この曲を歌う堀江美都子さんは1973年の「山ねずみロッキーチャック」のあとワイドショーのアシスタントをしていて、アニソンのお仕事はブランクがあったのですが、それを感じさせないパワフルな歌唱ですよね。
堀江さんは保富先生とはちびっこのどじまんのころからのお知り合いですが彼女のよさが充分でている歌詞になっています。
堀江さんは保富先生とはちびっこのどじまんのころからのお知り合いですが彼女のよさが充分でている歌詞になっています。
UFOロボ グレンダイザー ED「宇宙の王者グレンダイザー」
via www.youtube.com
この作品は半年前、春休み東映まんがまつりで上映された「宇宙円盤大戦争」がパイロット版だと言われています。「宇宙円盤大戦争」のOP曲は「グレンダイザー」ではED曲になりました。
双方とも作詞は保富先生です。ここではその曲をご紹介しました。
他にも「ラ・セーヌの星」「ドカベン」「大空魔竜ガイキング」「キャプテンハーロック」と有名どころの作品が多いですが、保富先生といえば筆者のオススメは「アローエンブレム グランプリの鷹」です。
双方とも作詞は保富先生です。ここではその曲をご紹介しました。
他にも「ラ・セーヌの星」「ドカベン」「大空魔竜ガイキング」「キャプテンハーロック」と有名どころの作品が多いですが、保富先生といえば筆者のオススメは「アローエンブレム グランプリの鷹」です。
1977年 アローエンブレム グランプリの鷹 OP ED
OP「グランプリの鷹」
作詞・保富康午、作曲・宮川泰
ED「レーサーブルース」
作詞・保富康午、作曲・宮川泰
作詞・保富康午、作曲・宮川泰
ED「レーサーブルース」
作詞・保富康午、作曲・宮川泰
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保富先生は前年の1976年に同じ東映動画の「マシンハヤブサ」も作詞されていますが、ハヤブサは望月三起也先生の原作です。
もともと保富先生は車がお好きなのですが、この「グランプリの鷹」は原作と監修も務められています。
もともと保富先生は車がお好きなのですが、この「グランプリの鷹」は原作と監修も務められています。
歌謡曲、そして「おふくろさん」問題…
保富先生は歌謡曲の作詞もされています。
代表的なものに森進一さんの「うさぎ」をお聴きください。
代表的なものに森進一さんの「うさぎ」をお聴きください。
森 進一 うさぎ 【歌詞字幕付き】 - YouTube
「うさぎ」
1989年8月21日 作詞:保富康午/作曲:猪俣公章/編曲:猪俣公章
保富先生は1984年に亡くなっているので、生前に書かれた詩なんですね。
1989年8月21日 作詞:保富康午/作曲:猪俣公章/編曲:猪俣公章
保富先生は1984年に亡くなっているので、生前に書かれた詩なんですね。
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お母さんをテーマにした歌詞、そして作曲は猪俣公章先生、というとなんとなく森さんの名曲「おふくろさん」を彷彿としますが、「おふくろさん」騒動は記憶に新しいですよね。
おふくろさん・・森進一 - Dailymotion動画
2006年(平成18年)12月31日放送のNHK『第57回NHK紅白歌合戦』で森進一が『おふくろさん』を歌唱したが、その際にオリジナルにはない台詞が無許可で足されているとして、作詞をした川内が2007年(平成19年)2月に著作権の侵害を訴え、「もう森には歌ってもらいたくない」と反発した騒動である。森は同曲を封印することを宣言した。
森は『NHK紅白歌合戦』では、1994年(平成6年)・第45回、2005年(平成17年)・第56回においても台詞付の同曲を披露していた。(wikipediaより)
森は『NHK紅白歌合戦』では、1994年(平成6年)・第45回、2005年(平成17年)・第56回においても台詞付の同曲を披露していた。(wikipediaより)
この冒頭のつけたし部分が原歌詞の川内康範先生の逆鱗に触れ、以来森さんと川内先生は絶縁状態になりましたが、実はこのつけたしの歌詞は保富先生が書かれたのです。
事務所サイドのみで話がすすみ、川内先生に伝わっていなかったことが元凶です。
このとき、すでに保富先生は亡くなっていたので森さんは攻撃の矢面にたったことになります。
最近になってやっと解禁になったようですね。
事務所サイドのみで話がすすみ、川内先生に伝わっていなかったことが元凶です。
このとき、すでに保富先生は亡くなっていたので森さんは攻撃の矢面にたったことになります。
最近になってやっと解禁になったようですね。
人間のうた、心のうた
1979年に徳間書店から発行された「アニメソングヒット全集」には、保富先生の「やさしい作詞家入門」が掲載されています。
ここに先生は
“アニメソングは「人間のうた」であるべきた。きみたちがいくつになっても「心の支え」にゆるような、そんな詩を書くこと…それはぼく自身にとってもとてもすばらしいことなのだ!”
と冒頭に書かれています。
保富先生の作品はまさに「人間のうた」なのですね!
最後に、筆者の好きな保富先生の作品をご紹介してこの記事を締めたいと思います。
実は、「星空のガイキング」が一番すきなのですが、それは拙文「名前は知らなくても曲は絶対一度は耳にしてる「菊池俊輔」の音楽!」の文末でご紹介してしまいましたので…
“アニメソングは「人間のうた」であるべきた。きみたちがいくつになっても「心の支え」にゆるような、そんな詩を書くこと…それはぼく自身にとってもとてもすばらしいことなのだ!”
と冒頭に書かれています。
保富先生の作品はまさに「人間のうた」なのですね!
最後に、筆者の好きな保富先生の作品をご紹介してこの記事を締めたいと思います。
実は、「星空のガイキング」が一番すきなのですが、それは拙文「名前は知らなくても曲は絶対一度は耳にしてる「菊池俊輔」の音楽!」の文末でご紹介してしまいましたので…
1979年「バトルフィーバーJ」の挿入歌「バトルフィーバー讃歌」をお聴きください。
バトルフィーバー讃歌 ‐ ニコニコ動画:GINZA
バトルフィーバー讃歌
作詞・保富康午 作曲・渡辺宙明 歌・水木一郎 こおろぎ'73 コロムビアゆりかご会
地球 地球 みんなのもの 平和 平和いつまでも
希望 希望 みんなのもの 希望 希望いつまでも
先生の願いなのでしょうね。
希望 希望 みんなのもの 希望 希望いつまでも
先生の願いなのでしょうね。
作詞:保富康午、作曲:菊池俊輔、編曲:森岡賢一郎、歌:ささきいさお、こおろぎ'73