原則を体現した作品でもあります。
シングル「Ivory trees」「THE SCENT」「南国」、超名曲「偏西風」を含む全10曲となっています。

ファンからは、
「プログレセッション的アプローチやオリエンタルな色彩が美しい一枚」
「曲のよさ バンドの世界観 メンバー各々の個性など すべてが際立ってる名盤だと思います」
「簡単に焼き増しできない 真似できないオリエンタル・プログレッシブな音楽性!」
「間違いなくV系の枠組みを広げたバンド!」
「季節・地域性を音で表現し情緒へ訴えかけてくる奥深さは名盤として後世へ継ぐべき!」
「日本のバンドにおいてこれを超える作品には未だに出会えない!」
といったように、唯一無二のオリエンタル要素を兼ね備えたバンドであり、
ヴィジュアル系という分野の幅を確実に広げた名盤です

Sculpture of Time - La’cryma Christi

447
1.Night Flight
2.南国
3.Sanskrit Shower
4.Ivory trees
5.Angolmois
6.Letters
7.偏西風
8.ねむり薬
9.THE SCENT
10.Blueberry Rain

La'cryma Christi - ZERO - "Angolmois" 8/15

1997年11月12日に発売された、La'cryma Christiの1枚目のアルバムの挿入曲です。
どこか70'sUKロック臭がかほる、ブルージーな色気を見せる左手のギターが最高にいぶし銀な
大作ハードロックナンバー。
アコースティックな音色で、更なる哀愁とオールディーな雰囲気を添えるもう片方のギターも
グッジョブな1曲です。
アルバムの中でも、浮いてるとまではいきませんが、厳とした存在感を放ってます。
ヴォーカルも大人のバーで一杯傾けてるような雰囲気の気怠さが、曲とマッチしててケチの
つけようがありません!

MOTHER (1994) - LUNA SEA

LUNA SEAが、94年に発表した4thアルバムです。
名実共にロックシーンの頂点に登りつめた事を感じさせる金字塔的作品となっています。
後続ヴィジュアル系バンドの教科書的なスタイルを築きながら、フォロワー誰一人たどり
着けない前人未到の境地へ到達!
その芸術的なサウンドと対峙する度に言葉を失ってしまいます。
全てを飲み込み絶対的オリジナリティーを獲得した歴史的名盤です!
タイアップを獲得する事がスターダムにのし上がる条件の一つだったあの時代において、
ノンタイアップを貫き通したその誇り高き姿勢にも感服ですよね。
新たな王道を提示した代表曲「ROSIER」、チャート1位を獲得した「TRUE BLUE」、
その美しさにに息を呑む壮大なバラード「MOTHER」など全10曲収録されています。

ファンからは、
「徹頭徹尾 妥協なき表現で完成された作品」
「後進のV系の様式美を生み出した」
「一般層にLUNA SEAサウンドや在り方を決定付けて広めた1枚」
「ヴィジュアル系というジャンルがなし得た究極の到達点の一つ!」
「LUNA SEAが神話になった初めての瞬間!」
「LOVELESSからMOTHERまでアルバムを通して一つの物語になっている!」
といったように、この作品がどれだけ完成度の高いものなのかよくわかりますよね!

MOTHER(DVD付) - LUNA SEA

2,673
1. LOVELESS
2. ROSIER
3. FACE TO FACE
4. CIVILIZE
5. GENESIS OF MIND〜夢の彼方へ〜
6. AURORA
7. IN FUTURE
8. FAKE
9. TRUE BLUE
10. MOTHER

LUNA SEA - 「MOTHER」MV

1994年10月26日に発売された、LUNA SEAの4枚目のオリジナルアルバムの挿入曲であり、
本作のタイトル曲です。
当時、メジャーシーンの荒波に揉まれてメンタルが弱っていたであろうLUNA SEAの心情が
モロに出ており、あまりにも悲痛。
ここぞというライブのアンコールで演奏されるので、涙が止まらなくなりがちな1曲。
ちなみにシングルカットもされていますが、全裸短距離走スタート待ちのジャケットが目を
引いてしまいます!

merveilles (1998) - MALICE MIZER

MALICE MIZERが、98年に発表したメジャー1stアルバムです。
Gackt在籍時のラインナップによる最後のアルバムで、これまでの集大成的な作品。
前作からさらに突き詰められた中世ヨーロッパを彷彿とさせるサウンドが、空前の
スケールで展開される歴史的名盤ですよね!
クラシックあり、歌謡曲あり、フレンチポップあり、お耽美EDMありの、サブカル趣味や
少女趣味がねじ込まれた独特なゴシック世界が詰め込まれています。
シアトリカル過ぎるステージ、演奏を放棄して踊り出すメンバー、ヴィジュアル系バンドの
常識どころかロックバンドの常識さえも覆した伝説のバンドです!
シングル「ヴェル・エール 〜空白の瞬間の中で〜」「au revoir」「月下の夜想曲」「ILLUMINATI」
「Le ciel 〜空白の彼方へ〜」を含む全12曲となっています。

ファンからは、
「究極の美の原点であり最終形態」
「義務教育で学ぶべき」
「お耽美系の礎」
「ブームで増えた付け焼き刃のV系と一線を画し他の追随を許さない昨品」
「曲の最初から最後までストーリー性がありフルで聴いてひとつの物語か完成する」
「これ以上のアルバムは二度と出会えないと思う」
といったように、これまでのヴィジュアル系とは一線を画す唯一無二の存在感と
作り込まれた究極伸びがそこには詰め込まれたまごう事なき伝説の名盤です!

Merveilles - MALICE MIZER

405
1. ~de merveilles
2. Syunikiss~二度目の哀悼~
3. ヴェル・エール~空白の瞬間の中で~
4. ILLUMINATI
5. Brise
6. エーゲ~過ぎ去りし風と共に~
7. au revoir
8. Ju te veux
9. S-CONSCIOUS
10. Le ciel
11. 月下の夜想曲
12. Bois de merveilles

Ju te veux - MALICE MIZER

1998年3月18日に発売された、MALICE MIZERのメジャー1枚目のアルバムの挿入曲です。
GtのKöziらしいデジタルなサウンドワークを、フレンチ風のアレンジに落とし込むと、
レトロでお洒落でありながら、どこか少し不穏で妖しいダンスチューンに!
インパクトの大きい楽曲に囲まれ、やや地味な立ち位置になると思わせつつ、ライブでの
パフォーマンスが評価され、むしろ代表曲に準じる位置づけになった楽曲!
新境地にチャレンジしたとしても、しっかり自らの音楽性に昇華したうえでドロップする
彼らの矜持。
音楽性とは裏腹、凄みを感じる1曲です。
私自身、当時エンドレスでリピートするほどに、はまった曲の1つでした!

BLUE BLOOD (1989) - X

Xが、89年に発表したメジャーデビューアルバムです。
「時代が変わる。今、青い血の雨が降る。」というキャッチコピーの通り、
本当に時代を変えてしまった正真正銘の歴史的名盤ですよね!
この作品がリリースされた翌年から約10年間にも渡り、日本の音楽シーンを
席巻することとなったヴィジュアル系ムーブメントを生み出した首謀者。
インディーズ時代を思い起こさせる爆走メタルコアナンバー「BLUE BLOOD」、
X流の独特なロックンロール「WEEK END」、LAメタル調のハードなロックンロール
「EASY FIGHT RAMBLING」、あの圧巻の景色が浮かぶライブ定番の「X」、
超名バラード「ENDLESS RAIN」、ヴィジュアル系の国歌とでも呼ぶべき代表曲「紅」、
HIDEお得意のキャッチーでグラマラスなロックンロール「CELEBRATION」など
全12曲が収録されています。

ファンからは、
「初めて聴いた時号泣 これはもう交響曲 ツアーも行ったし思い入れが深い!」
「原点にして頂点!言わずと知れた名盤!」
「ヴィジュアル系という言葉を創ったバンド!」
といったように、まさに原点にして頂点!
今もなお活躍し、ヴィジュアル系の王者として君臨するカリスマ!
このアルバムが名盤でないわけがありませんよね!

BLUE BLOOD - X

2,448
01. PROLOGUE (?WORLD ANTHEM)
02. BLUE BLOOD
03. WEEK END
04. EASY FIGHT RAMBLING
05. X
06. ENDLESS RAIN
07. 紅
08. XCLAMATION
09. オルガスム
10. CELEBRATION
11. ROSE OF PAIN
12. UNFINISHED

X JAPAN - X (1990.04.29) [stereo]

1989年4月21日にリリースされた、X2枚目のアルバムであり、メジャーデビューアルバムの
挿入曲。
バンド名を冠したエックスの代表曲・定番曲の一つです。
初期Xらしい、高音ボーカルやメロディアスなギターソロが印象的な疾走メタルナンバー。
この曲はライブでのサビにおける「Xジャンプ」が重要ですよね!
ドームライブで、観客のジャンプによって地震が起こるのが恐ろしい…。
でも、それだけファンを熱狂させることができる名曲であることは間違いありませんよね!
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