ガンダムTR-6[フライルーⅡ]格闘形態[GUNDAM TR-6 [HURAIROOⅡ]]FIGHTING MODE
この機体の拡張性も今までのTRシリーズと同じく、かなり高い物だったようです。フルドドⅡを2機搭載して、「ラー」と呼ばれる形態になります。クインリィやサイコ・ガンダムIIのコアMS形態で『A.O.Z Re-boot』ではフライルーII・ラー、もしくはフライルーII・ラーIIと紹介されていました。
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
ウーンドウォートの腕部・脚部は折りたたまれて胸部ユニットとなっており(コンポジット・シールド・ブースターの保持はシールド側の蛇腹アームによって肩部に接続)、射撃に特化した形態といえる。アドバンスド・フライルー・フルアーマー形態に相当する形態が存在するかは不明だが、パーツ構成の近いウーンドウォート・拠点防衛形態ではフルドドIIを2機装備している。
これが「ガンダム」と言われても判る人はほとんどいないんじゃないでしょうか?そもそもジオン軍の人間にとって、「ガンダム」とは敵の象徴であり、「白い悪魔」と呼ばれた憎悪の対象としては最たるものだったはずです。それが成り行きとはいえ、自分たちが使用、運用するなど考えてもみなかったでしょう。それでも「ガンダム・インレ」の完成を心待ちにし、TRシリーズの完成度を高めていくというのは何という皮肉でしょうか?
RX-124
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
胴体ユニットと化したウーンドウォートにギャプランタイプの腕部ユニットとヘイズルタイプの脚部ユニットを接続した形態。フェダーインライフルを装備。
ガンダムやジムに近い特性を持つとされ、名に反して対応するMSはギャプランではなくバーザムである。
見た目、扱いやすそうな機体ですね。デザインのバランスがいいと言うか、携行している武装もサブアームで保持してはいるものの、無理のない可動範囲がとれていそうで安心できる機体なんじゃないでしょうか?それにしても見た目はやはりギャプランに近いですね。
RX-124
ガンダムTR-6[クィンリィ][GUNDAM TR-6[QUEENLY]]
ウーンドウォートの高性能火器管制により、複数の火器を制御し、多数標的への同時攻撃を目的とする拠点防衛形態。
背部スラスターユニット上にマウントされるウェポンカーゴが、あたかも王冠のように見えることから「クインリィ形態」と呼ばれる(設定画稿の記述に[女王形態]との記述あり)。
背部スラスターユニット上にマウントされるウェポンカーゴが、あたかも王冠のように見えることから「クインリィ形態」と呼ばれる(設定画稿の記述に[女王形態]との記述あり)。
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
ウーンドウォート・ラーに背部強化パーツ(アドバンスド・フライルーの背部強化パーツと同じ)を装着、頭部も強化パーツ内に格納されているものに換装(パーツ上部のメガ粒子砲が使用しやすいタイプ)、大腿部のフルドドIIに増加スラスターユニットを装備、腕部を折り畳んで胴体ユニット化し、内側のマルチ・アーム・ユニットでビームキャノン2基、後部のサブアームでウィンチキャノン2基を保持した状態で、さらに2機のアドバンスド・キハールIIのMA形態と合体した形態。アドバンスド・キハールIIが装備していたコンポジット・シールド・ブースター2基の蛇腹状のアームを展開して装備。
最初は「TR-6 デンドロビウムⅡ」の名称も考えられていたそうです。それほどの火器を搭載しているということなのでしょう。「インレ」の出動はコスト・政治的配慮も考慮しなくてはいけないため、その下位機種にあたるこの機体が「インレ」の代わりに出撃することが多かったようです。そして「レジオン建国戦争」を勝利に導く原動力となりました。
RX-124
ガンダムTR-6[クィンリィ]フルアーマー形態[GUNDAM TR-6[QUEENLY]]FULL-ARMER
クインリィ(マルチ・アーム・ユニット及びウィンチキャノンは装備しない)にサイコガンダム又はサイコガンダムMk-IIの両腕と両足を接続(腕はフルドドIIとアドバンスド・キハールIIMA形態の間に、足は折りたたんで接続ユニット化したウーンドウォートの足に)した形態。
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
拠点防衛形態とギガンティック形態を融合させたものといえる。機体後部に球状のダイダロス・ユニットを装備することで、飛行が可能となる。発展プランとして、ウェポンカーゴにプロトタイプサイコガンダム の巨大なサイコミュバックパックを搭載することで、TR-6を完全にサイコガンダム化してしまうプランが存在する。
TR-6の柔軟な互換性を示すためのシンボル的な形態であると同時に、機動兵器としての最上クラスの性能を有する。
地球圏にまだいた(スイートウォーター)シャアに技術協力を頼む事が出来れば「サイコフレーム」を使った最強の「サイコガンダム」が登場していたことでしょう。もっともシャアが「レジオン」などという国を認めるわけもなかっただろうし、ジオン公国ザビ家の末裔を名乗るジオンの亡霊と協力関係をむすぶこともあり得なかったでしょう。それにしても「インレ」は全長100mをこすような戦略兵器であり、これは別としてもグリプス戦役最終局面から以降、最強をうたったこの機体がもし第2次ネオジオン抗争に現れることがあったとしたら、結果はどうなっていたんでしょうね?
RX-124
ガンダムTR-6[ウーンドウォート]ギガンティック形態[GUNDAM TR-6[WONDWART]GIGANTIC MODE]
敵大型機動兵器への対抗策として開発された大型形態。ギガンティック形態と呼ばれていたが、『Re-boot』でサイコ・ガンダムIIという名称で再設定されデザインもリファインされた。
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
ウーンドウォート・ラーにギガンティック・アーム・ユニット及びギガンティック・レッグ・ユニット(サイコガンダムもしくはサイコガンダムMk-IIの両手足)を接続しており、ラッチ増設型ブーストポッドを装備し、ウェポンカーゴ2基と増加スラスターユニット(アドバンスド・フライルーで使用されているものと同じ)をそれぞれ肩部・大腿部のフルドドIIに装着。腕はフルドドII、足は折りたたんで接続ユニット化したウーンドウォートの足)し、肩部フルドドIIの後部に接続されたマルチ・アーム・ユニットでウィンチキャノン2基(ヘイズル・アウスラで使用したもの)を保持した形態。コンポジット・シールド・ブースター1基を装備。
あの巨大MA「サイコガンダム」の手足を付けた状態でこのバランスのデザインということは「サイコガンダム」のMS形態とほぼ同じ大きさということですね。『Re-boot』でサイコ・ガンダムIIという名称を使い再設定したわけもうなずけます。名称から当然「サイコミュ・システム」を搭載しているでしょうし、これを敵には回したくないですね。