Nat King Cole - Smile(1954)
Nat King Cole - Route 66(1956)
トゥループはジャズ・ピアニストで小粋な弾き語りも得意とし、ソングライターとして、また著名な女性ジャズ歌手ジュリー・ロンドンの夫としても知られる。この曲は代表作で、愛車でのドライブ中に思い付き、同乗していた友人と早速合唱してみて、いたく気に入ったことから世に出たという。
タイトルとなっている「ルート66」は、イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカ(ロサンゼルス郊外)を結ぶ国道66号線のことである。歌詞はこの道を走っての旅へ誘う内容で、途中には沿線各地の地名が登場する。シンプルなリフを基調とする平易で親しみやすい曲調と、観光案内的で軽快かつコミカルな歌詞とが相まって広く好まれ、1956年ナット・キング・コールの歌唱によるヒット以来、半世紀以上に渡って歌い継がれている。
The Nat King Cole Trio - It's Only a Paper Moon(1956)
Nat King Cole sings "When I Fall in Love"(1956)
Nat King Cole - Stardust(1957)
これまでに、ルイ・アームストロング、グレン・ミラー、フランク・シナトラ、ビリー・ホリディなど、数多くのアーティストによってカバーされている。ジャズのスタンダード・ナンバーとしても知られる。
中でも、ナット・キング・コールによるカバーは今日におけるスタンダードの一つとなっている。
Nat King Cole - L-O-V-E (Japanese)(1964)
同曲が収録されたアルバム「L-O-V-E」は、1965年2月に肺ガンで亡くなる直前にリリースされた。
好きなタバコがあだとなったのか??
だが、彼の信心とは裏腹に肺を蝕んでいたに違いない。そしてついには歌手としてまだ絶頂時の1965年2月15日、サンタモニカの病院で肺ガンにより逝去。この時、娘のナタリー・コール(後に歌手となる)はまだ6歳前後だったという。
タバコは百害あって一利なしですよ!!
1954年にジョン・ターナーとジェフリー・パーソンズが歌詞とタイトルを加えた。歌詞では、歌手が聴衆に対して笑っている限りは明るい明日が常にあると元気付けている。「スマイル」はチャップリンの映画で使用されて以来、スタンダードとなった。この歌は最初、ナット・キング・コールによって歌われ、1954年にチャートに入った。