Blowin in the Wind Concert For Bangladesh
後年、ライヴエイドを企画したボブ・ゲルドフがジョージ・ハリスンに真っ先に相談したというのは有名な話です。
エリック・クラプトンはジョージ・ハリスンのバックに徹し、そのジョージ・ハリスンはボブ・ディランのバックにまわる。よくあるフェスティバルとは違い、ジョージ・ハリスンは各個人のライブの寄せ集めではなく、全員でひとつといったコンサートにしたかったのでしょうね。
今やロック・ミュージシャンはチャリティ・コンサートに欠かせないが、このコンサートが先鞭をつけたといっても過言ではないと思う。
ジョージのミュージシャンの枠を超えたメッセージ色の強い活動は、多くのミュージシャンに影響を与えたことだろう。
歴史に残るライブ・コンサート!
世界的に話題となりアメリカの「ビルボード」誌のアルバム・チャートでは、計6週最高位第2位となり、1972年度の年間ランキングでも第16位と商業的にも大成功しました。
同じくアメリカの「キャッシュボックス」誌でも、8週連続最高位2位、1972年度の年間ランキング第7位となっています。
1. ジョージ・ハリスン/ラヴィ・シャンカール・イントロダクション
2. ワー・ワー(ジョージ・ハリスン)
3. マイ・スウィート・ロード(ジョージ・ハリスン)
4. アウェイティング・オン・ユー・オール(ジョージ・ハリスン)
5. ザッツ・ザ・ウェイ・ガッド・プランド・イット(ビリー・プレストン)
6. 明日への願い(リンゴ・スター)
7. ビウェア・オブ・ダークネス(ジョージ・ハリスン,レオン・ラッセル,ジム・ホーン)
8. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス(ジョージ・ハリスン,エリック・クラプトン)
ディスク:2
1. メドレー:ジャンピン・ジャック・フラッシュ~ヤングブラッド(レオン・ラッセル,カール・レイドル,ドン・プレストン,レオン・ラッセル)
2. ヒア・カムズ・ザ・サン(ジョージ・ハリスン,ピート・ハム)
3. はげしい雨が降る(ボブ・ディラン,レオン・ラッセル,ジョージ・ハリスン,リンゴ・スター)
4. 悲しみは果てしなく(ボブ・ディラン,レオン・ラッセル,ジョージ・ハリスン,リンゴ・スター)
5. 風に吹かれて(ボブ・ディラン,レオン・ラッセル,ジョージ・ハリスン,リンゴ・スター)
6. ミスター・タンブリン・マン(ボブ・ディラン,レオン・ラッセル,ジョージ・ハリスン,リンゴ・スター)
7. 女の如く(ボブ・ディラン,レオン・ラッセル,ジョージ・ハリスン,リンゴ・スター)
8. サムシング(ジョージ・ハリスン)
9. バングラ・ディシュ(ジョージ・ハリスン,ジム・ホーン)