山崎敬子
「山崎敬子」に関する記事一覧です。
ベルバラ人気で有名な宝塚歌劇団ですが、日本民俗舞踊のショーをしていた時期があったんです。
4月17日、宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)で106期生となる新入生たちの入学式がありました。日本で初めてレヴューを上演した宝塚歌劇団は1970年代にベルバラブームを巻き起こし、今日も高い人気を誇ります。今回はそんな宝塚歌劇団の民俗芸能なコネタを。
山崎敬子 | 510 view
「女性が土俵で相撲をしてきた」ことについて、女相撲の歴史と現存する祭礼をご紹介。
最近、相撲の土俵に女性が入っていいのか・否かという議論がメディアで盛んに取り上げられました。土俵は女人禁制・・・というしきたりが女性蔑視に該当するのかどうか、ここでは敢えてその議論ではなく民俗コネタ目線で、土俵に女性が上がる話とずれますが、「女性が土俵で相撲をしてきた」ことについて。
山崎敬子 | 2,039 view
「S&B」でお馴染みのヱスビー食品、ロビー正面にはなぜか鬼の神社が?
卓上の塩コショウといえばエスビー食品株式会社。「S&B」のロゴで有名なエスビーさん、個人的にはS&B「スパイス(spice)&ハーブ(herb)」のアルファベットの選び方が好きです。「S」piceとher「B」でS&B。S&Hじゃないのね…と。さてそのエスビー食品のロビーの正面に鬼神社があるのをご存じでしょうか。なぜここ鬼神社が!?
山崎敬子 | 1,743 view
群馬県に初めて出来た銀行は横浜銀行、その理由とは?
高崎駅近くに横浜銀行高崎支店(群馬県高崎市連雀町8-1)があります。群馬県には高崎の他に前橋市と桐生市にも横浜銀行支店がありますが、「高崎に横浜銀行がある」というのがキモ。近代日本を支えた高崎~横浜コネタをご紹介します。
山崎敬子 | 3,950 view
各地に存在する蛇をモチーフに使う祭礼、なかでも世界一にもなった長い蛇を使った祭礼が新潟にあります。
春になりました。そろそろ路上に色々な生物が姿を現します。冬眠から目覚めた生物たちが。例えば、蛇。そういえばこのコラム連載の第1回で、地名と蛇について取り上げました。今回は、目線を変えて・・・同じ理由だけども知名ではなく祭礼で表現された蛇についてご紹介します。
山崎敬子 | 754 view
合格祈願といえば天神!菅原道真を慕った梅と松と桜の顛末。
受験結果が出てくるこの頃。受験の合否を桜で表現しますが、合格祈願でお馴染みの天満宮や天神は梅がトレードマークです。なぜ梅なのか?今回はそのお話を。
山崎敬子 | 1,704 view
京都から山形に北前船で伝わった雛文化、デザインが独自すぎる山形県鶴岡市の「ひな菓子」について。
3月といえば桃の節句。雛祭り。今回はそんな雛祭りのグルメについて。個人的にオススメな、伝統も歴史もあり、かつデザインが独自すぎて素敵なお菓子をご紹介したいと思います。それは、山形県鶴岡市の「ひな菓子」です。
山崎敬子 | 820 view
世界最古の会社と世界最古の旅館が日本にあるの、ご存知ですか?
世間は第23回オリンピック冬季競技大会(平昌オリンピック)の話題で盛り上がり中なこの頃ですが、競技以外での世界一と言えば「ギネス世界記録」。今回はそんな世界一についてのコネタ、日本文化での世界一をご紹介できたら思います。
山崎敬子 | 898 view
社会的な自立を意味する「一本立ち」の由来と線香時計の関係、ご存知ですか?
1月8日に開催された成人式で、振袖販売やレンタルを手掛ける業者「はれのひ」(横浜市)が当日に連絡が付かなくなるという前代未聞の事態が起こりました。改めて強く意識された「成人」について、法律的な話ではなく「自立する」という目線で民俗コネタをご紹介できたらと思います。社会的に自立することを「一本立ち」と言いまして、現代でも時々使われる言い回しです。
山崎敬子 | 12,548 view
日本全国、節分には鬼退治!だけど沖縄の鬼は女性が餅で退治するんですよ。
世間を見渡すと「恵方巻き」と「節分」の文字が躍っております。寿司を食べるか豆を食べるか・・・いずれにせよ2月最初のイベントとして「節分」は日本人にとってスタンダードな行事のひとつかと思います。ところで日本全国、節分には鬼退治!だけど沖縄の鬼は女性が餅で退治するんですよ。
山崎敬子 | 2,867 view
どうしてこうなった!?一度見たら忘れられない「鳥刺し踊り」!!
ミドルエッジ世代にはおなじみのアイス「パナップ」ですが、あのCMで流れる”パパパパ~♪”はオペラ『魔笛』の中の「鳥刺しパパゲーノの歌」です。今回はこの鳥刺しにまつわる伝統芸能「鳥刺し踊り」について。一度見たら忘れることが出来ません♪
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「押忍」のルーツは拓殖大学にアリ!そのルーツに迫ります。
2018年になりました。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。年始め、第一発目のコラムは挨拶について。空手家にとどまらず幅広く皆様に愛される「押忍!」のルーツについて昨年、その疑問を解決してくれる本に出会いました。
山崎敬子 | 5,882 view
蕎麦だけじゃない年越し料理、 地域で伝わる独自の年越し風習。
父母揃って讃岐(香川)生まれ・育ちの下で生まれ育った私にとって、年越しの食事といえば「ウドン(讃岐うどん)」でした。風習として代々受け継がれてきたわけではなく、単にウドン(乾麺)が家に余りあるほどあったため、お蕎麦を買うよりウドンを食べていました。我が家ではお蕎麦は遠い存在でした…。
山崎敬子 | 1,459 view
南方熊楠の深い知識とマンボウの落書き。
12月19日から国立科学博物館で始まった「南方熊楠生誕150周年記念企画展南方熊楠-100年早かった智の人-」。
南方熊楠(みなかたくまぐす1867年(慶応3年)~1941年(昭和16年))は自分の勉強領域の偉人です。
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「祟り」は予測不可能な天災や疫病を現世に恨みを残して死んだ霊の仕業と捉える、日本的な霊魂への信仰。
江戸を代表する神社の1つである富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)、通称「深川八幡宮」で、とても悲しい事件がおこりました。そのニュースの中で、「祟る」というキーワードが出ていたので、これについて少し書かせていただきます。事件とは別のものとして読んでくださいませ。
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軍隊から生まれた!?懐かしの和菓子「玉羊羹(ようかん)」。
自衛隊音楽まつりで目にした懐かしの和菓子「玉羊羹(ようかん)」。直径35㎜程の丸ゴム風船の中に羊羹がキュムっと入っている、ご存知玉羊羹。じつは自衛隊で売られてしかるべき歴史を持つオカシだったりします。
山崎敬子 | 4,027 view
「初心忘るべからず」オリンピックとレスリング。
社会人になると、ミスなどした時など時々「初心忘るべからず」とか諭されたり、諭したりすることがあったりします。もとは能楽に出てくる言葉ですが、能楽に限らず万事に通じる事だから現代社会でも使われるフレーズなのかな?と思うこの頃、東京オリンピックが見えてきた今だからこそ思い出す事例があります。
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ルーツは諸葛亮孔明?饅頭の起源について。
温泉が恋しい季節になってまいりました。温泉宿に行くと、お部屋に入ると、机の上にお茶とご当地お茶菓子がそっと用意されてあったりして、日本らしい「おもてなし」にホッコリしたりする、そんな季節が。温泉といえば温泉饅頭(まんじゅう)!と、饅頭が頭に浮かんだので、今回は饅頭のコネタを。
山崎敬子 | 1,124 view
おみくじの種類はいくつかご存知ですか?代表的な7種以外のおみくじをご紹介!
皆様が想像するおみくじは、おそらく7種類バージョン【大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶・大凶】が一般的なのかな?と思います。吉・中吉・小吉あたりの順番は神社によって異なると思いますが、とりあえずこの7つが現代では最も一般的なのではないでしょうか?
山崎敬子 | 22,383 view
まるでハレー彗星?日本に存在する「72年に1回」開催される祭礼とは。
私が各地の祭礼を現地に見に行きだしてから、気が付けば20年ほど・・・思えば結構な年数です。今回はその中でも、「もう次は絶対見れない。その時には私は死んでいる、多分」的な礼を紹介いたします。
山崎敬子 | 1,133 view
語源は「附子」?「民俗コネタとして「ブス」を取り上げてみます。
インターネットテレビ局AbemaTV (アベマTV)のバラエティ番組「おぎやはぎの『ブス』テレビ」をご存知でしょうか?番組案内によると「ブス」が「ブス」のことを考え、明日の「ブス」のために語り合う番組とのこと。ここでは民俗コネタとして「ブス」を取り上げてみましょう。
山崎敬子 | 1,073 view
日本人だけ特別!?おにぎり、お寿司、佃煮など私たちの胃袋を癒してくれる「海苔」。
食欲の秋がやってまいりましたので、今回は食べ物コネタをば。日本人にとって最も身近な食材のひとつ・・・海苔!おにぎり、お寿司、佃煮など私たちの胃袋を癒してくれる存在です。
山崎敬子 | 1,741 view
ことわざ「鬼がでるか蛇がでるか」なぜ蛇は鬼と同格になったの??
「これからどんな恐ろしいことが起きるか予測ができないこと」を、ことわざで「鬼がでるか蛇がでるか」と言います。鬼も蛇も不気味で恐ろしい存在ということで、このことわざが生まれたそうです。が!古代日本では蛇は不気味な存在ではない。どうして鬼と同格になったのか。
山崎敬子 | 2,299 view
「重陽の節句」9月9日は「男色の日」でもある!?
現代社会ではあまり馴染みがない9月9日の節句は「重陽の節句」。その一方で別の記念日として「男色(だんしょく・なんしょく)の日」でもあるということ、ご存知でしたか?
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給食でお馴染みだった「冷凍ミカン」は小田原駅が発祥、そして大洋漁業との関係。
小中高生の夏休みが終わりました。そんな学生たちの姿を東海道線で見て、ふとコネタを思い出しました。ミドルエッジ世代の給食シーンではお馴染みだったであろう「冷凍ミカン」。新幹線などでも売られていて、その場合は網に入っていることが多かった記憶があります。
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「古事記」と「映画」と「活弁」の意外な繋がり☆
自分が勉強のご縁をいただいた「民俗学」。学問自体は近世に入ってから確立されたものですが、もともと江戸時代に日本のことを学ぶ一派がありました、『国学』です。国学といえば『本居宣長』、日本神話『古事記』の研究で知られています。この本居宣長の末裔が、日本文化の新たな扉を開いた一人でもあります。どの扉かというと、それは…映画。誰かというと、それは…小津安二郎(1903~1963)!
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桃太郎伝説からナマハゲまで、日本の様々な鬼のなかでも「ヘンテコな鬼」!?
鬼といえば、たとえば桃太郎伝説、大江山伝説(酒呑童子)、紅葉狩りといった「退治される鬼」として有名な伝説がある一方で、秋田県のナマハゲや鹿児島県のトシドンなど「来訪する神」としての存在もあります。真面目に考え出すと一晩で済まない存在ですが、面白い鬼も多いので今回はそれをいくつか紹介させていただきます。
山崎敬子 | 1,331 view
野球にサッカー、バレーボール…球技の神様は京都にいらっしゃるのをご存知ですか?
侍や武士、柔術、柔道、剣道・・・など色々のキーワードから武道の神様は結構認知されていると思われますが、こちらはご存知でしょうか?それは・・・球技の神様!はい、京都にいらっしゃいます。今回はこちらをば。日本に古くから存在する球技というと何か。それは…「蹴鞠」!
山崎敬子 | 654 view
「腹の虫がおさまらない」「腹の虫の居所がわるい」…虫で病気を表現した日本のお話について。
夏真っ只中。暑いですね。クワガタやカブトムシを取りに、夜中や夜明けに林に行った子供時代が懐かしいです。そして、夏といえば…食べ物がどうしても傷みやすくなり、お腹がやられたりします。今回は「夏といえば昆虫だなあ」と思いながら、虫で病気を表現した日本のお話についてです。
山崎敬子 | 1,533 view
「ヘタレって何処?」その土地にはヘタレどころか熱い戦いの歴史があるのです。
「ヘタレ」。一度は言ったり使ったりしたことがあるかと思いますが、実は地名にもこの読みがあります。しかも結構ヘタレていない歴史があるんです。
山崎敬子 | 1,346 view