2号機というヴァージョンは電子戦用装備の機体の事を言うのでしょうか?私は『機動戦士Ζガンダム大事典』を持っていませんので、赤いガンダムのイラストと言うのは見たことがありませんので何とも言えないのですが・・・とにかくこの機体はシールドに「ZプラスC1」に似たレドームを装備しているのが特徴となっています。また同じように宇宙空間用の機体である事を窺わせている画像ですね。
ストライク・ゼータ
『ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ』および『EVOLVE../9』のホワイト・ゼータと同一の機体に大気圏内用の換装を施しテストしていた状態。Ζガンダム本体に大きな改修は施されていないが、ハイパーメガランチャーとミサイルベイを内蔵した大型のサブユニット(シールド)、フライングアーマー、腰部可動式ビームカノン装備など、各部にカラバの注文を反映したオプションパーツを装備している。なお、「ストライク・ゼータ」の名称は宇宙世紀0088年上半期のアナハイム社株主向けの報告資料に記載されていたもの。
上記引用文では「WHITE Z」と同一機体とありますが、頭部のV字のアンテナが「Z GUNDAM」全体にいえることですが、4本になっているはずなんですが、この機体は2本だけです。改修したものか別の機体かは判断できませんが、型式番号もまだ付いていない状態でAE社のロゴマークがバッチリ入れてあるところを見ると、これから売り込みをかけるべく大気圏内でのテストをしているようですね。カラバを意識して製造したものでしょう。しかしZクラスの機体ではコストがかかりすぎて配備しきれなかったでしょうし、Zプラスもいい結果を出していたこともあって「Zガンダム」自体ははこののち消えていく運命になります。
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「公式設定されてはいない」と表示されているので内容は参加したスタッフたちの推測や独自の解釈もあるのでしょうが、「Zガンダム」という機体を実によく表現しています。Zファンなら必携の一冊でしょう。
さて「IVOLVE」といえばZZも違うヴァージョンが出てきます。
MSZ-010S
第一次ネオ・ジオン抗争終結後、回収されたΖΖダブルゼータガンダムの失われていたコア・ベースに代わり、新たに用意されたBパーツをドッキングさせたもの。ジュドーが木星圏にて使用した。『ガンダムファクトファイル』の当該項目によると、装甲形状の違いは戦後の改修によるものとされている。
亡命希望の黒いキュベレイを追ってきたネオ・ジオン残党軍と交戦となり、途中、推進剤を使い切ってしまい母艦である「ジュピトリスⅡ」に戻れなくなってしまいます。そこにグッドタイミングでリィナからのバースデイ・コンテナが近づいてきて中身の強化型パーツに換装、ドーベンウルフ隊を力技で撃退します。下に換装後の機体も画像を載せます。
MSZ-010S
そりゃあもう強い強い!ビームサーベルなぞはどこまでのびるんだろう?ていうくらい強力だし、ハイ・メガ・キャノンはMSくらいじゃ一撃で消滅させちゃいますから!やっぱりZZは最強のMSですね。お話しになりません。
そして時は過ぎ第2次ネオ・ジオン抗争も終わり、いよいよUC0096を迎える。
この時期には、すでにZガンダム本体は姿を消し、ZZガンダムも現れません。コストの高い機体はやはり配備運用することには無理があったのでしょう。かといってZ系の機体がなくなったわけではなく後継機種がしっかりと部隊配備されています。そしてサイコフレームの実用化からニュータイプ専用のワンオフモデルが登場してきます。アムロ・レイはアクシズ・ショックの後、戦闘中行方不明(戦死扱い)ですし、シャアも同じ様なものです。しかしネオ・ジオンは軍としては規模が小さくなっていたとはいえ反抗を続けていますし、シャアの再来と言われるフル・フロンタルがその優れた手腕でたとえテロリストとして規定されようが、一つの勢力として存在感を見せていました。