スポ根漫画「サインはV」VS「アタックNo.1」どこが違ってどっちが好き?ドラマ版キャストの現在も!
2021年3月27日 更新

スポ根漫画「サインはV」VS「アタックNo.1」どこが違ってどっちが好き?ドラマ版キャストの現在も!

1964年の東京オリンピックで女子バレーが活躍。「東洋の魔女」と呼ばれ日本にバレーボールブームを巻き起こしました。「東洋の魔女」の事はよく覚えていなくても、2大バレーボール漫画(スポ根漫画)として「サインはV」と「アタックNo.1」が心の片隅に残っていませんか。ほぼ発表が同時期だった「サインはV」と「アタックNo.1」どちらが好きでしたか?そしてドラマ版で凄い魔球を披露していたキャストの現在についても気になっています。

3,115 view
竜巻おとし
 (2265642)

バランスを崩しながら打ったスパイクが、相手コートにあり得ない軌道を描いて突き刺さった。
言うなれば偶然の奇跡で出来た必殺技で、ボールの軌道が「竜巻」の様だったことから名付けられた。

後に、ジャンプしない方が安定することがわかり主にサーブの技として使われた。
電光スパイク
 (2265652)

早川みどりとの連携技。
みどりがアタックするとみせかけて、サイドや後ろから飛び上がったこずえが放つ強烈なスパイク。
最終的に3人での「電光スパイク」にまで進化するのですが、スピードが速い分レシーブされると簡単にボールが上がり破られてしまいます。
他にも・・・

鮎原こずえ&早川みどり&大沼みゆきのダブルアタック
鮎原こずえ&大沼みゆきの変化球スパイク(回転スパイク)
主に早川みどりの必殺技木の葉おとし

ライバルチームの・・・
殺人スパイク(ボルチンスカヤ)
十字トス(シェレーニナ)
三位一体(八木沢三姉妹)

アニメ版「アタックNo.1」

【公式】アタックNo.1 第1話「富士見学園の新星」”ATTACKER NO.1” EP01(1969)

放送時期:1969年12月7日 - 1971年11月28日
放送時間:日曜日19時00分~19時30分
放送回数: 全104話
放送:フジテレビ系列
登場人物(声の出演)

鮎原こずえ:小鳩くるみ
早川みどり:坂井すみ江
本郷俊介:仲村秀生
大沼みゆき: 栗葉子
中沢:沢田和子
真木村京子: 増山江威子
柏木敬子:武藤礼子
松山由利子:高橋和枝
猪野熊大吾:中曽根雅夫→村瀬正彦
アニメ版では、原作で目立たなかったキャラが活躍。

最高視聴率27.1%(1971年1月10日放送)をマークし主題歌のレコードは70万枚を売り上げました。
主題歌の中のフレーズ「だけど涙がでちゃう 女の子だもん」が流行しました。


日本での放送が終了すると、日本国外でも放映されイタリアのトップ選手「フランチェスカ・ピッチニーニ」がバレーボールを始めるきっかけになったそうです。
又、フジテレビがバレーボール中継に力を入れるキッカケにもなっています。

2年近くかけて104話も放送されていたんですね。
アニメ版は、総集編として映画版が1970年から1971年の「東宝チャンピオンまつり」で上映されています。

第1作:「アタックNo.1」(1970年3月21日公開)
第2作:「アタックNo.1 涙の回転レシーブ」(1970年8月1日公開)
第3作:「アタックNo.1 涙の世界選手権」(1970年12月19日公開)
第4作:「アタックNo.1 涙の不死鳥」(1971年3月17日公開)

テレビ版「アタックNo.1」

上戸彩 アタックNO 1

放送時期: 2005年4月14日 - 6月23日
放送時間:木曜日21:00 - 21:54
放送回数: 11回
放送:テレビ朝日系列
登場人物

鮎原こずえ:上戸彩
早川みどり:酒井彩名
石松真理:森田彩華
八木沢香:宮地真緒
吉村さとみ:加藤夏希
三条美智留:遠野凪子
猪野熊大吾:船越英一郎
一ノ瀬努:松尾敏伸
本郷俊介:中村俊介
一ノ瀬新平:竜雷太
柴田広之:池田正典
馬場千登勢:高橋亜里沙
八木沢美樹:大林素子
「アタックNo.1」は、アニメ版が「サインはV」のドラマ版とほぼ同時期に放送され、2005年にドラマ化されました。

最高視聴率は初回の15.7%でアニメ版のような数字は出せませんでしたが、テレビを取り巻く時代の流れがありますし、ちょっと「今さら感」もあったのかなとも思います。

でも、”上戸彩”さん可愛かったですよね!
エンディングテーマ「夢のチカラ」を歌われていました。

Ueto Aya - Yume No Chikara [Eng sub]

バレーボールの人気を支えた「サインはV」と「アタックNo1」

「サインはV」「アタックNo1」共にリアルタイムで観ておられない方も多いかもしれませんね。なんせ1960年~70年代ですから(笑)

日本でバレーボールが人気になり始め、バレーボール人気を後押しした元祖スポ根漫画 今では考えられない古くさいスポ根が妙に懐かしく感じられます。

最後までおつき合い頂き、ありがとうございました。
60 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

バレーボール日本代表で大物揃いだったメグカナ世代とは?

バレーボール日本代表で大物揃いだったメグカナ世代とは?

2003年のバレーボールワールドカップに出場し、新時代の大砲というキャッチフレーズでパワフルカナと呼ばれた大山加奈さんと、プリンセスメグというニックネームでアイドル的人気を誇った栗原恵さん。10代の2人が日本代表を引っ張り日本中を沸かせましたよね。同い年の2人が生まれた学年は他にも大型選手が多くいてメグカナ世代と呼ばれていました。今回はバレーボール女子のメグカナ世代の選手についてご紹介します。
そうすけ | 760 view
女子バレーボール界に旋風を起こした斎藤真由美の壮絶な半生と現在

女子バレーボール界に旋風を起こした斎藤真由美の壮絶な半生と現在

1980年代後半の女子バレーボール界に彗星のごとく現れた斎藤真由美さん。当時10代という若さとアイドルのように可愛いルックスから繰り出す強烈なスパイク。当時のバレーボール人気を高める一因となりました。そんな斎藤真由美さんですが、トラックと衝突するという大事故で大けがを負ってしまいましたが、不屈の精神力で奇跡の復活を果たしています。今回はそんな斎藤真由美さんの半生と現在についてご紹介します。
そうすけ | 1,692 view
「元全日本女子バレーボール」クール&ビューティー『杉山祥子』の現在をチェック!!

「元全日本女子バレーボール」クール&ビューティー『杉山祥子』の現在をチェック!!

元全日本女子バレーボール選手でスピードを生かした攻撃、読みの良い安定したブロックが持ち味のクール&ビューティーこと杉山祥子さんの夫や子供・現在等をまとめてみました。
ギャング | 4,678 view
TV視聴率で未だに記録が破られてない’64東京オリンピック女子バレーボール試合は伝説中の伝説だ!!

TV視聴率で未だに記録が破られてない’64東京オリンピック女子バレーボール試合は伝説中の伝説だ!!

’64東京オリンピックをテレビも含めて、その時に自分の目で見た世代の人々に、何が印象に残っているかと尋ねれば、一つは柔道無差別級でオランダのヘーシンクが圧倒的な力で日本の神永を寝技でねじ伏せ、一本勝ちを収めたことと、もう一つは当時、女子バレーボール界で絶対的な強さを誇ったソ連チームを撃破し金メダルを奪取した「東洋の魔女」こと日本女子バレーボールチームのことであろう。今回は’64東京オリンピックの日本女子バレーボールについてスポットライトをあてることにしよう!!
郷ひろみ、アイドルからの旅立ち

郷ひろみ、アイドルからの旅立ち

1972年に颯爽とデビューし、瞬く間に全国の女の子たちのハートを鷲掴みにしてスーパーアイドルとなった郷ひろみ がアイドルから脱皮し自分の道を歩き始めるまでを追ってみました。 それにしても今でもカッコイイ郷ひろみ ですが、アイドル時代はなんともカワイイですよ。
obladioblada | 326 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト