RX系ガンダムの変遷と後継種ガンダムの発展を調べてみました。(17)
2018年3月23日 更新

RX系ガンダムの変遷と後継種ガンダムの発展を調べてみました。(17)

前回の記事はあまりにもマニアックな内容となってしまい、「何だこんなの知らねぇぞ!」と言われそうなものになってしまいました。今回は「一応名前ぐらいは知ってるよ。」といったところで書いてみたいと思います。ファーストガンダムシリーズのホントの意味での最終章、ガンダムUC:RE0096で登場する機体の一部まで書いてみたいと思います。

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2号機というヴァージョンは電子戦用装備の機体の事を言うのでしょうか?私は『機動戦士Ζガンダム大事典』を持っていませんので、赤いガンダムのイラストと言うのは見たことがありませんので何とも言えないのですが・・・とにかくこの機体はシールドに「ZプラスC1」に似たレドームを装備しているのが特徴となっています。また同じように宇宙空間用の機体である事を窺わせている画像ですね。

ストライク・ゼータ

『マスターピース ゼータ・ガンダム』 (1984092)

MS モード
via 『マスターピース ゼータ・ガンダム』
『マスターピース ゼータ・ガンダム』 (1984094)

WRモード
via 『マスターピース ゼータ・ガンダム』
『ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ』および『EVOLVE../9』のホワイト・ゼータと同一の機体に大気圏内用の換装を施しテストしていた状態。Ζガンダム本体に大きな改修は施されていないが、ハイパーメガランチャーとミサイルベイを内蔵した大型のサブユニット(シールド)、フライングアーマー、腰部可動式ビームカノン装備など、各部にカラバの注文を反映したオプションパーツを装備している。なお、「ストライク・ゼータ」の名称は宇宙世紀0088年上半期のアナハイム社株主向けの報告資料に記載されていたもの。
via ja.wikipedia.org/
上記引用文では「WHITE Z」と同一機体とありますが、頭部のV字のアンテナが「Z GUNDAM」全体にいえることですが、4本になっているはずなんですが、この機体は2本だけです。改修したものか別の機体かは判断できませんが、型式番号もまだ付いていない状態でAE社のロゴマークがバッチリ入れてあるところを見ると、これから売り込みをかけるべく大気圏内でのテストをしているようですね。カラバを意識して製造したものでしょう。しかしZクラスの機体ではコストがかかりすぎて配備しきれなかったでしょうし、Zプラスもいい結果を出していたこともあって「Zガンダム」自体ははこののち消えていく運命になります。

さて「IVOLVE」といえばZZも違うヴァージョンが出てきます。

MSZ-010S

ZZ-GR(イボルブ../10版)[ZZ GUNDAM...

ZZ-GR(イボルブ../10版)[ZZ GUNDAM[ZZ-GR]]

本作ではコクピットが全天周囲モニターとリニアシートとなっていた。
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
REAR VIEW

REAR VIEW

ZZ-GRの文字がはっきりとタンクにペイントされています。
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
第一次ネオ・ジオン抗争終結後、回収されたΖΖダブルゼータガンダムの失われていたコア・ベースに代わり、新たに用意されたBパーツをドッキングさせたもの。ジュドーが木星圏にて使用した。『ガンダムファクトファイル』の当該項目によると、装甲形状の違いは戦後の改修によるものとされている。
via ja.wikipedia.org/
亡命希望の黒いキュベレイを追ってきたネオ・ジオン残党軍と交戦となり、途中、推進剤を使い切ってしまい母艦である「ジュピトリスⅡ」に戻れなくなってしまいます。そこにグッドタイミングでリィナからのバースデイ・コンテナが近づいてきて中身の強化型パーツに換装、ドーベンウルフ隊を力技で撃退します。下に換装後の機体も画像を載せます。

MSZ-010S

ZZガンダム強化型(イボルブ../10版)[ZZ GU...

ZZガンダム強化型(イボルブ../10版)[ZZ GUNDAM UP DATE TYPE]

via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
REAR VIEW

REAR VIEW

via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
そりゃあもう強い強い!ビームサーベルなぞはどこまでのびるんだろう?ていうくらい強力だし、ハイ・メガ・キャノンはMSくらいじゃ一撃で消滅させちゃいますから!やっぱりZZは最強のMSですね。お話しになりません。

そして時は過ぎ第2次ネオ・ジオン抗争も終わり、いよいよUC0096を迎える。

この時期には、すでにZガンダム本体は姿を消し、ZZガンダムも現れません。コストの高い機体はやはり配備運用することには無理があったのでしょう。かといってZ系の機体がなくなったわけではなく後継機種がしっかりと部隊配備されています。そしてサイコフレームの実用化からニュータイプ専用のワンオフモデルが登場してきます。アムロ・レイはアクシズ・ショックの後、戦闘中行方不明(戦死扱い)ですし、シャアも同じ様なものです。しかしネオ・ジオンは軍としては規模が小さくなっていたとはいえ反抗を続けていますし、シャアの再来と言われるフル・フロンタルがその優れた手腕でたとえテロリストとして規定されようが、一つの勢力として存在感を見せていました。

この時期のZ系の機種

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yakushakowai | 28,876 view

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